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【アンケート結果】そもそも“不適切な保育”ってなんだろう…みんなはどう感じている?〜保育者さんアンケート〜

雨宮みなみ
掲載日:2023/02/07
【アンケート結果】そもそも“不適切な保育”ってなんだろう…みんなはどう感じている?〜保育者さんアンケート〜
連日のようにニュースなどを通して目にする“不適切な保育”という言葉。

「保育所での保育士などによる子どもの関わりについて人権や人格の観点に照らし改善を要すると判断される行為」と定義されている手引きや厚生省の調査もありますが、子どもたちとの日々の一つ一つの関わりを考えるなかで、割り切れない思いや疑問を抱えている方も多いのでは、と思います。

もちろん、子どもへの暴力は許されることではありません。
一方で、「これは不適切な保育と捉えられるのだろうか…?」と萎縮してしまい、子どもに向けていた眼差しが外へと向いてしまわざるを得ない状況もまた、健全ではないように感じます。

今、みなさんがどのように感じているのか…
アンケートに寄せられたご意見や回答を、ご紹介します。


※できるだけ広く回答を紹介させていただくにあたり、長文の回答に関しては一部抜粋してご紹介させていただいているものもあります。

【保育者さんアンケート】
そもそも“不適切な保育”ってなんだろう…みんなはどう感じている?

実施期間:2023年1月17日〜1月23日
回答数:334件

このアンケートの目次

1)“不適切な保育”とされる報道が出てから、園の保育方針や保育環境に何か変化はありましたか?

2)1の質問で「あった」「今のところない(検討中)」と答えた方に質問です。具体的には、どんな変化がありましたか?(もしくはどんなことを検討中ですか?)

3)“不適切な保育”とされる報道が出てから、あなた自身、日々の保育のなかで、子どもたちへの関わりなどに対して何か変化はありましたか?

4)3の質問で、「あった」と答えた方に質問です。具体的には、どんな変化がありましたか?

5)3の質問で、「特にない」と答えた方に質問です。その理由について、教えてください。

6)そもそも、“不適切な保育”とは、誰にとってのどんな保育だと思いますか…?

7)保育に関する報道が増えているなか、今感じていること、率直な気持ちを聞かせてください。

8)いろいろな報道があるからこそ、「自分は、今、ここを大切にしていきたい」と思うことがあれば、教えてください。

9)アンケート回答者の属性について


1)“不適切な保育”とされる報道が出てから、園の保育方針や保育環境に何か変化はありましたか?

「特にない」という回答が、全体の半数近くの47.3%という結果に。
続いて、「あった」という回答が29.9%。「今のところない(検討中)」という回答が20.4%でした。

2)1の質問で「あった」「今のところない(検討中)」と答えた方に質問です。具体的には、どんな変化がありましたか?(もしくはどんなことを検討中ですか?)

