\2023年、年末のごあいさつ/(ほいくるスタッフ一同)
2023年を振り返る、今回のスタッフトーク。
今年もいろいろなことがありましたが、個人的に印象に残っているのは…夏の“酷暑”。それぞれの季節や時期の子どもたちの過ごし方が、ちょっぴり変わりつつあるのでは、と、この一年を通して感じています。
みなさんにとっては、どんな一年でしたか。
ここからは、2023年に生まれたHoiClue記事を元に、この一年を振り返ってみたいと思います!
年末年始のお休みのお供に、お楽しみいただけたらうれしいです。
2023年にあたらしくスタートしたHoiClue連載企画
想像、創造の世界が広がる遊びとコラム(美術教育家 田中令さん)
なぞってあそぶ「なんのかたち?」〜せんから始まるかたちあそび〜
1回目のコラムで紹介した「見立て」に続き、今回はかたちあそび第2弾!
からだやモノのりんかくをなぞる、かたちあそびです。
3歳半くらいから、年長さんまで楽しめます!
ポイントとあわせてお届けする工作遊び(造形遊び実践家・絵本作家 矢生秀仁さん)
かみぶくろ劇場〜なりきるって楽しい!〜
持ち運び自在なので、どこでも遊んじゃおう♪
今回は、“なりきる”遊びの魅力と想像力のポイントも一緒にご紹介します。
コラム:造形あそびとこどもたち
「いいこと思いついた!」〜造形あそびとこどもたち Vol.1〜
それは、「いいこと思いついた」です。
自分のひらめきに心が躍り「あ!いいこと思いついたー!」
と喜びの声をあげる子もいれば、嬉しい気持ちがこぼれるようにぼそっと「いいこと思いついちゃった。」とつぶやく子もいます。
コラム:しぜんの国保育園 園長美和さんのわっしょい日記
しぜんの国保育園 園長美和さんのわっしょい日記(第一回)「ゆらゆら期の私たち」
先日、エントランスで1歳児クラスのお父さんが「絶賛ゆらゆら期っす」と話してくれた。笑顔で話してくれているものの心配だろうな、とも思いを寄せる。子どもの心、保育の心、親心、私はその三つの心をいつも、自分の中で多面的に見つめないといけないと思う。
「自分たちはいい保育をしているんだ」と、独りよがりにならないように。
『現場の子ども学』より、セミナーのようすとアンケート結果
子どもと大人。あなたの立ち位置は?〜柴田愛子さんへのみなさんの回答とせんせいゼミナール『現場の子ども学』のようす〜
寄せられた回答と、セミナーでの愛子さんのお話の一部をご紹介します。
2023年に掲載し、反響のあった“あそび”記事
ぷくぷく〜とたくさんの泡がでてくるシャボン玉〜ストローを使った手作りシャボン玉あそび〜
何種類かシャボン玉のアイテムがあると遊びも盛り上がるかも♪
今回は、子どもたちの身近な素材、ストローを細かく切って作れるシャボン玉キットづくりをご紹介します。
カラフル氷、セロファン入り!〜色の混ざり合いや変化が楽しい色水・感触遊び〜
氷が溶けながら変化したり、色が混ざり合ったりしていくようすなど…
想像したり、観察したり、発見するおもしろさが詰まった、色水遊びのような、感触遊びのような、わくわくする遊びです。
「園で子どもたちと楽しんでいる感触あそび」として、ほいくるサポーターさんから教えてもらった遊びを再現してみました!
きれいな色の泡づくり〜石鹸で楽しむ泡遊び〜
クレヨンや絵の具で色付けをする、泡遊びをご紹介します。
ひっこし鬼〜おにの掛け声で楽しむ、鬼ごっこ遊び〜
おにの掛け声で、さぁ逃げろー!捕まらずに引っ越しできるかな?
アレンジがいろいろとできるので、難易度を変えて楽しめそうです。
あそび探究室にてLabメンバーさんから教えてもらった、昔よく楽しんでいたという鬼ごっこ遊びをご紹介します。
つなげて通して作る世界〜ストロー工作〜
こどもたちが持っている「遊びと創造の力」を引き出す、ストローを使った工作をご紹介します。
ぷにぷに、ざらざら…どんな違いがあるかな?〜色々な粉で感触遊び〜
HoiClue Lab.あそび探究室メンバーの保育者さんから、色々な粉で感触遊びを楽しめると教えてもらいました。
パン粉・米粉・上新粉・白玉粉・コーングリッツ…どんな感触の違いがあるでしょう?
色々な素材の遊びを知ると、アレルギーを持つ子どもたちも一緒に楽しめそう…!
今回は、色々な粉を使った感触遊びをご紹介します。
牛乳パックでおうち型ランプを作ろう〜素材/牛乳パック〜
ハロウィンや、クリスマスの飾りにしても楽しいですね!
SDGsや、アップサイクルなどに関連した、資源を大切にするお話をした後に、作ってみるのもおすすめです。
使う素材は…「牛乳パック」です。
HoiClue Lab.“あそび探究室”メンバーさんとの活動や、子どもの姿を通して、たくさんのおもしろい遊びに出会うことができました。2024年も、みなさんといろんな遊びを共有し合っていけたらと思っています。
みなさんが子どもたちと楽しんでいる遊びアイデアも募集中!
「HoiClueに掲載しているあそび、子どもたちとこんな風に楽しんだよ!」というアレンジアイデアもぜひお寄せいただけたらうれしいです。
▶みんなの遊び、大募集!
