プレーリーダーから学ぶ!子どもの戸外遊び-Hoiclue♪キャンプ#007-〈開催報告〉
遊び場、冒険、基地、落とし穴…?ドキドキとワクワクがいっぱいのあそびの世界から、子どもの頃に戻りつつ、今の子どもの遊びや環境についてみんなで考えるワークショップ、
あさかプレーパークの会プレーリーダー兼、日本冒険遊び場作り協会理事の関戸博樹さんを講師にお招きし、あまり知る機会のないプレーパークのお話を聞いたり、子どもの頃に戻るワークを楽しんだり、近くの公園にお散歩に行ったりと、大人も思わず楽しくなってしまような、そんなワークショップになりました♪
ちょこっと変わった自己紹介でアイスブレーキングした後、さっそく1つ目のワークに。
今回やったのは、自分たちが子どもの時の遊び絵日記。
武勇伝…何があったっけ?
みんなで話し合ってみると、「そんな遊びしてたの!?」「あ、私もやった!」なんて会話が生まれて、話も弾みます♪
自然を使った遊び、今ではなかなかできないようなちょっとスリルのある遊び、笑っちゃうようなくだらない遊び、話しているうちに思い出した懐かしい遊びなどなど。
「誰にも子どもの時ってありますよね。今子どもの頃の遊びや武勇伝を話している時、みなさん本当にいい顔をしていましたよ。そんな子どもの頃の楽しさを思い出しながら、子どもに携わっていってほしいなぁと思います。」と関戸さん。
なんだかちょっぴり温かくなったような、そんな気持ちで次の内容に…。
次は、プレーパークでの子どもの姿や遊びについてのスライドを見ながら、子どもの遊び、大人の関わり方、環境について考える時間。
ツリーハウスを作ったり、大きな溝でおもいっきり泥遊びしたり、工具をつかって遊んだり、焚き火でパンを焼いたり…
「いいなぁ〜」「楽しそう」という言葉が自然と出ちゃうくらい、羨ましい環境が広がっていて、なんだかほっこり懐かしくなるような気持ちを感じると同時に、それができない現場の環境にいかにつなぐか、という課題も出てきたり。
その中で、「危なさ」と「楽しさ」は表裏一体という話、遊びの魅力、大人は子どもの遊びをコントロールできるけれど、「始まりと終わり」は子どもたちが決められるようにする環境の大切さ、自分の力を加減しながら遊べる環境についてなどなど、色々な話を聞きました。
なるほど!と思った部分をどうやって現場に持ち帰るか頭の中をグルグルさせながら、みんなで近くのタコ公園へ!みんないい顔☆
「子どもだったらどんな遊びをすると思う?」
「そのために大人ができることは?」
ワークショップ後に改めて公園を観察したり遊んだりした後で、そんなことについて話し合いました!
そして最後に行き着いたのは、「大人の都合をどうにかするしくみ」について。
関戸さんからは「預かる責任」と「預ける責任」についてお話していただき、子どもを取り巻く環境を、改めて話し合ったり共有できる大人の関係をどう作っていくかという、今後の大切なヒントに出会うことができました☆
それは本能であり、試しの行動であり、知って加減することを覚え、だから遊ばずには成長できないと僕は思っています。
という関戸さんの言葉が、私はとても印象に残りました。
「安全面」を考えると、なかなか子どもに自由に遊べる環境を作ることが難しいことが多いけれど、子どもの成長に必要だと感じていることを、ちょっとした専門的な知識を使って、子どもと長く関わっている保育士の言葉で伝えられることはまだまだたくさんあると、私は思います。
「やりたいけれど、できない…」を、「どうやったらできるか」に変えて、保育士だからこそ見つけられる自由に遊べる隙間をたくさん発掘していって、それが子どもたちの育ちにつながっていったらいいなぁと思いました。
何より、ドキドキハラハラしたりやワクワクすることって、大人自身も楽しいですもんね♪
参加してくださったみなさん、講師の関戸さん、ありがとうございました!
