おかげさまで…15周年を迎えました!〜8月8日 ほいくるの日に寄せて〜

これもひとえに、たくさんの方が関わってくださったおかげです。ありがとうございます!
今年は、HoiClueがこれまでお届けしてきたこの15年分(!)のコンテンツを、HoiClue独自の視点からダイジェスト版でお届けしたいと思います。
HoiClue初期から親しまれているあそび
時の経過にあわせて改修したため、十数年前の面影はなくなりつつありますが…HoiClueを立ち上げた頃から、長く親しまれているあそびたち。
まきまきドン!~カンタンおもしろ手作りゲーム~
(実は、私のおばあちゃんが教えてくれた遊び!)
身近にある廃材を使って、自分で作ったりアレンジしたりする楽しさも味わえます。
ちょっとした時間に作って遊んでみよう〜!
アメリカじゃんけん~やってみるとおもしろいあべこべジャンケン~
ジャンケンが弱い子にはおすすめの?じゃんけん遊びです。
おじゃまむしをとびこえろ!~幅広い年齢で楽しめるおもしろゲーム遊び~
スペースがあれば室内でも楽しめるのも、またうれしい…!
単純だけどおもしろくって、何度も繰り返し遊びたくなっちゃう?
いろいろなアレンジバージョンも。
読者のみなさんから教えてもらったおにごっこ
こちらは、ほいくる読者の保育者さんが教えてくれた、子どもたちと楽しんでいるという鬼ごっこたち。なかには、読者さんオリジナルのおにごっこも。
愛のおにごっこ〜子どもたちの甘えたい気持ちを受け止めながら楽しめる?遊び〜
保育者と子どもとの触れ合いや関わりが楽しめそうな、遊んでいる姿を想像するとおもわずニンマリしてしまいそうな、そんな愛の溢れる遊びです。
コンセントおに〜タッチされるのも楽しい!アレンジ鬼ごっこあそび〜
ほいくる読者の保育者さんが教えてくれた、子どもたちと楽しんでいるという鬼ごっこバリエーションのひとつ。
タッチされるのも助けるのもワクワクしちゃう、その遊び方は…?
さめおに〜ハラハラどきどきのおもしろ鬼ごっこ遊び〜
無事にこっちの岸からあっちの岸に渡れるか、ハラハラどきどきの鬼ごっこあそび。
ほいくる読者の保育者さんが教えてくれた、子どもたちと楽しんでいるという鬼ごっこの一つです。
さまざまな素材と仲良くなれそうなあそび
身近な素材の特徴を通して楽しむあそびたち。こんな楽しみ方が…!という発見には、大人のあそび心もくすぐられます。
コーヒーフィルターのおにぎり&いなり寿司〜素材を活かした製作遊び〜
素材を活かした製作遊びなので、準備も少なく幅広い年齢で楽しめて、いろんな展開が生まれそう。
オリジナルのおにぎりメニューのお店屋さんごっこやお弁当づくりなど…
作って遊んで、2度楽しめる製作遊び。
スプーンが指輪や宝石に大変身!〜プラスチックスプーンで楽しむ製作遊び〜
絵や模様を描いてオリジナルの指輪や宝石にしたり、ぐにゃ〜と形が変化するようすを観察できたりするのも、この遊びのおもしろいところ。
さて、スプーンがどんな形に変身するでしょう…?
トイレットペーパーの芯de紙飛行機〜材料1つで楽しめる手作りおもちゃ〜
中距離が得意なのであまり遠くまでは飛ばないけれど、ストンと真下に落ちることもないので、限られたスペースの中でも楽しめるのがうれしい♪
身近な廃材で楽しめる、手作りおもちゃ。
生きものや自然のおもしろさに触れるあそび
身近な植物や生きものとの出会いや触れあいは、いつもいろいろな不思議やおもしろさ、豊かさに溢れています。
【自然遊び】ダンゴムシのレストラン
そんな疑問から、レストランを開店してみました。
冬の探検ノート〜子どもたちの発見を集めて楽しめる自然遊び〜
いろいろな色、形、触り心地など、視点を少し変えるだけで、新しい発見やときめきに出会えて、いつも歩く道も探検場所になりそうです。
今回は、子どもたちとの発見や面白さを集めて楽しめる、探検ノートをご紹介します。
ミツバチの世界にふれた日。_「こわい」の先の、「つながり」を知る。:うみのこのとって食ってつながる暮らしVol.4
この連載の舞台になる「うみのこ」は、神奈川県逗子市にある認可外保育施設。逗子の山と海に囲まれた小さな古民家で、3歳〜6歳までの28人の子どもたちが暮らしています。
そんなうみのこの暮らしに欠かせないのが、食べること。
海山の恵みをいただき、畑で野菜を育て、自分たちで料理する。
生産者、料理人、食べることに欠かせない人々とつながり、本物と出会う。
どんなふうにうみのこで“食べる”ことが起きているのか、一年を通してお届けしていければと思っています。
こどもの興味や“やりたい!”を叶える視点で生まれたあそび
子どもの「気になる!」「やってみたい!」と、大人の都合の間で無理なく楽しめそうな、あそびアイデアたち。
傘袋チャンバラ〜安全面もちょっと安心な戦いごっこ〜
やりたい!を叶えてあげたいけれど、安全面を考えると心からOKは出しにくい…という狭間で生まれたのがこの傘袋チャンバラです。
膨らますところからおもしろい、チャンバラ以外でもいろんな楽しみ方ができる遊び。
触って楽しいタグぴろぴろ〜乳児さんの“好き”が詰まった手作りおもちゃ〜
皆さんの園にもいませんか?
