\2024年、年末のごあいさつ/(ほいくるスタッフ一同)
2024年年末、スタッフトーク。
振り返ってみると…今年は、年明けから当たり前にある日常が当たり前ではないことを感じ、考えながらのスタートでした。日々の暮らしの一つひとつのありがたさやその重み、大事にしたいこと、もしもに備えること。そんなことを巡りながらの一年だったように思います。
HoiClueはというと…日々の暮らしに身近な“自然”にまつわるあそびコンテンツがたくさん生まれたり、久しぶりに『ぬりえ』記事が登場したり(ただ塗るだけじゃない、その名も『はんぶんぬりえ』!)、初めてのオンライン講座を開催したり。
ここからは、2024年に生まれたHoiClue記事を元に、この一年を振り返ってみたいと思います!
年末年始のお休みのお供に、お楽しみいただけたらうれしいです。
2024年のいろいろな企画
『はんぶんぬりえ』(造形遊び実践家・絵本作家 矢生秀仁さん)
はんぶんのもり①〜はんぶんぬりえシリーズ(その1)〜
そのまま塗って楽しい。
描き足して塗って描きたしてから塗ってもっと楽しい!
みんなで作ると、そこに一つの世界ができて、切り抜けば、遊べる。
造形遊び実践家・絵本作家ひでちゃんがお届けする、『はんぶんぬりえ』シリーズ。
今回のテーマは「もり(森)」。
みんなだったら、どう遊ぶ?
美術表現から「こどもたちに委ねた先の世界をのぞく」コラム(美術教育家 田中 令さん)
遊びから芸術は始まる!#01『新聞紙あそび』
昨年度に引き続き、2024年度もHoiClueさんで連載をさせていただくことになりました。
様々なアート遊びを紹介してきた昨年を踏まえ、今年は美術表現をベースに「こどもたちに委ねた先の世界をのぞく」エピソードの紹介をしていきたいと思います。舞台は、私が年間を通して芸術講師として関わっている保育園や、UMUMの自主企画「UMUMこどもアトリエ」です。
今回は、保育園の新年度1回目に行った、新聞紙を使った活動からお届けします。
園長先生のコラム(「しぜんの国保育園」園長。齋藤美和さん)
しぜんの国保育園 園長美和さんのわっしょい日記Ⅱ(第一回)「わわわっと2024年がスタート」
保育の一場面
園での子どもたちとの日々の暮らしのなかにある“モノ”や“場(空間)”などに焦点をあて、一場面を切り取って、HoiClueを通して広く共有いただく企画!
▶『保育の一場面』記事一覧はこちら
HoiClueオンライン講座
「正しさの中だけでは育たない」生きる力の源泉、見立てる力。〜“遊ぶ”を、学ぶじかん。<HoiClueオンライン講座イベントレポート>〜
そんなことを考え、学ぶ時間をつくれないかと、プレイワークトレーナー/プレイワーカーの天野秀昭さんを講師にお招きして、HoiClueはじめてのオンライン講座『“遊ぶ”を、学ぶじかん』を開催しました。
今回はイベントレポートとして、天野さんのお話のほんの一部をお届けします!
2024年に掲載し、反響のあった“あそび”記事
しっぽ取り~みんながおにになって楽しむゲーム遊び~
でも、ドキドキソワソワ気が抜けない真剣ゲーム遊び。
子どもの様子に合わせてルールを変えることで、遊びの幅も広がります。
草花の色あそび〜植物の色に触れて楽しむ自然遊び〜
植物の、自然な色が写し出される不思議な遊び。
「ささき隊長」ことプロ・ナチュラリストの佐々木洋さんが紹介していた遊びを、実際に試してみました!
