触れて、感じて、関わって。乳児期のあそび〜月齢から見る乳児さんにおすすめのあそび集〜

毎日過ごす場所や出会う人のことを、どんな風に見て、どんな風に感じているのでしょう?
今回は、月齢から見える乳児期の子どもの成長に合わせて、HoiClueのあそびを紹介します。
日々一歩ずつ新しい世界に出会う子どもたちと、ぜひ楽しんでみてください。
この記事のもくじ
3ヶ月頃から楽しめそうなあそび
・触れ合って、安心できる大人と大好きを深めよう
・ごろごろと上を見ながら新しい世界とこんにちは
・手や足、全身で触れて確かめよう!
1歳ごろから楽しめそうなあそび
・摘んで、引っ張って飽きるまでやり尽くそう
・美味しい、たのしい、痛い。身近な経験が遊びに変身
・歩くこと、走ることをとことん楽しもう!
2歳ごろから楽しめるあそび
・自然の中でワクワクに出会おう!
・じっくり、ダイナミックに感触を楽しもう
・友達と繋がりながら、ゲームやごっこあそびの世界へ
3ヶ月頃から楽しめそうなあそび
じっと見てから、触って口に入れて、“はじめまして”の世界に出会っていく時期。信頼できる大人と触れ合い見守られながら、寝返りからはいはいへと体を動かしていく子どもたちが楽しめそうなあそびを紹介します。
この時期の子どもたちは、成長のぺースが一人ひとり異なるので、それぞれの姿に沿ってあそびを選んでみるのがおすすめです。
触れ合って、安心できる大人と大好きを深めよう
一本橋こちょこちょ(歌詞付き)〜乳児さんから楽しめる親しみやすいあそび〜
トコトコ指が登ってくるところに、おもわず首をすくめたくなる、ちょっとドキドキゾクゾクするようなおもしろさ。
子どもも大人も、しぜんと顔がほころんでしまうような、触れ合い遊びです。
なりきりトンネルくぐり〜ハイハイが楽しい♪乳児さんにぴったりの運動遊び〜
ごろごろと上を見ながら新しい世界とこんにちは
色水カーテン〜絵の具と傘袋で楽しむ色水遊び〜
タプンタプンとした心地よい感触、日差しを通すときれいに透けるようす、さまざまな色。
水に、ちょっぴり絵の具で色をつけるところから、混ぜたり、移し換えたり、飾ったりして楽しむ、色水遊びです。
しずくのモビール〜身近な素材で梅雨を彩る飾り〜
キラキラ光るものや透明なセロファンなど、乳児さんが思わず目で追いたくなる素材を取り入れたり、雨を見ながら子どもたちと作ったりしても楽しめそうです。
大人が作るのはもちろん、子どもたちと作って飾ることもできる製作遊びをご紹介します。
ぷくぷくフグ親子〜幅広い年齢で楽しめるワクワク製作遊び〜
お部屋に飾ってオブジェにしたり、ボールみたいにポンポン遊んだり…フグ釣りもできちゃう!?
作り方がシンプルな分、アレンジ次第であそびの幅がぐんっと広がるよ♪
手や足、全身で触れて確かめよう!
きらきらペットボトル〜水の動きをじっと見るのが楽しい手作りおもちゃ〜
素材や容器、水の量などを調節するといろいろな動きになるのも魅力の一つです。
乳児クラスの子どもたちが、自分のペースでじっくり遊ぶ環境づくりにもおすすめの遊びをご紹介します。
ひんやり冷たい、感触遊び〜汚れを気にせず室内でも楽しみやすい遊び〜
頬や頭をそーっとのせて水のまくらにしてみたり、たらいにたくさん入れて足踏みしたり、カラーセロファンなど何かを入れてみたり…
入れるもの、水の量、ビニール袋の大きさ、組み合わせによって、楽しみ方もいろいろ!
「園で子どもたちと楽しんでいる感触あそび」として、ほいくるサポーターさんから教えてもらった遊びをご紹介します。
カラフル氷、セロファン入り!〜色の混ざり合いや変化が楽しい色水・感触遊び〜
氷が溶けながら変化したり、色が混ざり合ったりしていくようすなど…
想像したり、観察したり、発見するおもしろさが詰まった、色水遊びのような、感触遊びのような、わくわくする遊びです。
「園で子どもたちと楽しんでいる感触あそび」として、ほいくるサポーターさんから教えてもらった遊びを再現してみました!
