みんなの園の運動会アイデア〜競技ってどう決める?当日を楽しむための工夫とは?〜
子どもたちにとっても保育者にとっても、一年に一度の大イベント「運動会」。
だからこそ、競技で悩むことや当日の過ごし方で気になることも多かったり…
そこで、ほいくるでは6月と7月の2回に渡ってアンケートを実施しました!
他の園の運動会の様子はもちろん、たくさんの保育者さんたちのアイデアが、子どもたちと運動会をより一層楽しめるきっかけに繋がればと思います。
(アンケートにお答えくださった皆さん、ありがとうございました!)
目次
1、運動会で悩むことはどんなこと?
・競技内容、どうやって決める?
・あなたのクラスの定番競技を教えて!
・うちの園だけかも…というような、変わった競技やおもしろい取り組み
2、子どものワクワクや楽しさのピークを当日に持っていくために工夫していることがあったら教えて!
3、運動会の当日、普段通り楽しむ(緊張しない)ためのアイデアがあったら教えて!
4、今までの運動会で、一番思い出に残っている瞬間を教えて!
運動会で悩むことはどんなこと?
ほいくるにて、保育者のみなさんにアンケートを実施してみたところ、多くの人が頭を悩ませている”あること”が明らかに。
【1位】競技内容を決めること
【2位】練習をどう進めていくか
【3位】振り付けを考えること
1回目に行ったアンケートの結果では、297人のうち6割近くの保育者さんが、競技の内容決めに悩んでいる結果に。
そこで2回目のアンケートでは、実際に保育者のみなさんがどのようにして競技内容を決めているのか聞いてみました!
競技内容、どうやって決める?
子どもの様子や普段の保育から決める
- 子どもが普段から楽しんでいる遊びや、興味関心のあるものを競技に取り入れる
- 子どもたちが今頑張っている内容を取り込む
- 子どもの発達や様子を元に、みんなが楽しめるかどうか
- かくれんぼや追いかけっこなど普段の生活で体験しているような動きを競技に取り入れる
テーマから決める
- クラスのテーマに合わせたストーリーが競技になる
- その年の園のテーマに沿って競技を決める
- 絵本の内容をそのまま競技に取り入れる
一方で…
- 内容はそれほど変わらずテーマは子どもが興味深いものにする
といった、競技は決まっていて後からテーマを決める園もありました。
流行から決める
- 例年の流れとその年の流行も取り入れる
- 流行っているものを取り入れ、その年らしさを出す
他には…
- 担当の保育士が中心になって決める
- 保育者が話し合って決める
- 内容をある程度決めてから4月をスタートさせる
- 随時様子を見ながら変更
- 例年通り
といったように、保育者で決める園や、子どもたちの様子に合わせて競技を変更するところもありました。
あなたのクラスの定番競技を教えて!
一番多かったのは「かけっこ」や「リレー」といった競技。
次いで「ダンス」「パラバルーン」「玉入れ」といった結果に。
結果とあわせて、運動会で楽しめそうなほいくるの記事をご紹介!
うちの園だけかも…というような、変わった競技やおもしろい取り組み
アンケート結果で一番多かったのは、大人も一緒に参加する競技。
例えば…
- 親子体操
- 親と先生で障害物リレー
- 親のおんぶでしっぽとりゲーム
- 親子綱引き、親子玉入れ
- お助け綱引き、先生のリレー
などなど。
中には、
- 借り物競争で先生が変装させられ、その後仮装パレードが行われる
といった、ユニークな競技アイデアも…!
アンケート結果とあわせてほいくるの親子競技をご紹介!
⇒乳児さんから幼児さんまで!おやこで楽しめそうなワクワク運動会競技7選
その他にも、子どもたちが行う競技では、
- エイサー
- 年少が園で取り組んでいるリトミックを運動会の時にも行う
- マスト登り
- 太鼓
- 追いかけ玉入れ
といった回答がありました。
競技だけではなく、運動会全体の取り組みとしては、
- 子どもたちで競技を考える
- 小規模な為、1人ずつテーマ曲に合わせて障害物競技をする
- 市歌を使って準備体操
など、園の環境や子どもの姿に合わせたユニークな取り組みも。