注意喚起や指導に関する変化

・園長から言葉遣いなど気を付けるように話があった。

・声がけの事で、注意や意識するよう言われた。

・日々のミーティングの中で、気をつけようね、という共有のみありました。

・朝礼でつい強い口調になる関わり方に気をつけるように度々言われる。

・言葉遣い、対応の仕方などについて、正規・パート含め目を通してもらえたらと紙が配られた。

・好ましくない保育者の言葉を引用した物をトイレに貼ってある。

・不適切な保育を見つけた時は、指導したり、その事実と対応を書面で残すようにしていく予定。

・不適切保育の事例が出され、注意喚起された。

・市からの注意喚起を会議で通達された。


チェックリストやアンケート、振り返りに関する変化

・園長より個々で保育を振り返る機会にするよう要請があった。

・園内研修をして日々の保育の振り返りをした。

・セルフチェックリストで自分の保育の振り返りがあった。

・全国保育士会の振り返りチェックシートを使って、自分の保育について振り返りをした。

・職員に向けて、自分の保育を見直すようアンケートが配られた。

・不適切な保育をしていないかアンケートに答えさせられた。

・園児への虐待的なものがあるかのアンケート調査。

・セルフチェックを行い、日々の保育や、自分の振る舞いを見返して保育教諭全員で共有した。

・不適切な保育に関する自己評価チェックのテキストが手渡され、項目を記入し園長に提出した。

・自分の保育を振り返り、不適切な保育のチェックリストに当てはまらないか自己評価を行い、その結果を職員会議で話し合った。

・今までの保育を顧みる、それを今後どうやって活かしていくのかを考える為に職員に日々の保育についてのアンケートを行った。

・自分の保育を振り返るセルフチェックを毎月行うようになった。また、どんな項目があるのかを保護者にも情報開示するようになった。

・全職員に不適切な保育をしていたか、それはどんな保育だったか紙面のアンケートが配られ回答し、会議で共有、改善点を話し合った。

研修に関する変化

・研修を通して自分の保育の振り返りをする機会が設けられた。

・動画をみたり、セルフチェック、グループワークをしました。

・不適切な保育に関する資料を元に、園内研修を行った。

・不適切な保育とはどのような保育かについての研修を、非常勤含め全員で行った。

・市で不適切保育についての研修が開かれた。不適切保育に当てはまる項目を知った。

・報道の前に不適切な保育についての園内研修を行なってはいたが再度、チェックリストを用いて研修を行なった。

・子どもの人権について学ぶ機会を設けた。

・適切な保育についての全体講演会が開催された。

・言葉掛けやかかわり方の研修を行った。日頃の保育の中で、今のはどうかな、と話し合う場面が増えた。

・保育士会のチェックシートでセルフチェックしながら研修会をしようかと相談中。

・子どもの人権についての研修を開くことを検討中。

・法人全体で人権について研修をする事になった。

話し合いや職員会議に関する変化

・話し合いの機会が増えた。

・園内で普段の保育について、子どもとの関わりについて話し合う時間を設けるようになった。

・日々の保育での困りごと等について他の保育士はどう対応しているのか、話し合う機会を増やした。

・不適切な保育とはどんな保育かを挙げていき、まとめた。それを毎月月案の時にクラスで再確認することになった。

・定期的に子どもへの言葉のかけ方を話し合うようにする。

・これも虐待と言われる行為なのかと話し合う機会が増えた。

・具体的な場面の例をあげて保育者同士で話し合う機会が設けられた。

・園内研修を行い、日頃の子どもとの対応が話し合われた。

・職員会議で不適切な保育について、グループ討議をする機会が多くなった。

・マニュアルを読み直したり会議で議題に上がることがふえた。

・職員が集まり、報道されていた内容(子どもの容姿のことを言う)などを、見たことがある、したことがある、など話し合いを設け、保育現場の現実を出し合った。

・以前から園内外で公開保育を行い、保育の質向上に努めて来たが、不適正保育についての研修や資料を基にディスカッションなどを行い、意識を高めている。

・給食において、完食を目指す事について。 完食を目指す意味はなにか、食べたくないのか食べられないのか見極めができているのか、給食時間が過ぎてまで完食できるよう援助する事は必要なのか等、職員で話し合いましたが、給食の完食について様々な考えがあり、まとめる事はできなかった。

・職員会議を開き日々の保育で今まで通りの保育で良いのか不安な気持ちを持つ職員が多いことがわかりました。園長は普段から「誰に見られても良い保育を」という教えをしている中でも、自分の行動が周囲から見たら不適切保育に見えるかもしれない「人数を数える際に頭を触りながら数えること」「〇〇しないと〇〇できないよ等の言葉をかけていないか」など具体的な例をいくつか挙げ今一度全員で再確認したという流れがありました。

保育士間のコミュニケーションに関する変化

・一人一人が考え直すきっかけになった。 他の先生と、他愛もないことでも話し合うようにした。

・お互いの意見や考えをよく話し合うようになった。

・自身の振り返りや同僚と教え合える関係性づくり。

・日々の保育で話し合う時間を増やしたり、あれ?と感じたことはすぐに伝えるようにしている。

・困り事があれば園長先生や主任先生と相談するようにした。

・職員間で当たり前と思ってることも、本当に当たり前なのか、保護者の立場に立って考えてみたり、不適切保育に関して話をする機会が増えた。

保護者への対応に関する変化

・保護者が過剰反応するようになり、問い合わせ対応が増えた。

・「不適切」と受け取られないよう、子どものみならず保護者との日々の関係性作りをより大切にするようにした。

・保護者からの連絡ノートでのケガ、あざ等への質問に対する答え方より難しいと感じ、職員で話し合う機会が増えた。

・理事長より職員に向けての言葉があり、保護者にも法人としての見解や考え、今後の保育について文面を出した。


マニュアルや設備に関する変化

・日々の関わりについて特にガイダンスの見直し、保育方針の立て直し。

・今までのやり方で、バスの降ろし忘れミスはないのだが、万が一のためにブザーをつけた。また、怪我に関してその場の状況がわからないと困るため遊具の場所にカメラを設置した。

・園内カメラの位置が変わった。

・園内に防犯カメラが複数設置された。

・来年度より各部屋にカメラを設置する予定。

そのほか

・きつい声かけをする保育士の態度が変わった。(気をつけるようになった。)

・ 子どもを呼び捨てにしたりニックネームで呼んだりしない。

・子どもが泣くだけで管理職の先生が飛んでくる。

・雑な扱いをする保育士を退職にさせるなど。

・実際に行政がはいることがあったため、そこから連日話し合いが増えたり、みんなが園外の目を気にして保育する姿が増えていてる。

・法人との面談があり、みんながいろんな事を伝えたため、職員の人間関係が壊れた。

・元々、報道で事件や事故があった時に自分達の事と捉えて振り返り改善点を検討する仕組みになっている。

(アンケートの目次にもどる)

3)“不適切な保育”とされる報道が出てから、あなた自身、日々の保育のなかで、子どもたちへの関わりなどに対して何か変化はありましたか?

自分自身の保育のなかでの変化が「あった」と回答した方は、半数を上回る64.1%。
変化は「特にない」と答えた方が35.9%で、園の保育方針や保育環境の変化の有無とは異なり、変化があった方が多いという結果でした。


4)3の質問で「あった」と答えた方に質問です。具体的には、どんな変化がありましたか?