ひんやり冷たいぷにぷにマット〜チャック付きポリ袋を使った感触あそび〜
素材を目で追ったり、指でつついたり、そっと手のひらを押しあててみたり…子どもたちがじっくりと夢中になって楽しめます。
暑い日の涼や、じとじとした雨の日の室内あそびにもぴったりの遊びアイデアです。
1歳ごろから楽しめそうなあそび
歩けるようになると、見える世界が大きく変わったり、指先が少し器用に動かせるようになったり、とにかく近くのものを触って、掴んで、投げて確かめたい時期。大人から見るといたずら?と思えることが日常茶飯事です。
言葉は多く出なくても“自分”という認識を持ち始めたり、簡単なイメージあそびを楽しみ始めたり。
そんな時期の子どもたちにおすすめのあそびを紹介します。
摘んで、引っ張って飽きるまでやり尽くそう
触って楽しいタグぴろぴろ〜乳児さんの“好き”が詰まった手作りおもちゃ〜
皆さんの園にもいませんか?
乳児クラスの子どもたちと過ごしていたとき、毎年必ずと言っていいほど洋服のタグが好きな子どもたちに出会っていました。
タグの魅力ってなんだろう…。ツルツルの布?ほど良い大きさ?など考えながら作った、子どもたちがいろいろな素材に触って楽しめる手作りおもちゃをご紹介します。
いろいろ紐くらべ〜にぎって、ひっぱって!乳児さんから楽しめる手作りおもちゃ〜
いろいろなものに興味を持ち始めて手を伸ばすようになった乳児さんが楽しめる、手作りおもちゃ。
作りやすく、子どもたちの様子に合わせたアレンジができるおもちゃです。
無限ティッシュ〜乳児期の好奇心やわくわくがギュっと詰まったあそび〜
そんな乳児期の子どもたちの“わくわく”が詰まった、手先や腕を存分に使って楽しむことができる無限ティッシュのあそびをご紹介します。
美味しい、たのしい、痛い。身近な経験が遊びに変身
四角いフェルトであそぼう〜ハンバーガー・サンドイッチ・つなげるゲーム〜
ハンバーガー、サンドイッチ、他にも色々思いつきそう。
ごっこ遊びから、手先の感覚を使った遊びまで、フェルトの素材を活かして、大きい子どもたちも、小さい子どもたちも楽しめる遊びを紹介します。
身近な素材で手作りマイク〜作って、歌って、あそびが広がるアイテム〜
たった一本、いつもの遊びに仲間入りさせるだけで、子どもの世界がぐっと広がりそうです。歌ったり、インタビューごっこをしたり、いつものごっこ遊びや表現あそび、発表会に楽しめそうな製作遊びをご紹介します。
うそっこ絆創膏(ばんそうこう)〜ごっこ遊びで楽しめる、本物みたいな手作りアイテム〜
マスキングテープを使って作るので、カラフルだったり柄があったりと、にぎやかな絆創膏に。
台紙も作れば、より本物みたい?
お医者さんごっこなど、遊びが広がりそうなアイテムの作り方をご紹介します。
ピピピ…と鳴りそうな手作り体温計〜お医者さんごっこアイテム〜
聴診器や薬のおもちゃを置いたらお医者さんごっこが盛り上がりそう!
今回は、本当にピピピ…と音の鳴りそうな、フェルトで作る体温計をご紹介します。
歩くこと、走ることをとことん楽しもう!
愛のおにごっこ〜子どもたちの甘えたい気持ちを受け止めながら楽しめる?遊び〜
保育者と子どもとの触れ合いや関わりが楽しめそうな、遊んでいる姿を想像するとおもわずニンマリしてしまいそうな、そんな愛の溢れる遊びです。
おさんぽワンちゃん〜連れて歩き回りたくなっちゃう手作りおもちゃ〜
2歳ごろから楽しめるあそび
友達や大人とぶつかり、葛藤しながら、心も体も一段と成長するタイミング。
エネルギッシュな遊びや、友達と繋がりを持ちたい気持ちが強く、自分らしさを発揮する子どもたちにおすすめの遊びを紹介します。
自然の中でワクワクに出会おう!
【自然遊び】ダンゴムシのレストラン
じっくり観察!砂あそび〜好奇心広がるワクワク戸外遊び〜
水が砂で濁っていく様子や、砂の色が変わっていく様子などなど…
興味しんしんになっちゃうおもしろさがつまった、色々な感覚を使って楽しめる外あそび!
