冬の探検ノート〜子どもたちの発見を集めて楽しめる自然遊び〜
いろいろな色、形、触り心地など、視点を少し変えるだけで、新しい発見やときめきに出会えて、いつも歩く道も探検場所になりそうです。
今回は、子どもたちとの発見や面白さを集めて楽しめる、探検ノートをご紹介します。
材料
- 紙 数枚(今回はA4の紙を使用)
- 紐やリボン
- 子どもたちと集めた自然物
使うもの
- マスキングテープ
- ホチキス
- セロハンテープ
- 穴あけパンチ
作り方
1. 紙を半分に折る。
今回は、A4の紙を4枚ほど使いました。
2. 折り目の向きを合わせ紙を重ねて、折り目の側をホチキスでとめる。
3. 冊子の形になったら、ホチキスでとめた端の部分をマスキングテープでぐるっと1、2周巻く。
(テープでぐるっと巻くと、ノートが少し開かない部分がありますが、強度が増すので特に戸外などで使うときにはおすすめです。)
4. 穴あけパンチで穴を開け、紐をつける。(長さは、子どもが首から下げられる長さ)
5. 子どもたちと、どんなものが見つけられそうか考えて、集めるもののテーマを書く。
例)色(赤、茶色、緑など)、形(長い、細い、太いなど)、触り心地(ふわふわ、チクチクなど)
探検に行こう!
赤く紅葉した小さな葉っぱを発見!
今度は黄色く紅葉したユキヤナギの葉っぱを発見。
落ち葉の中には、薄い茶色や濃い茶色も。
落ち葉をどけてみると、冬でも枯れていない緑の草が。
チクチクしたコセンダングサも。
葉っぱだけでなく、赤い実も発見。ヒヨドリジョウゴという実のようです。
※ヒヨドリジョウゴは葉も実も毒性があります。見つけた際は誤飲のないよう、十分気をつけてください。念のため触った後は手を洗うと安心です。
探検ノートに貼ってみよう。
集めてきたものをテーマ別にノートに貼っていく。
お気に入りというページを作って、とっておきの発見を貼ってみても!
ポイント
- 子どもたちの年齢や経験によっては、集めるもののテーマを決めるのが難しいかもしれません。あらかじめ保育者が、子どもたちと探検に行く場所の下見をして、どんなものを発見できそうか確認しておくことをおすすめします。
- 今回は探検ノートにしましたが、「発見ノート」「〇〇図鑑」などにしたり、ノートの名前自体を子どもたちと考えたりして、ノート作りから期待をもって楽しめるよう工夫してみても良いかもしれません。
- ノートを首から下げるときには、紐が首に絡まないように気をつけてください。
- ヒヨドリジョウゴの毒性について:詳しくは[岡山理科大学/ヒヨドリジョウゴ]をご覧ください。
あそびのアイデア
以前ほいくるメイトさんから寄せられたこちらの遊びを参考にして作ってみました。