色であそぶ、琥珀糖づくり〜素材/寒天〜
高級なお菓子のようですが、シンプルな材料で簡単につくることができます。
色づけする工程はとても面白く、小さな子どもと楽しむおやつ作りに、ぴったりです。
使う素材は…「寒天」です。
シーグラスの涼やか風鈴〜素材によっていろいろな音に出会える製作遊び〜
チリリ〜ンと音がなると、なぜか涼しく感じる風鈴。他にも子どもたちに身近なさまざまな素材を使って、どんな音が聞こえるか試してみるのも、おもしろそうです。
今回は、カップとシーグラスを使用した風鈴をご紹介します。
カチカチにぎやかな音がする鳴子〜廃材から作る手作り楽器〜
楽器遊びをするとき、ソーラン節を踊るときのお供にも楽しめそうです。
飾りや素材をアレンジしたら、個性豊かになる鳴子の作り方をご紹介します。
自分が掘ったさつまいもを描いてみよう〜色づくりを楽しむ絵の具遊び〜
「見て!こんな芋が掘れたよ!」と、どろんこの手で保育者の目に入ってしまいそうな距離まで近づけて見せてくれた子どもたち。
子どもたちの手には、大きいもの、何個もつながっているものなど、いろいろなさつまいもがありました。
一人ひとりの自慢のさつまいも、お気に入りのさつまいもを、食べてしまう前に形に残しておくのはどうかと子どもたちに提案し、絵の具でさつまいもを描くことに。
4歳児の子どもたちは色を自分で選び、5歳児の子どもたちとは実際に色を作るところから遊びながら描いてみました。
ここからは、そのようすをお届けします。
毛糸と木の枝で楽しむ手作り飾り~秋冬時期により楽しそうな製作遊び〜
あたたかい毛糸素材を使うので、秋冬時期にももってこい。
蜘蛛の巣に見えたり、雪の結晶に見えたり、オーナメントにしたりと、いろいろな楽しみ方ができそう!
材料やアイデア次第で、もっといろいろなものに変身しちゃうかも?
思い思いに自由に楽しんでみよう!
四角いフェルトであそぼう〜ハンバーガー・サンドイッチ・つなげるゲーム〜
ハンバーガー、サンドイッチ、他にも色々思いつきそう。
ごっこ遊びから、手先の感覚を使った遊びまで、フェルトの素材を活かして、大きい子どもたちも、小さい子どもたちも楽しめる遊びを紹介します。
大きなダンボール箱で「ボール投げゲーム」を作ろう!〜素材/ダンボール箱〜
色々な大きさの穴を開けたり、点数を描いて、お祭りやイベントでも使えるゲームが出来上がりますよ。
使う素材は…「ダンボール」です。
みなさんが子どもたちと楽しんでいる遊びアイデアも募集中!
「HoiClueに掲載しているあそび、子どもたちとこんな風に楽しんだよ!」というアレンジアイデアもぜひお寄せいただけたらうれしいです。
▶みんなの遊び、大募集!
つづきまして…
2024年に実施したアンケート(一部)
【アンケート結果】みんなの園の“学び”事情〜保育者さんアンケート〜
研修や勉強会一つをとっても、園内のものに園外のもの。
定期的な学びの場や、自身で参加しているものなど、きっといろいろな学びの形があると思います。
アンケートに寄せられた、保育者さんのご意見や回答をご紹介します。
\みんなの実践例/【登園時の親子分離のとき、大切にしていることは?】〜こんな時、どうする?みんなの相談ひろば〜
でも、正解がないからこそ、いろんな角度からの視点や考えに広く触れることで、柔軟に、より保育がたのしくなるのかも…?
誰もが聞き手、受け手になって、それぞれの思いや考えを持ち寄れる場にしていきたいな、という考えの元スタートした『みんなの相談ひろば』。
4回目の相談テーマ【登園時の親子分離のとき、大切にしていることは?】に寄せられた、みなさんの思いや考え、実践例をお届けします。
【アンケート結果】子ども時代に一番楽しかった遊び〜保育者さんアンケート〜
特に名前がついているわけではないけれど、よく楽しんでいた遊び。
毎日のように夢中になっていた遊び。
大人からはダメと言われたけれど、やめられなかった遊び・・・。
アンケートに寄せられた、みなさんが子ども時代に楽しんでいた遊びをご紹介します。
いつもアンケートに協力してくださっているみなさん、ありがとうございます。
毎度のことながらアンケートの先に“答え”はありませんが、「みんなはどうしている?」「どう考える?」など、いろんな「?」について、さまざまな視点や考え方に触れることで、違いがあることを知ったり、新たな気づきを得たり、自分の思考を整理するきっかけになったり、改めて一度立ち止まる機会にもなるのでは、と思っています。
今後も、みなさんが気になるあれこれをテーマに実施していきたいと思っています!
