「⼤どろぼうの家」

- 開催日
- 2025年7月16日(水) ~ 2025年9月28日(日)
- 時間
- 10:00~18:00
- 場所
-
PLAY! MUSEUM
東京都⽴川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F
- アクセス
- JR⽴川駅北⼝・多摩モノレール⽴川北駅(国⽴昭和記念公園⽅⾯)より徒歩約10分
- 参加費など
- ⼀般1,800円/⼤学⽣1,200円/⾼校⽣1,000円/中学⽣600円/⼩学⽣600円
内容
絵とことばのミュージアム「PLAY! MUSEUM」では、夏休み期間<どろぼう>をテーマに、⼤⼈も⼦どもも主役になって参加できる、没⼊体験型のエンターテインメント「⼤どろぼうの家」展を開催します。
許されざる罪⼈でありながらも、古今東⻄の物語に数多く描かれてきた「どろぼう」。超⼈的な能⼒者や、謎めいたヒーロー、時には親しみのある存在として、⼈はどろぼうに憧れ、惹かれてしまうのはなぜでしょう。
本展は、最後の盗みに出て留守中の、かの有名な「⼤どろぼう」の家に忍び込むという設定で構成した来場者が主役の展覧会です。回廊、応接室、隠し部屋など8つの部屋に分けられた展⽰室には、どろぼうの肖像画、さらには著名作家たちの美術品や変装道具、星、靴下など謎が謎を呼ぶコレクションが並びます。どろぼうを知ることで⼈間の不思議さやおもしろさを新しい没⼊体験と共に楽しんでいただく企画展です。
ティザービジュアル©MaikoDake
ティザービジュアル©MaikoDake
ティザービジュアル©MaikoDake
見どころ
①ヨシタケシンスケが盗まれた!?
引退を決めた⼤どろぼう。後継者を育てるための絵本を作ろうと考え、著名な絵本作家を盗み出すことにしました。ヨシタケシンスケさんに⽩⽻の⽮を⽴てた⼤どろぼうは⾒事にヨシタケさんを盗み出し、「どろぼうを育てる絵本」を描く指令を出します。ところがヨシタケさんは予想を裏切る絵本を作り、⼤どろぼうを感服させました。
展覧会では、⼤どろぼうのコレクションのひとつになった、絵本の原画を展⽰します。ヨシタケさんが絵本に込めたメッセージとは?
絵本『まだ大どろぼうになっていないあなたへ』(2025月7月10日、ブルーシープ刊)© Shinsuke Yoshitake
②⾕川俊太郎の庭
PLAY! MUSEUM「大どろぼうの家」会場写真 撮影:高橋マナミ
宇宙にあこがれていたロマンチストの⼤どろぼうが、⾕川俊太郎の訃報を聞き、宇宙や星をめぐる15の詩を盗み出し、庭を飾りました。⾕川俊太郎の詩の朗読と⾕川賢作による⾳で構成するインスタレーション「銀の庭」です。
③幅允孝が選書する応接間
PLAY! MUSEUM「大どろぼうの家」会場写真 撮影:高橋マナミ
⼤真⾯⽬な⼤どろぼうは、建物や鍵の構造、警備システムの抜け道、⾝体の可能性など、様々なことを本から学びました。応接間の本棚には蔵書がずらりと並び、変装道具も飾られます。⽬を凝らせば、⼤どろぼうが引退を決めた理由にも気づくかもしれません。「⻘の応接間」のディレクションはブックディレクターの幅允孝が担当します。
④⼦どものどろぼうジム
PLAY! MUSEUM「大どろぼうの家」会場写真 撮影:高橋マナミ
⼤どろぼうの家の奥にある「光の蔵」には、⼤どろぼうの偏愛品やガラクタが⼤切に展⽰され、さらにはどろぼうを⽬指す⼦どもたちが訓練に励むどろぼうジムがあります。⾚外線が張り巡らされたお宝に、来場者は近づくことができるのでしょうか。空間のディレクションは新井⾵愉が担当しました。
概要
開催期間
2025年7月16日(水)〜9月28日(日)
開館時間
10:00-18:00(入場は17:30まで)
申込締切
なし
主催者
PLAY! MUSEUM
PLAY! MUSEUM(プレイミュージアム)は、絵とことばがテーマの美術館。
絵本やマンガ、アートの本格的な展覧会を行います。参加型や、五感を使って楽しめる展示も多く、大人も子どもも気軽に楽しむことができます。
PLAY! MUSEUM:
https://play2020.jp/