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スプーンが指輪や宝石に大変身!〜プラスチックスプーンで楽しむ製作遊び〜

水岡香
掲載日:2023/01/31
スプーンが指輪や宝石に大変身!〜プラスチックスプーンで楽しむ製作遊び〜
プラバンのように、熱の力と素材の特性を生かして楽しむ製作遊び。

絵や模様を描いてオリジナルの指輪や宝石にしたり、ぐにゃ〜と形が変化するようすを観察できたりするのも、この遊びのおもしろいところ。

さて、スプーンがどんな形に変身するでしょう…?

材料

・プラスチックのスプーン

使うもの

・油性ペン
・オーブントースター
・アルミホイル
・軍手
・A4用紙、チラシなど(油性ペンを使うときに下に敷きます。)

作り方

1. テーブルが汚れないよう、スプーンの下に紙を敷く。

2. スプーンに、油性ペンで好きな絵や模様を描いたり、色を塗ったりする。

3. トースターを2、3分ほど温めておく。(180〜200℃がオススメです!)

4. アルミホイルを一度クシャクシャと丸めて開き、その上にスプーンをのせて、オーブントースターに入れる。(一度クシャクシャと丸めて開くことで、プラスチックがくっつきづらくなります。)

5. スプーンの持ち手がぐにゃ〜となり、クルッと丸まったら、軍手をはめて取り出す。
※ここからの工程は熱くて危ないので、大人が行って下さい。

冷めたら、できあがり!

もしもうまく指輪の形に丸まらなくても、透明でコロンとした塊は、まるで宝石みたい…?
指輪にならなかったスプーンたちも、透明できれい…!宝探しの宝石にしたり、宝石屋さんごっこをしたりするなど、あそびが広がりそうです。

注意

・オーブントースターの作業は火傷の危険があるので、軍手をはめて大人が行うと安全です。

・プラスチックが溶けるので、しっかり室内を換気しましょう。

・飴などと勘違いして誤飲がないよう、特に乳幼児のいる場面では十分な配慮を。

ポイント

・温度が高すぎたり、低すぎたりすると丸くならないことがあります。トースター内が200℃くらいがベストなので、焼く回数が多いときには一旦トースターを冷ますと良いかもしれません。

・丸くならなかった場合、スプーンが熱いうちに軍手をはめて丸めると、指輪の形を作ることができます。冷えるとすぐに固まってしまうので、スピーディーに行うと丸く作ることができます。

・プラスチックが熱で形が変化していく様子を、子どもたちと観察するのもオススメです。
私が遊んだ時は「スプーンがたいそうしてるみたい!グニャ〜って!!」と、子どもたちも興味津々でした。

ほいくるスタッフも作ってみた!

電子レンジのトースター機能を使ってチャレンジ。

温度や取り出すタイミングのコツを掴むまでに何度か失敗しながらも…

キレイな丸い指輪を作ることができました。