・目からウロコの一日でした。園全体の共通、理解の大切さがわかりました。
・とてもウンウン!とうなずく話がありました。とってもがんばりたいな!と思いが強くなりました。
・リスクマネジメントについて考え直す機会になりました。
・すごくおもしろかったです。外遊びの楽しさを知るだけでなく、自分の中でモヤモヤしていた「子どもが いきいきと遊ぶ環境をつくる」ためにどうしたらいいかを話し合うことができて、いろいろ考えられておもしろかったです。
・公園での遊び方以外の大切なこと、ルールや周りとの関係性などを学ぶことができました。
・全体で意見を共有したり、悩みを話し合う場が持つことができ、自分の意見 を言いやすかった。とても楽しく話を聞くことができました。
今後のHoiclue♪キャンプもお楽しみに!
ありがとうございました☆
今回のワークショップに関するご意見ご感想、お問い合わせはこちら。遊び研究ワークショップ〜プレーリーダーから学ぶ子どもの戸外遊び〜
2012年7月29日(日) 13:00〜15:30(受付12:45〜)
CARREFOUR(カルフール)
JR「恵比寿駅」東口より徒歩3分
東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」1番出口より徒歩5分
東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビルB1
・Hoiclue♪ キャンプ #001 「表現を通してのぞく子どもの世界」開催報告。
・Hoiclue♪ キャンプ #002 「自由な保育の難しさを楽しむ」開催報告。
・Hoiclue♪ キャンプ #003 「お片付け大作戦!〜大人の心構えとキラメキポイント〜」開催報告。
・Hoiclue♪×PaMaClue♪キャンプ#004「子どもにとっての絵本とは?〜絵本から広がる子どもの世界〜」開催報告。
・Hoiclue♪キャンプ#005「4月から保育士になる人のためのワクワク準備ワークショップ〜“せんせい”になる前に知っておきたい10のこと〜」開催報告。
・Hoiclue♪キャンプ#006「室内あそびから見える隠れた子どもの姿〜保育士だからできること〜」開催報告。
・Hoiclue♪キャンプ#007「遊び研究ワークショップ〜プレーリーダーから学ぶ子どもの戸外遊び〜」開催報告。
・Hoiclue♪キャンプ#008「保育環境をより楽しむコミュニケーション術〜実践につながる対話法〜」開催報告。
・「Hoiclue♪ meets 赤ちゃん先生ワークショップ(3/13・3/30)〜せんせいになる前に、知っておきたい大切なこと〜」開催報告。
Hoiclue♪キャンプ#007「遊び研究ワークショップ〜プレーリーダーから学ぶ子どもの戸外あそび〜」
を開催しました!(7月29日)あさかプレーパークの会プレーリーダー兼、日本冒険遊び場作り協会理事の関戸博樹さんを講師にお招きし、あまり知る機会のないプレーパークのお話を聞いたり、子どもの頃に戻るワークを楽しんだり、近くの公園にお散歩に行ったりと、大人も思わず楽しくなってしまような、そんなワークショップになりました♪
ワークショップの内容と様子
さて、一体どんなワークショップだったのかというと…ちょこっと変わった自己紹介でアイスブレーキングした後、さっそく1つ目のワークに。
今回やったのは、自分たちが子どもの時の遊び絵日記。
武勇伝…何があったっけ?
みんなで話し合ってみると、「そんな遊びしてたの!?」「あ、私もやった!」なんて会話が生まれて、話も弾みます♪
自然を使った遊び、今ではなかなかできないようなちょっとスリルのある遊び、笑っちゃうようなくだらない遊び、話しているうちに思い出した懐かしい遊びなどなど。
「誰にも子どもの時ってありますよね。今子どもの頃の遊びや武勇伝を話している時、みなさん本当にいい顔をしていましたよ。そんな子どもの頃の楽しさを思い出しながら、子どもに携わっていってほしいなぁと思います。」と関戸さん。
なんだかちょっぴり温かくなったような、そんな気持ちで次の内容に…。
次は、プレーパークでの子どもの姿や遊びについてのスライドを見ながら、子どもの遊び、大人の関わり方、環境について考える時間。
ツリーハウスを作ったり、大きな溝でおもいっきり泥遊びしたり、工具をつかって遊んだり、焚き火でパンを焼いたり…
「いいなぁ〜」「楽しそう」という言葉が自然と出ちゃうくらい、羨ましい環境が広がっていて、なんだかほっこり懐かしくなるような気持ちを感じると同時に、それができない現場の環境にいかにつなぐか、という課題も出てきたり。
その中で、「危なさ」と「楽しさ」は表裏一体という話、遊びの魅力、大人は子どもの遊びをコントロールできるけれど、「始まりと終わり」は子どもたちが決められるようにする環境の大切さ、自分の力を加減しながら遊べる環境についてなどなど、色々な話を聞きました。
なるほど!と思った部分をどうやって現場に持ち帰るか頭の中をグルグルさせながら、みんなで近くのタコ公園へ!みんないい顔☆
「子どもだったらどんな遊びをすると思う?」
「そのために大人ができることは?」
ワークショップ後に改めて公園を観察したり遊んだりした後で、そんなことについて話し合いました!