振り返りや反省に関する回答

・言葉遣いや行動に対して振り返る機会が増えた。

・自分の子どもに怒るような発言をしてしまったので、反省しました。

・不適切な保育についての冊子が配布され、いい加減にして…のような言葉もいけないことを知り、言葉において、気をつけている。

・言葉使いを見直す。癖になっている言葉使いがないか?悪口ではないけれど、受け止める側がアウトかもしれない言葉を言い換えたらどんな言葉になるか?など考えました。

・言葉遣いや、口調、言い方のつよさなど、はっと振り返ってよくなかった、もう少し違う言い方があったはずなど感じ、伝え方を見直した。

・セルフチェックをして無意識にしていることを再認識し、言葉がけ等を変えるようにしている。

・楽しくしようとした言葉でも不適切にあたると再確認し、言葉を改めるようになった。

・今までも丁寧に関わりを持つように心がけていましたが、自分の姿を振り返り、改善する余地があることに気がつき、気をつけるようにしています。

意識の変化に関する回答

・自分の保育を客観視して見ることが増えた。

・自分の意図が第三者に、どう感じられるのかを意識するようになった。

・公園などの近隣に戸外活動での言動に意識をはらうようになった。

・自分では大丈夫だと思っている言い方でも、もしかしたら(聞く人によっては)不適切だと思う人もいるのではないか、と考えるようになった。

・言葉遣いを今までよりも意識している。

・以前よりも、適切かどうかを考えながら声掛けをするようになった。

・同じ内容を伝えるにしても言葉を慎重に選ぶようになった。

・強い口調になる前に、一呼吸置くようになった。

・具体的に投げかける言葉に細心の注意を払う様になった。

・研修を通して、自分の言葉がけが適切なのかどうか、一瞬考えてみるようになった。

・普段の声かけや行動に気をつけるようになった。

・指導よりも擁護を大切に考えるようになった。

・保育のあり方を意識するようになった。

・更に意識をして未然に防げる事があれば対応するようになった。

・子ども一人一人の人権を尊重した保育を更に心がけるようにしている。

・子どもたちへの声かけや援助は子どもの立場に沿っているものだったか、必ず振り返るように心がけている。

・子どもたちへの接し方について考える時間が増えた。

・子どもたちの関わりについて振り返るようになった。

・毎日の振り返りの時間を持つようになった。子どもとの関わり方や接し方について考えるようになった。

行動の変化に関する回答

・言葉かけが少なくなった。

・言葉がけをより丁寧にするようにした。

・できるだけ怒らず、どうしてしてしまったのかなどを聞くようにした。

・悪い事いけない事をしていても、声のトーンや大きさを変えずに叱ったり注意する。

・子どもたちへのつたえかたなど、肯定的な言葉を選ぶようになりました。

・同じ内容を伝えるにしても言葉を慎重に選ぶようになった。

・声のかけ方を誰が聞いても威圧感のないように言う。

・子どもとかかわる時や職員同士話をするときに言葉を意識的に選ぶようになった。

・保護者に誤解を受けないよう、今まで以上に報告をしたり、関わったりしている。

・理由があって、前後がある事でも、切り取られた言動にピックアップされないよう伝え方には気をつけるようにしている。

・こちらの意図を伝えたいときに、子どもの腕を持つことをしない。

・手を繋いで歩いているとき(1歳)安全を考慮した上で離れたいときに離れられるよう力の加減はその都度考えている。

・注意やトイレトレーニングや食事指導が出来なくなった。

・散歩中に転んだ、引っかき傷など、怪我をさせないように危なくないような保育をする。(保護者に保育者が暴力をふるったなど思われないようにするため)

・関わり方について考えることが増えた。チームリーダーなので、チーム内の先生の関わり方にも目を向けて、同じ関わりでも声の掛け方などに違いがあったりしてどんな意図があってそのような関わり方をしたかと言う事を話し合ったりした。

・子どもの最善の利益について話し合うことが増えた。

気持ちの変化、戸惑いなど

・朝登園時に保護者のところから私の方に抱きついてくれた時、飛び込んできてくれた時。今まではそんなに気にしなかったが、ありがとう!よかった!嬉しい!と思うようになった。逆に、登園を渋り、大泣きをされると、落ち込む。。

・人目を気にするようになった。

・自分の言動を考え過ぎてしまう。

・子どもの関わりについて、過度に意識する事が増えた。

・子どもや保護者に対しての自身の言動や立ち居振る舞いに細心の注意をするようになった。(周囲の目を気にする。関わりが怖い。)

・受け入れ時に登園渋りをする子どもを引き離して保護者を見送ることに抵抗感を抱くようになった。

・好き嫌いなく食べるように声掛けをしていますが、その声掛けが無理強いしていることになるかなと意識するようになった。不適切保育と言われない為に適切なことを伝えない…例えば、好き嫌いも簡単に認めてしまう…というのは、違うよなぁと葛藤が続いています。

・そもそも丁寧な保育は心がけているものの、不適切保育が自分はそのようなつもりがなくてもそう捉えられてしまうこともあるということを再認識し過敏になっている。

・言葉かけ一つにおいてもこの言葉は大丈夫?と気にするようになった。

・都度、これも不適切なのか?と考えてしまうようになった。

・子どもたちへの関わりの中でこれは適切かどうかと一つ一つ立ち止まってしまう。

・自分の言動が良かったのかどうか過度に意識し、心配しすぎてストレスになりそう。

・どのように声をかけたらいいか分からなくなってしまった。

・子ども達への声掛けが、うまくできなくなった。

・当たり障りない言葉かけしかできない。

・子どもと接する度にこれはいいのかと自問自答するようになった。

・自信をなくしてしまったり、一つ一つ意識してしまうようになった。

・意識し過ぎて、色々できなくなった。

・保育がこわくなった。

・過度に意識してしまうあまり、何をするべきなのかが全くわからなくなってしまった。 声掛けすらも、全てが間違っているんじゃないかと思い喋れなくなった。

・保護者の目を気にするようになった。

・保護者との会話(クレーム対応等)に悩むことが増えた。

・周りの職員の目も怖くなった。

・散歩中で子どもに泣かれたりすると周りの目が気になります。

・これってその場面だけ切り取って見られたらどう受け取られるんだろう?と不安になったりします。

・足や手を持つ運動も見方によれば虐待を疑われてしまうのでは無いかと気にしてしまう。

・生活の中で注意する際に気を使ったり、一緒に子どもとふざけて遊ぶ中でぶら下げていることになるのかと思ったりする。危険な場面で叫んでしまった際にダメかなと不安になる。どこまでが保育園で許されるのかわからなくなった。

