色であそぶ、琥珀糖づくり〜素材/寒天〜
高級なお菓子のようですが、シンプルな材料で簡単につくることができます。
色づけする工程はとても面白く、小さな子どもと楽しむおやつ作りに、ぴったりです。
使う素材は…「寒天」です。
材料
【色水】
・食紅…好きな色
・水…適量
【寒天液】
・水…200ml
・寒天…4g(パウダータイプのもの)
・グラニュー糖…300g
使うもの
・鍋
・木ベラ
・カップ(食紅を入れる用)
・スプーン
・バット(今回は25cm × 18cm程度の大きさのものを使用しました)
・ナイフ
・竹ひご
・クッキングシート
作り方
1. 耳かき一杯ほどの食紅を小さじ2の水に溶いて、色水を作ります。
2. 鍋に水と寒天を入れ、中火にかけ、木べらで軽く混ぜます。沸騰したら弱火にし、寒天が完全に溶けて透き通った状態になるまで待ちます。
3. 火を一度止めて、グラニュー糖を入れ、木べらで混ぜます。砂糖が溶けたら中〜弱火にかけます。
4. このように砂糖がしっかり溶けた状態になっても、水分を少し飛ばすため、しばらく加熱し続けます。鍋の中身が沸き上がってきたら、一度火を弱めましょう。
5. ヘラを持ち上げたときに、寒天液のしずくが写真のような状態で、ゆっくりと垂れるようになったら、火を止めます。
6. 寒天液をバットに流し込みます。色付けする用意が整いました!
7. 色水を、一色ずつ寒天液に垂らしていきます。まず、赤を色々な場所に、少しずつ垂らしてみました。
8. 次に、黄色。
9. 最後に緑と青。
10. 竹ひごで色を混ぜます。竹ひごの先を色のある部分に入れ、ゆっくり動かすと…
11. 色が竹ひごの動きに合わせて、スーッと動いていきます。これは楽しい…!
12. 好きなだけ色を動かして、もういいかな?と思ったら完成です!
粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、冷やし固めましょう。2時間ほどで固まります。
13. 固まったら、クッキングシートの上に取り出します。
14. ナイフで好きな形にカットしてみましょう。
15. 角度を変えて見てみると…様々な色が混ざりあい、とてもきれいです!
16. ナイフを使わず、手でちぎると、ランダムな形が面白い仕上がりに。
17. まるで美しい宝石のようです。
18. そのまま食べると、歯切れの良いグミのような食感です。
数日〜1週間程度、時々裏表をひっくり返しながら、乾燥した場所で乾かすと、表面がカチリと固まり、違った美しさが楽しめます。食感の変化も楽しいですよ。
ポイント
・寒天液に垂らした色は、今回はそっと混ぜてみましたが、グルグル混ぜても大丈夫。混ぜすぎて一見汚いように見えても、素敵なグラデーションがあらわれることも。どんな琥珀糖が出来上がるか、楽しんでください。
・ナイフを使用する際は子どものすがたに合わせて大人が使用してください。手でちぎる場合は不要です。