難しいこともわかりやすく(東京都豊島区ーこどもの王国保育園西池袋園)

ー 子どもたちとの日々の暮らしのなかにある“モノ” や “場(空間)”に焦点をあてて、そのひと場面をめぐっていく企画より。
難しいこともわかりやすく
看護師として、保健指導の一環で、幼少期のうちから大事にしたい「視力」についての取り組みをしてみました。
視力の検査というと、“C”のような形をした「ランドルト環」を使うことが多くありますが、子どもたちも楽しんでできるように、「ドーナツ」でチャレンジしてみることにしました。
ドーナツの向きを変えたり、サイズを変えたりして、見え方のバランスであったり、生活に支障のない程度見えているかの確認をします。
片目ずつ黒く塗った眼鏡も準備。視力に左右差があったり、視力の低下があったりすると、この眼鏡を真っ直ぐかけられなかったり、隙間から覗くようにしたり、子どもの「見えづらい」をキャッチしやすいんです。
ドーナツや眼鏡に興味津々の子どもたち、楽しみながら取り組むことができました。また「見えづらいってどんな感じ?」と、子どもたちと考えてみる機会にもなりました。
もしも園での保健指導を検討する場合には看護師さんに相談してみてくださいね。
(西池袋園 看護師 青木)
テーマ:保健活動の工夫