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あそび跡〜子どもの世界をめぐってみよう〜 Vol.6

掲載日:2024/06/18
あそび跡〜子どもの世界をめぐってみよう〜 Vol.6

ふと気がつくと、こんなところに、あんなところにある子どもの“あそび跡”。
どうしてこうなったのか…。

あそびの“跡”からめぐらせてみる、子どもの世界。
そこから、なにが見えてくるでしょう。

日常のなかで出会った“あそび跡”を、ご紹介していきます。
ちょっとだけ目を留めて、子どもの世界をめぐってみませんか?

魚釣り



6月、雨上がりのベランダで。
3歳児の男の子がたまった水の中に「釣竿」に見立てた枝を入れ、魚を釣ろうとしていた。
でも、なかなか釣れない…
「パパね、つりのやつ、“おいておく”っていってた」
そして、 そのまま忘れ去られたあそびの跡。


子どもの空想に興味を持ち、どうするのかなー?と見守ってました。 大人は魚もいなけりゃ、釣れもしないことが当然分かっている。 それでも、たまった水たまりに 「さかな、いるかな?」と覗いている姿に微笑ましく感じました。
そして、結局は発展せずに、別の遊びに興味を持ち、放置…
またまた、子どもあるあるの姿にも微笑ましく思いました。

<みくさんが出会った“あそび跡”>



こどもが遊んだ跡から…

たまたま手にしたもの。
モノとモノとの出会い。
ひょんな思いつき。
偶然やなんとなくが重なって。
きっとあそびのはじまりは色々で、私たちの気付かないところで広がったり、つながったりしている。

大人が思う以上に考えているのかもしれないし、考えていないのかもしれない。
本当のところはわからない、その謎を大切にとっておきながら、どうしてこうなったんだろうなぁと、子どもに思いをめぐらせる時間が、たのしくて、愛おしい。

今日は、明日は、どんな風に遊ぶだろう。
どんなあそび跡に出会うだろう。



“あそび跡”は、HoiClue制作のリトルプレス『こどもこなた』発の企画。

日々、きっとそこにある、もしかしたら見逃しているかもしれない“あそび跡”に、ちょっと足と目を留めて、ゆっくりじっくりと眺めてみる。
子どもの世界に、思いを巡らせてみる。

そんな時間を、みなさんと、分かち合っていきたいなぁと思っています。

みなさんが出会った“あそび跡”も、ぜひ共有していただけませんか。



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