・園外(公園)などで遊んでいる時は、普段通りの鬼ごっこでも、他人に動画を撮られたら子どもを追いかけて捕まえて虐待に見えるのかな。とか、ブランコを押していて、子どもは楽しくてわざとキャーキャー言ってるけれど、他人が見たら、嫌がっているのに押してた。と言われるのかな。とか周りを気にしすぎて、子どもと思い切り遊べなくなった。

・保護者からうちの子迷惑かけてないですかと質問の連絡帳がきたり、こちらも保護者からどう思われてるかととても意識するようになり不安にもなった。

・ちょっとした言動が不適切な保育と言われるので何も言えなくなりクラスがまとまらなくなった。

・子どもへの関わりが適切であるかを意識しすぎて、毅然とした態度で接する必要がある場面でも保育がゆらいでしまう。

・子どもへの言葉かけひとつに対しても考えすぎてしまい、考えているうちに ちょうどよい声かけのタイミングを逃して無言になってしまうことが時々ある。そんな自分をとても残念に思ってしまう。保育が楽しくなくなってしまう。

・自分のしている保育が、不適切だと思われてしまっているのではと、自信がなくなった。それにより、危ない時に声を出したり、止めることを戸惑ったり、子どもとの距離を取ってしまっているように感じる。

・「叱ること」と「不適切保育」の境界線が分からなくなった。子どもの危険な行動に対して強く注意したり、厳しく関わりたいと思う場面でも、この関わりは不適切なのか?と自問自答したり、職員間で話すようになった。

・職員全体、とても敏感になっていて過度に意識されていて、みんな不安な気持ちで保育を行っている。悪いことをした時にどう伝えたらいいのか、今まで通りに子どもに向き合いきれず、伝わらないやるせなさを感じる。

・この関わり(言動)を切り取られると不適切な保育と受け取られてしまわないかを過度に意識するようになった。そのような場面にならないように、安全な方へ誘導(怪我をしないように、けんかにならないように等)するようになってしまい、今までの保育と離れてしまっている。

・公立の園ですが、行政からの言葉のみの指導が繰り返されるばかりで心理的不安が増え、意欲がもてない状況です。

・人として、教育しなければならない場面で諦めてしまうことがあった。

・注意をしなくなった。注意した事の報告書提出、もしくは報告義務ができ保育が止まるので断腸の思いだが仕方がない。

・戸外遊びの際に地域の方の視線が過度に気になるようになり、危険な事をした子に注意する時などとまどう。適切な関わりの中で、いけない事を教えているつもりだが、その場面だけ切り抜かれ(その部分だけを見かけて)てしまうのではないかと不安に思うようになった。保育が萎縮してしまっていると感じる。


自分自身の変化として、戸惑いや不安が綴られた回答が、半数弱(220件の回答のうち、100件以上)を占めていました。

5)3の質問で「特にない」と答えた方に質問です。その理由について、教えてください。

・特に不適切な保育に思い当たる節がなかったから。

・今までの自分たちの保育に不適切な部分は無いと信じているから。

・不適切な保育、と言われることを、自分自身も同僚もしていないと思うから。

・保護者にいつも見られていても安心してもらえるような保育を目指しているから。

・元々園の方針が、丁寧に関わる事となっていて、常にカメラでチェックが入り、不適切な事は、園長から指摘、また、保育士間でもきちんと指摘しあってきたので、今まで通りで変わりはない。

・マニュアルに追加事項が増えたが、特にそれで何かが変化したという感じがしないので。

・不適切な保育について話し合ったり全職員が研修を受ける事はあるが、不適切な保育が実際にないので日々の保育は変わらないです。今まで通り個々を大切に関わっています。

・国からのチェックリストも行い、自分の保育を見つめ直すことができたと同時にこれまで通りでいいんだという自信が持てたから。

・園での話し合いもし、今までの保育の具体例から、不適切ではないと共有し、今後あったら声にすることを確認。

・自治体独自の‘’適切な保育について”のチェックシートをもとに、自分の保育について振り返りを行い、自分の保育が適切であったと再確認できたため。

・これまでも子どもの人権を尊重しながら関わってきた自負があるから。園から配布されたセルフチェックも行ったが、状況によって必要な関わりも変わってくるため、一概に不適切と言い切る事もできないと感じた事象もあった。

・もともと主体性を重視して保育してきたから。

・自己肯定感を大切にしたい想いで保育士になったのでそこを軸に子ども達に接しています。

・これまで通り子どもの側に立って考えながら保育している。

・常に子ども達のことを一番に考え、裏表のない保育、心を掛けて保育をしているので。

・子どもたちに可愛さを感じ保育の仕事に取り組めているから。

・子どもたちのことが大好きで常に愛情を持って接しているから。

・愛情を持って保育を心がけているので、これまでどおり子どもたちに寄り添い、丁寧に向き合って関わっていくつもりである。

・今まで子どもにも保護者にも丁寧に接している自信があるから。みんな我が子のように大切に思えるから。

・いつも、子ども、保護者と心の通じ合う保育を心がけているので、報道前後で変わりはない。

・今までも、こどもや保護者に丁寧に向き合ってきたと思っていて、今後も変わらずそうあろうと思っているから。

・今までも、自分は園児と対等の立場と考え、一人の人として接していたから。その子の人生に多かれ少なかれ影響を与えることになるので、丁寧に関わっているから。保護者に対しても(もちろん子どもに対しても)、卒園する時に、この幼稚園で良かったと思ってもらえるような、保育や関わりを心がけているから。