落ち葉のブレスレット〜散歩道で、拾って貼って楽しい自然遊び〜
気に入った葉っぱをそのままペタッと貼れるので、無くさず大事に持ち帰ることができるのも、この遊びのうれしいところ。
子どもたちと落ち葉の形や色を発見しながら作るのも楽しそうです。
今回は、あそび探究室にてLabメンバーさんから教えてもらった遊びをご紹介します。
じっくり、ダイナミックに感触を楽しもう
寒天でカラフルゼリー屋さんごっこ〜素材/寒天〜
色の組み合わせを工夫して、カップゼリーを作ったり、大きなゼリーを作ってひんやり触感を楽しんだり。暑い季節におすすめのごっこ遊びです。
使う素材は…「寒天」です。
ツルツル感触遊び〜五感で楽しむカラフル春雨の遊び〜
せっけんで泡作り〜いろんな楽しみが味わえる、夏に持ってこいの遊び〜
泡をつくる過程から泡ができた後まで、いろんな楽しみがつまった遊び。
「いいこと おもいついた!」「こうしてみたら?」と閃きが生まれたり、「みてみて!」とおもわず共有したくなっちゃう発見があったり、変化するからこそのおもしろさもたくさん。
梅雨や夏などの暑い時期にももってこい!
あそび探究室にてLabメンバーさんから教えてもらった遊びを、ご紹介します。
友達と繋がりながら、ゲームやごっこあそびの世界へ
イス取りゲーム〜ドキドキ感がおもしろいゲームあそび〜
パタパタちょうちょゲーム〜扇いでふわっと舞うのが楽しい遊び〜
扇ぎ方で、ちょうちょがふわっと舞ったり、ビュンと飛んだり、予想できない動きをするのがおもしろい!
どんな天気でも、いろいろな年齢の子どもたちとも楽しめそうなパタパタちょうちょのゲーム遊びをご紹介します。
おおかみさんいまなんじ?〜初めての集団あそびに。低年齢でもできるおにごっこ〜
ごっこ遊びとおにごっこが混ざったようなルールで、子どもたちと初めてやってみるおにごっこにもぴったり。
ドキドキ感がたまらない!「おおかみさんいまなんじ?」をご紹介します。
ドリンクバーを作ってあそぼう!〜子どもたちのアイデアから生まれたごっこあそび〜
このドリンクバーを作ったことで、子どもたちのイメージがどんどん広がり、有名ファミリーレストランのごっこあそびになり、子どもたちは数ヶ月楽しんでいました。
子どもたちのアイデアをもりもり取り入れて、オリジナルのドリンクバーやレストランごっこを楽しむのはいかがでしょうか?
***
乳児期の子どもたちと過ごしていると、小さな体に秘められた大きな力を感じるのではないでしょうか?
大人から見てささやかな変化も、乳児期の子どもにとっては一つ一つが大きな成長の瞬間です。遊びや暮らしの営みから、子どもたちが触れて、感じて、関わって、成長の瞬間に立ち会えることが、乳児保育ならではの喜びなのかもしれません。
合わせて読みたい記事
乳児さんが楽しめそうな手作りおもちゃアイデア集〜0、1、2歳頃の興味関心・発達に合わせた手作りおもちゃの作り方まとめ〜
指先でつまんだり、入れたり出したり、手を振ったり、つなげたり、音に反応したり…
0、1、2歳児の子どもたちや赤ちゃんの好奇心を元に楽しめるような、身近な廃材などを使って作る手作りおもちゃ。
新年度や、子どもの発達に合わせて環境が変わるタイミングにもうれしい、アイデアまとめ集。
お茶の水こども園・宮里暁美さんと考える、0歳児保育と子どもとの関係性。〈前編〉
“子どもたちと保育者がともに過ごしながら展開していく保育は輝きを放っています。一人ひとりに応じたプランのもと、応答的な関わりを重ねる中で日々紡ぎ出されていくもの、それが保育です。一日として同じ日はなく、一つとして同じ保育はない。「今、ここで生まれてくるもの」それが、保育なのです。”
この言葉を綴ったのは、編著者の宮里暁美さん。そんな言葉を保育者に贈ってくださる宮里先生に、ぜひ0歳児保育についてお話を伺いたいと思い、宮里先生が5年間園長を務められ、現在は運営アドバイザーとして園運営を支えられている、文京区立お茶の水女子大学こども園(以下、お茶大こども園)を見学させてもらったあと、インタビューをさせてもらいました。
「見ている」「見られている」存在としての赤ちゃん:赤ちゃん学から知る赤ちゃんの世界
大人の顔をじっと見つめる時。
床に何度もスプーンを落とす時。
目の前で揺れる葉っぱに合わせて身体を揺らす時。
言葉はなくても、赤ちゃんはいつも何かに心を動かしながら過ごしています。
けれど、その小さなまなざしの先にどんな世界が広がっているのか、私たちは案外知らないのかもしれません。
指先で触れ、口に含み、耳を澄まし、全身の感覚を使って世界と出会っていく赤ちゃんたち。
長年赤ちゃん研究を続けてきた研究者であり、一般社団法人赤ちゃんラボ5.0代表理事の開一夫さんに、赤ちゃんがどのように世界を感じ、理解しているのかを伺いました。
