ペットボトルキャップを溶かしてチャームを作ろう〜素材/ペットボトルキャップ〜
色の選び方や並べ方で、色々な表情の作品ができますよ。
使う素材は…「ペットボトルキャップ」です。
材料
・ペットボトルキャップ
・ひもやチェーン
・アクセサリー用フレーム(フレームを使ってチャームを作る場合に使用)
使うもの
・ニッパー
・カッター
・工作シート
・ダンボール箱
・クッキングシート
・トレイ(耐熱性のもの)
・軍手
・マグカップまたはめん棒
【すきなチャームを作る場合】
・ホットプレート
【フレームをつかってチャームを作る場合】
・アイロン
・アイロン台
作り方
すきな形のチャームを作ろう!
1. 使いたい色の、ペットボトルキャップを集めます。
2. ペットボトルをニッパーで小さくカットします。
まずこのように縁に切れ込みを入れ…
3. 一周切れ込みを入れたら、開きます。
4. ニッパーでひとつずつパーツを切り離します。この時、切り離されたパーツが上や横に飛ぶので、写真のように箱の中で作業するのがおすすめです。
縁を切り離したら、平らな部分も細かくカットしましょう。
5. 色々な色のパーツがカットできました!
6. ホットプレートの上にクッキングシートを置き、その上にカットしたパーツを、好きなように置きます。置けたら、ホットプレートを160度に熱します。やけどを防ぐため、ホットプレートを加熱した後は、 大人も子どもも軍手をして作業してください。
7. 数分経つと、パーツが溶けて縮んでくるので…
8. 上にもう一枚クッキングシートを被せ、上からマグカップをゴロゴロ転がし、平らにします。
陶器のカップが無い場合は、めん棒を縦に持ってトントンと押し当てたり、伸ばすこともできます。上下のクッキングシートごと素早くホットプレートから、熱い物が乗っても良い台の上におろし、クッキングシートの上からめん棒を転がしてください。冷めてしまって作業が難しい場合は、下記のチャームと同様に、アイロンを使用するのもおすすめです。
9. 平らになったら、クッキングシートごとトレイの上に置き、冷まします。
冷めたら上のクッキングシートを取ります。一部隙間が空いてしまい、パーツが繋がっていない!そんな時は…
もう一度ホットプレートに乗せ、足したいところにパーツを置きます。「6」「7」「8」「9」を繰り返します。
10. 冷めたらクッキングシートを取ります。いい感じで全体がくっつきました。
これで完成です!
11. 隙間に紐やチェーンを通して、チャームにすることもできますよ。
フレームを使ってチャームを作ろう!
1. 今度はアクセサリー用フレームを使った作り方をお伝えします。
まず、アイロン台の上にクッキングシートを置き、上にフレームを置きます。
2. フレームの中にカットしたパーツを山盛りに置きます。
3. 「2」にクッキングシートを被せ、最高温度に熱したアイロンをぎゅっと押し付け、パーツを溶かします。10秒ごとにアイロンを外し、様子をみましょう。
4. このように、クッキングシート越しにフレームが確認できたらOK。3分ほど置いて冷まします。
5. クッキングシートを剥がします。パーツが溶け、すてきな柄ができていました!
6. 今度は裏返します。この時フレームがとても熱くなっているので、直接触らないよう注意!ピンセットなどで裏返すか、触れる温度になるまで更に5分ほど待ちましょう。裏返すと、裏側はまだ溶けていないので…
7. パーツを足し、「3」「4」を繰り返します。
8. クッキングシートを剥がします。表とは違った表情になりました!
フレームからはみ出した部分を指で剥がしましょう。なかなか取れない場合は、カッターを使うと簡単です。
9. きれいなチャームができました。ひもやチェーンをつけて、キーホルダーやネックレスにできますよ。
ポイント
・切り取る道具(ニッパーとカッター)、熱する道具(ホットプレートとアイロン)は、子どもの姿に合わせて大人が使用してください。
・ペットボトルキャップの材質はポリプロピレンです。熱で溶ける際に、有害物質や悪臭は発生しません。パーツが熱で溶ける際に独特の匂いがする場合があります。窓を開ける・換気扇を回す等、換気をしてください。
ペットボトルのキャップについて詳しい説明は、「環境問題 of サンコー商事」をご覧ください。