・今までと同じように子どもたちと真剣に向き合って保育していきたいと思っているから。

・これまでと変わらず、子どもや保護者としっかりと向き合い関わっていきたいと思う。

・これまで通り、どんな時も笑顔を絶やさず、こどもや保護者の立場になって丁寧に関わっていくことに変わりはない。

・私たち職員は今まで通り丁寧な保育を目指して日々送ってきた。

・常に誰にみられても聞かれても根拠を持って答えられる保育をするよう意識しているため。

・今まで通りでないと、保育とは言えない。変えてしまうと、サービス業になってしまう。

・子どもたちへの関わり方は今までと変わらないが、自分の子は大丈夫かと心配になる保護者が中にはいたので丁寧に対応するなどした。肩身が狭くなったなと感じた。

・今までも自分の中で迷いながら間違えながらも子どもたちの事を1番に考え動いてきたから。そこは萎縮したくないと思っている。

・自分の保育が正しいかどうかは分からないところではあるが、今まで通り、子ども達一人ひとりの声に耳を傾け、丁寧な関わりを続けていきたいから。

・今までも、子ども一人一人と丁寧に関わろうと意識しながら保育をしてきたから。しかし、他の保育士の、厳しすぎたり理不尽な対応を間近に見ても何も行動できない(子どもを守れない)自分に不甲斐なさを感じることはあります。

・これまで通り、子ども達のことを皆で考えて、一人で抱え込みすぎないようにし、困ったときは周りに助けを求めるようにするから。

・保育の現場で大切にしている事は、これまでも、これからも子どもに寄り添った関わりであり、それは日々迷いながらも子どもと保育者と一緒に考えていくものであるから。


実際にチェックシートや話し合いを通して“不適切な保育”ではないことを確認できたから、という理由や、日頃から子どもたちの個を大切にした保育をしているから、という理由。
子どもたちに愛情を持っているからという理由や、これまでどおり子どもたちや保護者と丁寧に関わっていくだけだから、といった理由が多く見られました。

一方で、迷いや困りごとなどが出てくる前提で、それもひっくるめて、子どもたち、保護者、保育者間などで共有しながら共に考えていきたいといった回答も印象深かったです。

(アンケートの目次にもどる)


6)そもそも、“不適切な保育”とは、誰にとってのどんな保育だと思いますか…?

子どもにとって…

・子どもにとって不利益な保育

・子どもにとって理不尽な保育

・子どもの人権を蔑ろにする保育

・子どもの人権を尊重できてない保育

・子どもにとって不平等な保育

・子どもにとって不快な保育

・こどもたちを不安にさせる保育

・子どもが愛されていると感じられない保育

・子どもにとって居心地の悪い保育

・子どもが楽しんでいない保育

・子どもたちの笑顔がなくなる保育

・子どもにとって、成長を妨げるもの

・子どもにとって、健やかな育ちを阻害する環境をつくること

・子どもにとって、安心安全が保たれない保育

・子どもをけなしたり、その子を否定するような保育

・子どもにとって強制的、脅し

・子どもたちや保護者が望んでいない、過度な指導、体罰

・子どもに激しい暴力を振るうなど

・子どもたちの心体に傷がつく保育

・こどもにとって恐怖を感じる保育

・子どもがトラウマになるような保育

・子どもの心を傷つける行為で、かつ保育士の思いに子どもを従わせる保育


保護者にとって…

・保護者にとって不快な保育

・保護者が不安になる保育


大人都合な保育

・大人の都合に合わせた一方的な保育

・一方にとって都合の良い保育

・子どもたちのためではなく、保育士が合理的に物事(保育)を進める事 

・保育士の都合のみの保育

・保育士の主観で無理な保育をして子どもの人権を奪うこと

・大人がこどもに対して威圧的、強制的、など、こどもにとって安心できない環境、保育

・保育者が、自分に都合よく進めるための保育(保育と言えないけれど)

・子とも達の思いが大切にされない大人の都合が優先される保育は、問題にならなくても本当は不適切な保育だと思う

・余裕のないなかで流れ作業のようになっている保育


そのほか
・ひとりひとり、考え方が違うので、それを定義するのは難しい


大きく括ると、“子どもの人権を尊重していない保育”を不適切な保育と捉えている回答が多かったように感じますが、そのなかで、「楽しんでいない」「不快」といった回答から「子どもに激しい暴力を振るう」「トラウマになる」といった回答まで、ものさしの基準が幅広い印象を受けました。

それぞれの捉え方・考え方が、今回の報道やそれに伴う変化の感じ方・受け止め方につながっているように感じます。

(アンケートの目次にもどる)

7)保育に関する報道が増えているなか、今感じていること、率直な気持ちを聞かせてください。

保育現場への理解に関する回答

・厳しい配置基準の中で頑張っている保育士さんがいるということにはなかなか目を向けてもらえないのは悲しいです。

・悪いことばかり報道するのではなくて、真摯に向き合って保育していく上で、困窮していることもしっかりと受け止めて知って欲しい。

・保育現場の現状、大変さを知ってほしい。

・子どもと丁寧に向き合っている保育士も多数いることをわかってほしい。

・こんな事が起こってしまう背景にはどんな苦しい問題があるのかをしっかりと国全体で考えてほしい。保育する側の苦労、労働環境、給与面などやりがいや情で支えられている仕事ということを多くの人に知って欲しい。
 