▶アンケート一覧はこちら
今年取材に伺った園や場所(一部)
「大きな家族でありたい」ー おひさま保育室(神奈川県 葉山町)
おひさま保育室のコンセプトは「大家族保育」。その言葉には、どんな想いが込められているのでしょうか。園見学とインタビューを通して、たっぷりとお届けします。
「子どもたちには人生を楽しんでほしい」ー元気キッズ チルズ(埼玉県朝霞市)
株式会社SHUHARIが運営する元気キッズグループの発達支援施設の一つで、地域の児童発達支援センターの役割も担っています。
“どんなGENKIもうけとめよう”ということをコンセプトに、アクティブな元気だけではなく、見た目には静かでも心に灯っている気持ちなども“元気”と総称してそれぞれの個性を大事にしていて、子どもが元気であるために、保護者の“元気”や、子どもと保護者を支える職員自身の“元気”も大事にしているのだそう。
その背景には、どんな想いや取り組みがあるのでしょうか。
施設の見学とインタビューを通して、たっぷりとお届けします。
わこう村で暮らす。ー 和光保育園(千葉県富津市) (前編)
「村づくりをしているんです。」
そう語ってくださった理由がわかるような空間、時間、暮らしが、そこにはありました。
▶園へのインタビュー記事一覧はこちら
今年インタビューや対談をさせていただいた方々(一部)
お茶の水こども園・宮里暁美さんと考える、0歳児保育と子どもとの関係性。〈前編〉
“子どもたちと保育者がともに過ごしながら展開していく保育は輝きを放っています。一人ひとりに応じたプランのもと、応答的な関わりを重ねる中で日々紡ぎ出されていくもの、それが保育です。一日として同じ日はなく、一つとして同じ保育はない。「今、ここで生まれてくるもの」それが、保育なのです。”
この言葉を綴ったのは、編著者の宮里暁美さん。そんな言葉を保育者に贈ってくださる宮里先生に、ぜひ0歳児保育についてお話を伺いたいと思い、宮里先生が5年間園長を務められ、現在は運営アドバイザーとして園運営を支えられている、文京区立お茶の水女子大学こども園(以下、お茶大こども園)を見学させてもらったあと、インタビューをさせてもらいました。
「図鑑のつくりかた」を小学館図鑑編集者に聞いてみました!
保育をする中でも、子どもたち一人ひとりの「知りたい」や「好き」を支える、大切なアイテムだと思います。
今回はそんな図鑑を制作する小学館図鑑編集部の廣野さんにたっぷりとお話をお伺いします!
「条件付きで認める」のではなく、無条件で「あなたはあなたのままでいい」と言ってあげたい。ー柴田愛子さん×臨床心理士 武田信子さん〈前編〉
第8回目のおしゃべりのお相手は、臨床心理士で一般社団法人ジョイスの代表理事を務める武田信子さん。
「武田さんがりんごの木に遊びに来てくださった時におしゃべりに花が開いて。井戸端aikoでもぜひ武田さんとお話したいなと思ったの。」という愛子さんからのリクエストで、武田さんとの対談が決まりました。
来年も、いろいろな人、いろいろな場所へインタビューにお出かけ予定です。
おたのしみに!
▶インタビュー記事一覧はこちら
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ということで、さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。
来年もまた、みなさんと共に、保育や、こども心やあそび心が耕されるような取り組みや発信をしていきたいと思っていますので、どうぞおたのしみに…!
今年も一年、大変お世話になりました。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください☆彡
ほいくるスタッフ一同より