つづきまして…
2023年に実施したアンケート(一部)
【アンケート結果】そもそも“不適切な保育”ってなんだろう…みんなはどう感じている?〜保育者さんアンケート〜
「保育所での保育士などによる子どもの関わりについて人権や人格の観点に照らし改善を要すると判断される行為」と定義されている手引きや厚生省の調査もありますが、子どもたちとの日々の一つ一つの関わりを考えるなかで、割り切れない思いや疑問を抱えている方も多いのでは、と思います。
もちろん、子どもへの暴力は許されることではありません。
一方で、「これは不適切な保育と捉えられるのだろうか…?」と萎縮してしまい、子どもに向けていた眼差しが外へと向いてしまわざるを得ない状況もまた、健全ではないように感じます。
今、みなさんがどのように感じているのか…
アンケートに寄せられたご意見や回答を、ご紹介します。
【アンケート結果】子どもにしわ寄せがいく保育にならないために必要なことってなんだろう?〜保育者さんアンケート〜
漠然と広がる靄のなかで、これからの保育について考え向き合っていくための手がかりの一つとして…
アンケートに寄せられた、子どもを大事にした保育を守っていくための、みなさんの率直なご意見や声をご紹介します。
\みんなの実践例/【お散歩に行きたいみんなと、どうしても行きたくない子】〜こんな時、どうする?みんなの相談ひろば〜
1回目の相談テーマ【お散歩に行きたいみんなと、どうしても行きたくない子】に寄せられた、みなさんの思いや考え、実践例をお届けします。
【アンケート結果】みんなの園の“食”にまつわるあれこれ〜保育者さんアンケート〜
食事がしやすくなったり、たのしくなったりするような、環境の工夫って、どんなことがあるだろう?
みんなの園で、子どもたちから人気のメニュー(給食でもおやつでも)があったら知りたいなぁ…。
ということで実施した、今回のアンケート。
保育者のみなさんから寄せられた回答をご紹介します!
いつもアンケートに協力してくださっているみなさん、ありがとうございます。
今年は、“不適切な保育”というモヤモヤしたテーマからスタートしました。
毎度のことながらアンケートの先に“答え”はないのですが、「みんなはどうしている?」「どう考える?」など、いろんな「?」について、さまざまな視点や考え方に触れる場として、引き続き実施していきたいと考えています。
▶アンケート一覧はこちら
今年取材に伺った園や場所
「保育の“焦点”を掴むことでこどもの姿が見えてくる」まちのこども園よよぎこうえん(東京都渋谷区)
園名の通り代々木公園内に位置する「まちのこども園よよぎこうえん」は、2017年に開園。54ヘクタールもある広大な公園を自分たちの園庭のように駆け回りながら、0歳〜6歳まで128名の子どもたちが生活をしています。
「まちのこども園よよぎこうえんの特徴は?」
「子どもたちと関わる上で大切にしていることってなに?」
代々木公園の自然をめいっぱいに感じられる気持ちの良い園舎を回りながら、園長を務める伊藤美沙子さんが丁寧にお話をしてくださいました。
「子どもが子どもらしく育つ場を」ー ゆうゆうのもり幼保園(神奈川県 横浜市)
ゆうゆうのもり幼保園の名称の由来は、「悠々自適」と「遊(ゆう/あそび)」。
その名の通り、子ども一人ひとりのペースで遊びをたっぷりと楽しめる環境が、そこにはありました。
「風にのる、森にくらす」ー 風の丘めぐみ保育園(東京都世田谷区)
▶園へのインタビュー記事一覧はこちら
今年インタビューや対談をさせていただいた方々(一部)
臨床保育の専門家・野本先生の考える、保育の「子ども支援」と「子ども理解」。
一人ひとりの子どもたちに幸せな子ども時代を過ごしてほしい、園生活の中でも一人ひとりがその子らしく過ごしてほしいと願うならば、私たちにできることは、読者のみなさんと一緒に考えたり、子どもたちに思いを馳せる時間をつくること。そう考え、今回臨床保育の専門家である野本茂夫先生にお話をお伺いすることにしました。
「いかに子どもの声や姿に気付けるかで、あそび歌の楽しさは変わる」保育シンガーソングライター荒巻シャケさんの考える、あそび歌の在り方。
今回は、特にその中で「あそび歌」に力を入れ、その場で子どもたちと共に歌を創りだし、豊かな時間を紡ぎ出している保育シンガーソングライターの荒巻シャケさんにお話を伺いました。
どうしたら子どもとの歌の時間がより豊かで楽しいものになる?子どもと歌う時にどんなことに気をつけるといいだろう?・・・シャケさんのお話の中にヒントがたくさん隠されていました。
「子どもたちにとって一番大切なことってなんだろう?」柴田愛子さん×子どものこころ専門医 山口有紗さん〈前編〉
第五回目のおしゃべりのお相手は、小児科専門医で子どものこころ専門医でもある山口有紗さん。今回は、ライターの三輪から「ぜひ、愛子さんにお繋ぎしたい!」と提案をさせてもらい、山口さんとの対談が決まりました。
その他の企画インタビューも予定していますので、こちらもおたのしみに!
▶インタビュー記事一覧はこちら
***
ということで、さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。
来年のHoiClueもまた、いろいろなチャレンジを楽しんでいきたいと思っています。乞うご期待…!
今年も一年、お世話になりました。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください☆彡
ほいくるスタッフ一同より