パワーアップして12周年!〜8月8日 ほいくるの日に寄せたごあいさつ〜
2022年8月8日は、HoiClue12回目の誕生日。
今年もこの日を迎えられたこと。
改めて、日頃からHoiClueを楽しんでくださっているみなさまにお礼を伝えさせてください。
本当に、どうもありがとうございます!
12年目の歩みを振り返りながら、HoiClueを運営するメンバーより、さらにパワーアップしていく13年目に向けてごあいさつを。
…「子どもの頃、ダメと言われながらも楽しんでいた遊び」とともに、自己紹介です!
12年目はこんなことがありました!
子どもの「やってみたい」をかなえるには?HoiClueサポーターさんと考えた!
危ない、汚れる、準備が大変…
子どもたちに「これ、やってみたい!」と言われても保育環境的に難しく、止めてしまうことがあります。
どんな環境をつくったり、遊びを工夫したりすると、実現できるんだろう…?
ほいくるサポーターさんと一緒に考え、生まれた遊びです。
おっとっと…!いろんなものに乗ってみよう〜高いところに乗ることを楽しむ遊び&環境アイデア〜
自分たちだけの空間を楽しむ〜子ども自身が空間作りや隠れることを楽しめる環境アイデア〜
HoiClue初の書籍『12か月が楽しい!子どもの季節あそび』が発売に!
HoiClueが編著を担当した本『12か月が楽しい!子どもの季節あそび』(朝日新聞出版)が2022年3月28日に発売になりました。
子どもたちと過ごす季節を、大人も一緒に感じ、楽しんでほしい。
そんな思いを込めて携わった一冊です!
【書籍紹介】今日は子どもと、何して遊ぼう…!HoiClue編著『12か月が楽しい!子どもの季節あそび』
小学館とともにHoiClueを運営していくことに!
2010年よりKids Color Inc.という会社を通して運営してきたHoiClueですが、これから株式会社小学館の元で運営をしていくことになりました。
これまでどおりKids Color Inc.メンバーもHoiClueの運営に携わります。
小学館さんと道を同じくパワーアップしていく予定ですので、どうぞお楽しみに…!
ほいくる読者のみなさまへ
HoiClue 運営メンバー紹介!
子どもの頃、ダメと言われながらも楽しんでいた遊びは…?
強力なメンバーを得て、これからさらに飛躍をめざすHoiClue。
運営するキッズカラー&小学館メンバーからごあいさつです。
自己紹介をかねて…
子どもの頃、「大人からはダメ!と言われたけれどやめられなかった遊び」を振り返ってみました!
『ブランコ』
公園のブランコの周りには、たいてい柵がありますよね?
あの柵をブランコからジャンプして飛び越えたい、もしくは柵の上に綺麗に着地してみたい、
そんな気持で毎日のようにチャレンジしていた時期があります。(たぶん3〜4才くらい)
まだ小さかったので柵に激突したり、顔面から地面に落ちたりと、気持ちよく成功した記憶はほぼありません。
幸い骨折したり入院したりすることはありませんでしたが、母親にはムチャクチャ怒られました。
ブランコから飛び降りると怒られるという事は学習したので、ならば今度はブランコを全力でこいで、一回転に挑戦してみようとしたところ、頂点付近から転落。
母の鬼の形相が忘れられません。
(サガミネーター/小学館)
『水のグミ』
水は、氷になるまでの間に一度「グミ」のようなプニプニした状態になる、と思い込んでいた5、6才の頃。
その瞬間をどうしても確認したくて、当時お気に入りだったコップに水を注ぎ、ワクワクしながら冷凍庫に忍ばせました。
そして、「そんなに何度も冷凍庫を開けられたら困る!」という親の目を盗んでは、5分置きにチェック。
でも残念ながらそう簡単に“グミ“のような姿には出会えず、チェックの間隔が5分から10分になり、10分から20分になり、そのうちすっかり忘れてしまい…ハッと思い出したのは翌朝。
急いで冷凍庫を開け、カチカチに凍った水と割れた哀れなコップを目にして衝撃を受けたのでした。
(雨宮みなみ/ほいくる編集長 )
『ザリガニ捕りは大人の世界』
小さい頃、4歳上の兄と近所の池にザリガニを捕りに行くことが楽しみでした。私は、お兄ちゃんたちが岸辺の穴(巣です)から素手でザリガニを捕まえるのを「かっこいい大人の技だ」と感じていました。
ある日、“大人になるため”、無謀にも大きな穴に手を入れました。固い感触の後、激痛が走り…思わず絶叫しました。手を引き抜いたら、大きなアメリカザリガニが指を離さず出てきました。海老で鯛を釣るのではなく、指で海老を釣ってしまいました。兄がはずしてくれるまで号泣し続けました。
