せっけんで泡作り〜いろんな楽しみが味わえる、夏に持ってこいの遊び〜
泡をつくる過程から泡ができた後まで、いろんな楽しみがつまった遊び。
「いいこと おもいついた!」「こうしてみたら?」と閃きが生まれたり、「みてみて!」とおもわず共有したくなっちゃう発見があったり、変化するからこそのおもしろさもたくさん。
梅雨や夏などの暑い時期にももってこい!
あそび探究室にてLabメンバーさんから教えてもらった遊びを、ご紹介します。
材料
・せっけん
※アレルギー性(乳など)のある素材が入っていないもの。
使うもの
・ボウル
・泡だて器
・おろし器(※)
・空きカップ(※)
※おろし器は、刃があるものではなくギザギザした突起があるものを使いました。
※空きカップは、様々な形や大きさがあるとおもしろそう。
泡のつくり方
1、おろし器で、せっけんを削る。
だんだんとヌメヌメしてくるので、手を滑らせて怪我をすることがないように気をつけて。
持ち手があり、子どもでも握りやすそうなタイプのおろし器、今回は100円ショップで購入。
ゴリゴリゴリ…(そこまで硬くはありませんでした)
2、削ったせっけんの粒をボウルに入れ、水を少し入れる。
水は少しずつ、様子をみながら足していくと泡立ちを調整しやすい。
3、泡だて器で、泡立てる。
すぐに泡立ってきた!
さらに1〜2分泡立てると、泡がきめ細やかに。そこへさらに、削ったせっけんを投入!
このあと、さらにせっけんを足し水を足し…たくさんの泡をつくりました。
泡のつくり方は、ここまで◎
泡から生まれたあそび
泡ジュース、泡パフェづくり
泡ができたら、移し換えたくなる…ということで、透明カップに入れてみます。
入れてみると、今度は何か飾り付けをしたくなって、草花をトッピング。
水を入れて、その上にそっと泡をのせるとクリームソーダみたい。
草花で動物の顔を作ったり、並べてごっこ遊びを楽しんだり…
いろいろな楽しみ方ができそうです。
泡づくりをして遊んだ際の子どものようす
・泡立てる際、まるでパティシエのようにボウルを抱えてシャカシャカ泡立てることを楽しんでいる姿が。
・何度も使える水風船(ゴム素材でできていて、パカっと割れるもの)の中に水を入れ、玉子を割るようにしてボウルに水を入れる楽しみ方も…
・「つかれた〜」と、削る役、泡立てる役を、子どもや大人でバトンタッチしながら楽しみました。
あそび探究室のLabメンバーさんが教えてくれた、乳児さんの泡あそびのようす
洗濯板と泡立て器を見せるとすぐにやりたい!がはじまり…
机の周りに集まり、洗濯板や泡立て器の順番を待ち嬉しそうに泡立てていました。
混ぜながらぶつぶつしゃべってはペットボトルの水を入れる真似をする姿も。
子どもたちの1番の盛り上がりは、洗濯板や泡立て器を使った場面でした。
よく考えてみると、この子たちはコロナ禍に生まれ育ち、手洗いをしっかりするようにいつも泡石鹸を使っているので泡は珍しくなく、固形石鹸の方が珍しいようで、何かわからないようす。
泡を容器に詰めた後は、ふわふわの泡がついた手をこすり合わせて手洗いを喜んでました。
匂いを嗅いで石鹸とわかっていたので(言われた約束よりも自分が感じたことの方がわかっていて)、口に入れる子はいませんでした。
泡で何か作ろうというよりも、作ることを十分に楽しんで、毎回少しずつ子どもの姿から遊びを進化させています。次回は、泡に色をつけてみようと思っています!
ポイント!
安全面
・おろし器のかわりに洗濯板でも楽しめるそう(安全面を考えると、安心!)。おろし器を使う場合は、すこし滑りやすいので気をつけて。
・せっけんは、アレルギー性(乳など)のある素材が入っていないものを使う。
・おもわず口に入れてしまう子もいるかもしれないので、注意。
たのしみ方ポイント
・おたまやスプーン、いろんな容器を用意しておくと、あそびも色々と広がりそうです。
・色をつけて楽しむ遊びアイデアはこちら!
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