乳児クラスの子どもたちと過ごしていたとき、毎年必ずと言っていいほど洋服のタグが好きな子どもたちに出会っていました。
タグの魅力ってなんだろう…。ツルツルの布?ほど良い大きさ?など考えながら作った、子どもたちがいろいろな素材に触って楽しめる手作りおもちゃをご紹介します。
無限ティッシュ〜乳児期の好奇心やわくわくがギュっと詰まったあそび〜
そんな乳児期の子どもたちの“わくわく”が詰まった、手先や腕を存分に使って楽しむことができる無限ティッシュのあそびをご紹介します。
こどもから生まれたあそび
子どもから教えてもらった、数々の愛おしいあそびたち。
ひっくりかえしゲーム〜子どもがおしえてくれた手作りゲーム遊び〜
「めくってみて」と子どもに言われて、ひっくりかえしてみると…
子どもがおしえてくれた、オリジナルの手作り遊びをご紹介したいと思います。
いろいろな、廃材クリスマスオーナメント〜オリジナルの手作りクリスマスツリー飾り〜
子どもたちから生まれたアイデアをご紹介します。
サクサク、サッカーボール〜子どもライターななおっちの工作部屋#02〜
紙コップでできているので、本物のサッカーボールよりも小さくて、遊びやすくて、片付けやすいです。
ボールがない時でも、サッカーができます!
ドリンクバーを作ってあそぼう!〜子どもたちのアイデアから生まれたごっこあそび〜
このドリンクバーを作ったことで、子どもたちのイメージがどんどん広がり、有名ファミリーレストランのごっこあそびになり、子どもたちは数ヶ月楽しんでいました。
子どもたちのアイデアをもりもり取り入れて、オリジナルのドリンクバーやレストランごっこを楽しむのはいかがでしょうか?
フーフー!外装フィルムピタットゲーム!!〜素材/めかぶ・納豆パックの外装フィルム〜
使う素材は…「めかぶ・納豆パックの外装フィルム」です。
こどもの世界に触れたところから生まれたコンテンツ
子どもの世界に触れ、覗かせてもらったその先に出会ったあれこれがギュッと詰まった記事たち。
【自然遊び】ごちそう!「みどりサラダ」の作り方〜素材/野草〜
こだわりのポイントを、インタビューしてみました。
使う素材は…「野草」です。
あそび跡〜子どもの世界をめぐってみよう〜 Vol.6
どうしてこうなったのか…。
あそびの“跡”からめぐらせてみる、子どもの世界。
そこから、なにが見えてくるでしょう。
自分たちだけの空間を楽しむ〜子ども自身が空間作りや隠れることを楽しめる環境アイデア〜
そんな、子どもたちが自分たちだけの空間や隠れることを楽しみやすい環境を、ほいくるサポーターさんと考えてみました。
「おくまんきゅうひゃくさい!」ーごはんを食べながら、3日目。
第3回目の「ごはんを食べながら」。
今回、同じ食卓に集まったのは、5歳児のヒノキ、ケイタ、ケンと3歳児のハヤトとワコ。
この5人は午前中、森で遊んでいた人たち。海に行っていた人たちよりも一足先にお昼ごはんを食べ始めました。
みなさんと共に考えてきたこと
これまでたくさん(150本近く!)のアンケートを通してみなさんの声を聴かせてもらいながら、共にいろいろなことを考えてきました。そのなかから、ここでは3つをご紹介。
\みんなの実践例/【作ったものをとっておきたい!という子の場所づくりとその後】〜こんな時、どうする?みんなの相談ひろば〜
でも、正解がないからこそ、いろんな角度からの視点や考えに広く触れることで、柔軟に、より保育がたのしくなるのかも…?