出血もあったため帰宅し、大目玉をくらいました。幸い軽傷でしたが、しばらくの間、水辺の穴を見ると指がうずいていました。
(杉本 隆/小学館 チーフプロデューサー)
『ハンパないおたまじゃくし捕り』
実家近くの神社の境内に小さな池があり、春になるとカエルが卵を産みました。小さくて黒くてまんまる、チョロチョロ泳ぐおたまじゃくし。
…ぜーんぶ、捕りたい。
バケツと柄杓(ひしゃく)を手に池に入り、朝から夕方までとにかく捕る。上から見るとまっくろになったバケツ(200匹はいたような)を持ち帰っては、母に「足が生える前に返しなさい!」と釘を差され、数日後にはリリース。でもまた捕って…がクセになる春の遊びです。
ある年、大量のおたまじゃくしのバケツを手に、ホクホクニヤニヤしながら家路を急いでいたら、思いっきり転んでしまい…泣きながら家に帰り、激怒する母と道に散らばったおたまじゃくしを拾った記憶が鮮明によみがえります。
しばらくの間、神社への道は黒い水玉模様…。
(タケハラ マサコ/キッズカラー/編集)
『スピード潜水』
レンガやブロックなど、重りになるものを持って水に飛び込みます。
すると、バタ足の倍以上のスピードで水底まで潜ることができ、酸素の消費も少ないので、より長い時間水の中で遊べます。
実家の近くに、最深部3メートルくらいの、水のきれいな広い貯水池がありました。普段から水遊びに使っていたのですが、もちろん大人には内緒です。
大きなナマズがいるらしい、とのうわさを聞き、見つけるためにスピード潜水で潜りました。池の水は対流が少ないので、潜るにつれ、みるみる水温が下がり、底に着くころには心臓麻痺を起こしかねない冷たさに!
慌てて水面に上がり、「沼は怖いからダメ!」と大人が言っていた意味を知りました。
(中村 公紀/ほいくる小学館側担当(教育編集室 室長))
『アリの巣穴を見つけたら』
小さい頃、虫はまあまあ得意な方でした。
チョウやバッタを素手で捕まえたり、アリの巣を観察するキットを使って家の中でアリを飼っていた時もありました。
ある日、家の敷地内に大きいアリの巣穴を見つけました。
いつも通り穴に枝を刺して、アリが散り散りになるところを見ようとしたら…案の定、大きなアリに思いっきり噛まれ、叫び喚きながら一目散に逃げました。
それ以来アリの巣は見守るだけ。
アリを踏み潰す4歳の子どもにも「噛まれるから本当にやめな」と注意しています。
(おがわあや/キッズカラー/デザイナー)
『ブガー・ピッキング』
ブガーの採取は簡単です。
まず小指を立ててください。その指を鼻にあいてる2つの穴のどちらかに挿入し、すこし動かしてから引き出します。
小指の先端に付着してくる粘性のもの、それがブガーです。
……え、ハナ◯ソじゃないかって?
いいえ、ブガーです。ネーミングのイメージ大事です。
ブガー(Booger)って英語で言えば、なんかちょっとかっこいいでしょ?
幼少期の私はこのブガーの採取を熱心に行っておりました。のみならず塩味のきいたお菓子として賞味すらしておりました。
もちろん周囲の大人にはみっともないから止めなさいと言われ、ときにはハードな採掘により流血の惨事に見舞われることもありましたが、止められるものではございませんでした。
みなさんの周囲にも、きっと小さなブガー・ピッカーたちがいるはずです。
見かけたら「いいブガー掘れた?」って言ってあげてくださいね。
(シュンジュー/小学館教育編集室)
13年目のHoiClueに寄せて
最後に。
HoiClue発起人であり、編集長の雨宮みなみより、ユーザーのみなさんへ。
13年目のごあいさつです。
みなさんのおかげで、今年もこの日(ほいくるの誕生日)を迎えることができました。
いつも本当に、どうもありがとうございます!
先日みなさんに、小学館への運営主体の変更をお知らせしました。
13年目のこれからも、変わりゆくこと、良い変化と、これまで培ってきたものや大切にしてきたこととを掛け合わせて、子どもを取り巻く環境や保育にとって、きちんと意味のある存在とし成長し続けていきたいと思っています。
これからのHoiClueも、どうぞよろしくお願いいたします!
雨宮みなみ(HoiClue編集長)
…13年目のHoiClueも、どうぞよろしくお願いいたします!
12周年にちなんだ企画をもうひとつ。
結果発表!『「子どもとやってみたい!」あそび大賞 2022』〜HoiClue12周年記念企画〜
今回はその結果を発表いたします!