・政府の方々が実際に一保育士として現場に入って職業体験を1ヶ月以上して頂きたい。その上で現場保育士も交えて見直しをして頂きたい。

・ 主体的で対話的な深い学びのある保育の大切さを、もっと世間に知ってほしいですし、その保育が、子どものより良い未来を作り出すということ。私達はそういう保育をしているんだということを、もっと伝えたい。

・報道された保育士さんたちも、元々は子どもが好きでなっているはず。どうしてこうなったのか個人を責めるのではなく、環境や制度を見直す風潮になってほしい。すでに今回の件がやや風化されているが、行政や世間にちゃんと向き合ってもらいたい。あの保育士さんたちが非道だと決めつけないでほしい。

・意味があっての保育であっても、虐待の報道が出てからそれだけしか取り上げられなくなって、保育の現場や中身を知らないひとからは悪い目で見られるようになっている気がする。保育の外面だけでなく中身や保育現場の仕事の大変さ、どんな意図があって関わりをしているのかを多くの人に知ってもらいたい。

・大多数の保育士は子どもが好きで、愛情をもってかかわっていることを忘れないでほしいです。

保育者の労働環境改善に関する回答

・保育者の負担を減らすべき。

・もっと現場を知って、保育士の配置を手厚くしてほしい。

・現場の保育者が安心して、落ち着いて保育するために、手厚い補助や保育士の確保が必要だと思う。

・保護者目線だけの保育サービス提供だけでなく、保育士を守る制度改正。

・ありとあらゆる専門性をとわれる保育士のその専門性を分散させる、専門的知識を持った人が園に介入すべき。

・保育に関する指針や補助の見直しをしてほしい。

・国は保育士の処遇改善しっかりしてほしい。

・世間の求める保育に近づけていくためにはやはり配置基準の見直し、給料を上げ働いてくれる保育士を増やすことが大事だと思います。

・子どもと関わること、保育の仕事は大好きなので続けるためにも人員を増やしたり、給料を上げたりなど、気持ちに余裕を持って保育ができるような環境になってほしい。

・今回注目されていることをプラスに捉え、対数緩和やフリー保育士の増員などができないか組合から訴えている。


報道に関する回答

・保育現場が悪いという報道ばかりが目立ち、保育士の緊張状態が上がっている。

・自分が日頃一生懸命している仕事が、こんなふうに取り上げられ、毎日のように悪い人ばかりと言わんばかりに言われているのが辛い。

・悪いニュースばかり先行してしまうことで、保育士のイメージが悪くなるのでは。

・不安だけを煽るのはやめて欲しい。

・悪いことは大きく、良いことは小さく報道されることに憤りを感じる。

・きちんとやっている保育士までもが、誤解されるような報道は悲しいです。

・保育所の悪いところばかり切り取られて報道されているのは悲しい。大変な思いで日々の業務にあたっているにも関わらず、理解をしてもらえない。

・トイレにもいけない、まともに休憩も取れない、食事も味わって食べることはできない、少しでも目を離せば怪我へと繋がる緊張感、家庭保育をしてもらえず怪我があった時は意見があったりする、 保育士1人で何人も把握しなければいけない現状があること等、大変なことがあることもきちんと世間にも伝えて欲しい。

・行為のみを切り取られる感じが嫌です。保育はたくさんの日々の積み重ねや子どもとの信頼関係の中で成立しているから、一概に行為の善悪を第三者が決められるものではないと思う。そこにどういう理由や考え、意図があったのかを大切にした上で方法として間違っていたというようなことがわかる報道をしてほしい。

・不適切な言動をした保育士にも責任はあるが、必要な補助や手当、保育の現場の声を十分に聞いてない中でよく無い面だけ報道するのは、報道する側の責任がなさすぎる。もっといい面に目を向けてほしい。

・保育のプラス面の情報が広がってほしい。

・保育士になりたいと思う学生や現役の保育士でやりたく無い人が増えると思う。 もっとプラスなことを発信してほしい。


やりきれない思い、気持ちなど

・それだけ保育の現場が危機的状況なんだと思います。とくに発達障害は個々に対応が違い先生方も戸惑い悩み保育していると感じます。そして保育以外の事務量の多さ。保育士が保育を楽しめない現実があると感じます。

・現場が忙殺され保育士の人としての最低限の権利も守られない中で起こっているのではないかと思い、胸が痛い。

・自分の家庭は犠牲になり、安月給で働き、保育士という職を辞めたい同僚もたくさんいます。

・やりきれない。こんなに報道されると保育士のなりてはいないし、職員の人数が足りず、今より圧迫される。

・やりがい > 対価 この差がありすぎる。

・求められることばかり!しんどすぎる!

