幼児期から「危ない」にも触れていく(神奈川県横浜市ーよこはま・もあな保育園)
ー 子どもたちとの日々の暮らしのなかにある“モノ” や “場(空間)”に焦点をあてて、そのひと場面をめぐっていく企画より。
幼児期から「危ない」にも触れていく
よこはまもあな保育園でよく行く遠足先の一つにプレイパークがあります。子どもに「ダメ」と言わずに「一緒にやってみよう」というスタンスで、プレイリーダーという専門職と地域住民が協力して遊びの保証をしている遊び場です。あえて高いところに登れるように作られていたり、焚き火をしたり木工作もできます。
今日は3歳児クラスで初めてプレイパークに行く日!みんなで焼き芋をします。初めての焚き火に子どもたちもチャレンジです。
昨今ではオール電化の家庭も増え、小学校高学年の林間学校まで火を見る機会がないまま成長する子もいるようです。「危ないから」と遠ざけることは簡単。でも熱さや危なさを体感しないまま大人になることの方が怖いことだと感じます。熱さや燃え上がる炎にびっくりしたり、手をかざして「あったかいねえ」と体感したり、焼き芋のおいしさに満たされたり。焚き火1つで子どもの心はたくさん動き、たくさんの学びがあります。
お昼ご飯のおむすびを残していた子に「焼いてみる?」と保育者が提案。焼きおにぎりのその美味しさにびっくりした表情が忘れられません♪
(ゆっぴ)
テーマ:外遊びの環境