誰もが聞き手、受け手になって、それぞれの思いや考えを持ち寄れる場にしていきたいな、という考えの元スタートした『みんなの相談ひろば』。
3回目の相談テーマ【作ったものをとっておきたい!という子の場所づくりとその後】に寄せられた、みなさんの思いや考え、実践例をお届けします。
【アンケート結果】子ども時代に一番楽しかった遊び〜保育者さんアンケート〜
特に名前がついているわけではないけれど、よく楽しんでいた遊び。
毎日のように夢中になっていた遊び。
大人からはダメと言われたけれど、やめられなかった遊び・・・。
アンケートに寄せられた、みなさんが子ども時代に楽しんでいた遊びをご紹介します。
【アンケート結果】子どもにしわ寄せがいく保育にならないために必要なことってなんだろう?〜保育者さんアンケート〜
漠然と広がる靄のなかで、これからの保育について考え向き合っていくための手がかりの一つとして…
アンケートに寄せられた、子どもを大事にした保育を守っていくための、みなさんの率直なご意見や声をご紹介します。
何度も読み返したくなる、読みものコンテンツ
これまで訪れたさまざまな人や場所への取材記事のなかから、ここでは5つを、印象に残っている言葉と共にご紹介します。
プレイワーカー嶋村仁志さんと「遊びってなんだ?」を考える。
“子どもって、「今から遊ぶよ」って遊び始めるわけじゃないし、「やりなさい」と大人に言われるから遊ぶわけでもないんだよね。その子自身の体や心が自然と動いてしまう。その瞬間から、その行為はその子にとっての“遊ぶ”になっているんだよね。
だからそう考えると、「遊びの機会をつくる」とか「子どもを遊ばせる」とかって、本当はちょっと変なんだよね。”
お茶の水こども園・宮里暁美さんと考える、0歳児保育と子どもとの関係性。〈前編〉
0歳児の子どもたちの育ちや保育の特徴についてー。
“つくづく「一人ひとり」だなと思います。そして、その一人ひとりは、 子どもの一人ひとりもあるけれども一家族一家族。だって、保育園に子どもだけが突然登場するのではなくて、絶対にそのご家族ぐるみでしょう。それぞれのご家庭で大事にされていることぐるみで、その子の扉が開いていくということは大事にしたいなと思います。”
「どの子にもうれしい保育をしませんか?」臨床保育の専門家・野本先生が提唱する子ども支援のあり方
“障がいのある子の保育を考えようとするとき、障がいのある子どもだけ見てなんとかしようと思いがちです。でも、そうではなくて、「障がいのある子のいる保育」を考えたいなと思うんです。もっと言えば、障がいがあると思って見ているのはこっち側の大人だけで、幼児期の子ども達は別にそんなふうには受け取っていないので、障がいがあるのかもしれないと大人が感じているお子さんのいる保育というのが正確な表現になるでしょうか。”
「保育者は“子どもに感動できる大人”を育てるのが仕事。」柴田愛子さんと捉え直す、私たちが居る意味。
“私は、やっぱり人が育っていくことに同居できる、その時に立ち会えるこの仕事って、すごい素敵だと思うし、その時に必要なものって、教育力や保育力じゃなくて、子どもが「ここは、私のもう一つの居場所だ」って思える安心感だと思うの。”
和光保育園の暮らしから見えてきた、「命を輝かせる」つながり。(後編)
“子どもが育つという側面だけではなくて、子どもと共に暮らす私たち大人が自分のこだわりというか、今まで持っていた価値観を少しずつ更新していきながら、今まで気にも止まらなかったようなことに心を寄せられるようになっていく(心を拡大していく)場でもあって。自我を形成しながら社会の中での私というものをつくっていこうとする人たち(子ども)と、凝り固まってしまった自我を譲っていく(ほぐしていく)人(大人)が共にいるっていうのはすごく大事なことだし、お互いに恵みがあるなっていう風に思っています。”
さいごに
時代の流れと共に変化すること。いつまでも変わらないこと。
この15年間を見つめ直しながらあれやこれやと考えていたら、30本以上の記事を紹介していました。それでも、HoiClueに掲載しているコンテンツのなかではほんの一部。
月日と共に今後もその数は増えていきますが、その積み重ねが量ではなく豊かさでありたいな、と思う一つの節目です。
やわらかく、豊かに、おもしろく。
16年目のHoiClueも、どうぞよろしくお願いいたします!
(みなさんへのメッセージは、今回もう1本の記事にギュッと詰め込んでお届けしています。ぜひ併せてお読みいただけたらうれしいです。)
HoiClue編集長 雨宮みなみ
保育のきっかけを、みんなと耕してきた15年──HoiClue、15歳の現在地
日々の保育の中で「こんなとき、どうしよう」と思った際に、そっと寄り添えるような、おもわず子どもの姿を思い浮かべて明日が楽しみになるような“保育のきっかけ”を共有したい——。そんな思いから始まったHoiClueは、たくさんの方のアイデアや声とともに、少しずつ育ってきました。
この節目のタイミングで、編集長・雨宮みなみが、はじまりのこと、続けてきた理由、そしてこれからのHoiClueについて語ります。