そして最後に行き着いたのは、「大人の都合をどうにかするしくみ」について。
関戸さんからは「預かる責任」と「預ける責任」についてお話していただき、子どもを取り巻く環境を、改めて話し合ったり共有できる大人の関係をどう作っていくかという、今後の大切なヒントに出会うことができました☆
ワークショップを通して
高いところがあれば登りたくなるし、穴があれば覗きたくなるし、水があれば触りたくなる…それは本能であり、試しの行動であり、知って加減することを覚え、だから遊ばずには成長できないと僕は思っています。
という関戸さんの言葉が、私はとても印象に残りました。
「安全面」を考えると、なかなか子どもに自由に遊べる環境を作ることが難しいことが多いけれど、子どもの成長に必要だと感じていることを、ちょっとした専門的な知識を使って、子どもと長く関わっている保育士の言葉で伝えられることはまだまだたくさんあると、私は思います。
「やりたいけれど、できない…」を、「どうやったらできるか」に変えて、保育士だからこそ見つけられる自由に遊べる隙間をたくさん発掘していって、それが子どもたちの育ちにつながっていったらいいなぁと思いました。
何より、ドキドキハラハラしたりやワクワクすることって、大人自身も楽しいですもんね♪
参加してくださったみなさん、講師の関戸さん、ありがとうございました!
このワークショップに参加してくださった方の感想(一部)
・すごく心に響く話を聞くことが出来ました。・目からウロコの一日でした。園全体の共通、理解の大切さがわかりました。
・とてもウンウン!とうなずく話がありました。とってもがんばりたいな!と思いが強くなりました。
・リスクマネジメントについて考え直す機会になりました。
・すごくおもしろかったです。外遊びの楽しさを知るだけでなく、自分の中でモヤモヤしていた「子どもが いきいきと遊ぶ環境をつくる」ためにどうしたらいいかを話し合うことができて、いろいろ考えられておもしろかったです。
・公園での遊び方以外の大切なこと、ルールや周りとの関係性などを学ぶことができました。
・全体で意見を共有したり、悩みを話し合う場が持つことができ、自分の意見 を言いやすかった。とても楽しく話を聞くことができました。
今後のHoiclue♪キャンプもお楽しみに!
ありがとうございました☆
今回のワークショップに関するご意見ご感想、お問い合わせはこちら。
遊び研究ワークショップ〜プレーリーダーから学ぶ子どもの戸外遊び〜
Hoiclue♪キャンプ#007
2012年7月29日(日) 13:00〜15:30(受付12:45〜)
CARREFOUR(カルフール)
JR「恵比寿駅」東口より徒歩3分
東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」1番出口より徒歩5分
東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビルB1
・Hoiclue♪ キャンプ #001 「表現を通してのぞく子どもの世界」開催報告。
・Hoiclue♪ キャンプ #002 「自由な保育の難しさを楽しむ」開催報告。
・Hoiclue♪ キャンプ #003 「お片付け大作戦!〜大人の心構えとキラメキポイント〜」開催報告。
・Hoiclue♪×PaMaClue♪キャンプ#004「子どもにとっての絵本とは?〜絵本から広がる子どもの世界〜」開催報告。
・Hoiclue♪キャンプ#005「4月から保育士になる人のためのワクワク準備ワークショップ〜“せんせい”になる前に知っておきたい10のこと〜」開催報告。
・Hoiclue♪キャンプ#006「室内あそびから見える隠れた子どもの姿〜保育士だからできること〜」開催報告。
・Hoiclue♪キャンプ#007「遊び研究ワークショップ〜プレーリーダーから学ぶ子どもの戸外遊び〜」開催報告。
・Hoiclue♪キャンプ#008「保育環境をより楽しむコミュニケーション術〜実践につながる対話法〜」開催報告。
・「Hoiclue♪ meets 赤ちゃん先生ワークショップ(3/13・3/30)〜せんせいになる前に、知っておきたい大切なこと〜」開催報告。