・保育士に対してのみ厳しい目が向けられていることに怒りを感じる。

・災害も多い世の中で1人の人間がそんなに多くの命を守れません。

・保育所への不信感が出たり、疑われてしまうのではないかという不安。また、保育の仕事に対する世間の評価が低くなってしまうような気がしてならない。また色んな制限により子どもたちにとっての活動や流れなども難しくなっていく問題もあるのではないかと懸念している。

・お給料が安い、仕事が大変というイメージも報道されることが多く、保育士になる人がどんどん減っていくなーと思います。人手が足りず、負担が増えることで保育士がどんどん疲れていく。これは子どもにとってもマイナスだと思います。保育士のやりがいだったり、良いところをもっと伝えていってもらえないとどんどん質が落ちていきます。

・保育現場だけの話ではなく、社会全体で 大人のアダルトチルドレン化が更に進んでいる気がする。ストレスも多いと思うが、自己中心的な生き方が、保育士だけでなく保護者の中にもあり、子どもを育てることを保育者任せにしている保護者も多いと感じる。また、怪我をさせない保育が、保育者のストレスにもなっていて、子どもの本来の育ちよりも保護者からクレームがつかないことばかりに気を置いていて、このままでは、保育者になろうという人は、どんどん減っていくと思う。

・保護者にとっては保育園に預けてリフレッシュをしてもらったり、自分の時間を作って子育てに前向きに気持ちがもてるようにと支援が進んでいるが、保育士たちはギリギリに追い詰められ余裕もなく、少し行きすぎた対応をしてしまえば虐待や不適切な保育と騒ぎ立てられ、悲しい気持ちになります。

・不適切な保育の内容だけではなく、なぜ、そのようなことが起きてしまうのか、その原因を明確にすべき。 そもそも、保育士を増やさず、現場に全ての負担を強いていることが問題。 保育士も人。そして、保育士を育てられる環境が全く整っておらず、保育のノウハウが伝えられない。 もう、怒りしかありません。

・不適切な保育を容認するつもりは全くない。ただ、保育士にも生活がある。賃金を上げる、休みを取りやすくするなどの施策を取ることで、保育士の心身、また金銭的な余裕も生まれ、このような事案が減っていくのではないか。 保育の質を上げる為に、保育士の仕事が増えるようなことをしてしまうのは、本末転倒であると思う。

・ 自由な保育、チャレンジがしづらい。伝えるべき問題点も伝えられない。 保育者の人権は?このままでは身体的のみならず精神的な負担が更に増え、現場は疲弊していく。

・食の細い子に完食をして欲しい、する喜びを味わって欲しいという思いから給食を減らすことや、散歩に行きたい子がいるのに保育室で遊ぶ、保育室で遊びたいのに散歩に行くことなどが不適切にあたると研修で言っている方がいました。 今まで子どもたちのことを考えて行っていたこと、保育士の配置人数的に出来ないことを不適切だと言われてしまうと私たちはどうしたら良いのか分からないというのが率直な感想でした。

・褒める保育、個々の性格や一人ひとりの個性を尊重して大切に保育をしていきましょう。と言われるが、集団生活をしていくなかで、教えていくべきこともあるだろうし、いけないことはいけないと伝えることも大切だと思う。もちろん一人ひとりの個性を大事にしたいが、そこまでの余裕は正直ない。必死にやっているが、給料も安いしもっとがんばろう! と気持ちがあがらない。

・確実に不適切な保育と言われるような、警察に捕まるようなことでなくても、子どもを脅すような保育が園全体で行われていて、私は絶対そのような事をしたくないと思っていても、毎日聞いてるうちについポロッと言ってしまいそうになるのが悔しいです。脅し保育は、即効性があるため子どもたちは良く言うことを聞きますが、それを続けられてきた子どもたちは、普通の声がけでは通じなくなる感じがしています。また脅し言葉を友達にも使うようになります。それを保育者が注意するのは、自分を棚に上げている訳ですから、注意し切れないと思います。保育士になりたての私が、軽くこのようなことを上司に伝えたら「素人目には分からない配慮がある」と言われてしまい、納得できません。

・保育、療育の現場のスタッフだけでなく、保護者も戸惑っている方も多いと思います。やっとメンタルが落ち着いてきた保護者が再び不安定になってしまっている。


そのほか

・保育の良い見直しになってよかったと感じている。

・これを機に保育者の意識が変わることを願う。

・自分本意な保育をする先生が気をつけるいいきっかけだと思う。女性が多く人間関係や立場上直接注意出来ないこともあるので、報道はいいきっかけだと思う。

・初めは散歩の際にも周囲の人の目が気になって萎縮してしまっていたが、思ったよりも「かわいいけれど面倒を見る先生達は大変ね、お疲れ様」という声を貰う機会が増え、寧ろマイナスなことを言ってくる人はおらず、地域の人の温かさに触れて嬉しかったです。

・「あの人は大丈夫か?」ではなく、「自分たちは問題ないか?」を再点検しながら、自分たちの保育にしっかりといいね!を出し合って乗り越えていきたいと思っています。


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8)いろいろな報道があるからこそ、「自分は、今、ここを大切にしていきたい」と思うことがあれば、教えてください。

・子どもの気持ちに寄り添うこと。

・子ども目線に立った保育。

・丁寧な保育。

・子ども主体、子どもに寄り添う保育。

・一人ひとりに愛を持って。今の子どもに寄り添う!ただそれだけ。

・子ども主体のあたたかい保育。

・子どもへの愛情。

・子どもの笑顔。

・子どもの人権の尊重。

・一人ひとりの子どもたちに日々向き合い、子どもたちが安心して過ごせる事。

・子どもが安心して満たされて成長していける保育をしたい。

・子どもの育ちを保証する。

・人と人との関わりであること。それぞれの人権を尊重する。 子どもや保護者の心に寄り添い、丁寧かつ適切な関わりを心がける。

・「ありのままを受け止める」「寄り添い、安心できる居場所となる」ということを大切にしたい。

・子どもにとっての幸せを大切にしたい。

・子どもの力を信じた保育をしていく。

・子どものことを第一に考えて変わらず保育していきたい。

・子どもとかかわる時間を素直に楽しみたい。

・笑顔と子どもの人権を守ることができる保育をする。

・子どもの気持ちを大切にし、安心して通園できるように保育していきたい。

・どんなことをしたとしても、その行動に意味があること、子どもの気持ちを第一に考えること。

・いけないことはいけないときちんと伝える。

・何よりも子ども達がワクワクするような保育をしたい。

・いままで通り、自分の出来ることを子供たちと一緒に経験していきたい。

・子どもの育ちを保障する現場作り。


自分自身の在り方、意識に関すること

・多かれ少なかれこどもに不利益になる保育をしていた自分の保育を素直に認め、今求められる保育ができるように心がける。

・みんな誰かの一番大切な子どもということを再認識したい。

・子どもたちに笑顔で接する事。

・自分の行動に自信を持てるようにしたい。

・子どもに対して誠実に対応していきたい。

・初心を忘れず、丁寧に関わっていくこと。 子どもと一緒に成長していきたい。

・今の自分の保育を客観視し、子どものためにできる最善を考えて保育していきたい。

・子どもを大切に思う気持ちを大切に、平常心で余裕のある保育を大切にしたい。

・感情的にならないこと。

・子ども達にとっても保護者の方達にとっても正直でありたい。

・自分の言動に責任を持っていきたい。しっかりと説明できる根拠のある保育をしていきたい。

・「いま子どもに何を伝えたいのか」を明確にして向き合うこと。

・自分にとって大切にしたい価値観(丁寧に子どもの声を聞くこと)はなんなのかを問い直したい。

・子どもにとって何が幸せかを考えながら保育をしていく。

・自分がしてきた事の反省をしっかりしつつ、今目の前の子ども達に寄り添う関わりを大切にしたい。

・子どもたちの様々な思いを配慮しながらも、伝えたいこと教えたいことを曲げずに信念を持っていたい。

・子どもの思いに寄り添いながらも、子どもにとって必要なこと(社会のルール、友だちとの関わりなど)は伝えていきたい。

・子どもと関わりながら、この対応は、その子にとってどんな意味があるのか?……と迷った時は振り返って考えながら保育をする事を大切にしてます。

・理想とする「子どもを社会全体で見る」というところまで、保育者だけでなく、色々な立場の人たちがお互いに補いあって子どもを育てていけたらいいなと思っています。


コミュニケーションや信頼関係に関すること

・子どもとの関係。保護者との関係。

・今まで通り、目の前の子どもや保護者との信頼関係を築いていくこと。

・主体的に遊ぶ生活の中で、何を学んでいるのかを具体的に10の姿で伝えること。

・福祉がサービス業にならないような保護者との関わり方をしたい。

・子どもとしっかり向き合うことも大切だし、日頃の保護者との信頼関係をしっかりと築くためにもコミニュケーションをしっかりとっていきたい。

・保護者との信頼関係を結び、不安や心配、疑問にしっかりと答えていけるよう園の方針や保育の意図をしっかり持った保育をしていく。

・子どもを大事にしていくとともに職員や保護者との連携を大事にしていく。

・保護者、子どもとの関係を、しっかりつくっていくことが何よりも大事で、そこがきちんとつくられていれば、保育者の思いは伝わる。自分の行動、言動に信念をもつ。


職場環境に関すること

・保身のために我慢せず、自分が働く上で疑問に思っていることは言いにくい内容でも直接園長に意見を言う。

・風通しの良い、なんでも言い合える職場つくりをこれからも継続していきたい。

・日々の仕事をしっかりと行い、他の先生と話し合いながら保育を進めていく。困っている事、改善点などを話し合える人間関係を築いていく。

・お互いを認め合うこと。認めあえていれば、気掛かりも助言も指導も素直に言えるし受け止められると思うから。

・保育士が子どもの笑顔のためにいきいきと仕事ができる環境づくり。

・現場の皆が明るく楽しく、繋がって保育出来ること。


健康や体調管理に関すること

・いまは、とにかく自分の心を守りたい。自分を犠牲にしたくない。

・プライベートで上手くリフレッシュしながら、感情的にならず子どもと関わることを意識したい。

・自分自身の心と身体の健康維持。


学びに関すること

・保育者としてまだまだ未熟だからこそ、日々子ども達から学んでいきたいと思うし、一緒に楽しむ事が出来ればいいな。

・改めて、自分の学ぶ気持ちや意欲を深めたい。また、子どもにとっての幸せや健康・成長等を保育者や保護者と考えていくことを大切にしたい。

・これまでもこれからも、保育に従事する意味やその必要性の考え方を常に変化させながら、子どもやその保護者、保育に当たる全ての職員にとって「保育」というものがより良いものであり続けるために学び続けたいと考えます。


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今回アンケートに寄せられた一つひとつの回答をじっくり読み、様々な考え方、受け取り方があることを前提に、できるだけ偏りのないよう広く紹介させていただきました。

この結果の捉え方もまた様々だと思いますが、子どもが育つ保育という一つの場での、人と人との生活(暮らし)において、今回の出来事をどう感じ、受け止め、これからにつなげていくのか…

社会に広く発信していきたい保育の側面や、この後のそれぞれの“一歩”をいっしょに考えていけるような取り組み・企画を、HoiClueでも引き続き考え、行っていく予定でいます。


9)アンケートに協力してくださった方の属性について

勤務先

お立場

経験年数


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ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
HoiClueでは今後も様々なテーマでアンケートを実施し、みなさんの声を共有していく予定です。(今回のテーマも、みなさんの回答を元に次回もう少し踏み込んで考えていきたいと考えています。)