桑の実でジャムを作ってみた〜素材/桑の実〜
この桑の実でジャムを作ってみたら、とても美味しく出来上がりました!
今回は、そんな桑の実ジャムの作り方をご紹介します。
使う素材は…「桑の実」です。
エピソード
5月下旬から6月下旬にかけて実る、桑の実。
子どもの頃、学校の帰り道に桑の木があったので、友だちと黒く熟した実を探し、つまんで食べるのが楽しみでした。
大人になってから、桑の実ジャムが美味しいと耳に挟み、作ってみると…。
桑の実の酸味と、種のプチプチ感が、なんとも美味しい!!!
海外ではマルベリージャムと呼ばれ、様々な国で愛されているジャムのようです。
我が家の周辺では、鳥や虫もおやつにしているため、桑の実はほんの少ししか採れないのですが、それでも毎年作るのを楽しみにしています。
今回は、そんな桑の実ジャムの作り方をご紹介します。
材料
- 桑の実
- 砂糖…桑の実の半量
- レモン汁…適量
使うもの
- はかり
- 小鍋
- 木べら
- キッチンペーパー
- ザル
- 瓶
作り方
1. まず、桑の実を探しましょう。
桑の木の枝を見てみると…実がなっています。
赤い実はまだ熟す前の実、黒っぽい実が熟した実です。
赤い実は酸っぱいので、できるだけ黒い実を探して採りましょう。
2. よく探すと、色々なところに黒い実があります。
3. 鳥や虫も桑の実を食べるため、きれいな状態のものはこれだけでした。まだ少し赤いものも含まれていますが、後で砂糖を加えるので、問題ありません。
4. 桑の実を採ったら、よく観察してみましょう。
ピカピカの宝石のようで、所々に細かい毛が生えている、ユニークな果実です。
5. さて、ジャム作りを始めましょう。まず桑の実を5分ほどみずにつけておきます。こうすることで、ゴミや虫がついていれば、浮いてきます。
6. きれいに洗えたら、一度ザルに流してから、キッチンペーパーの上に置き、水気を切ります。
7. 桑の実が何g採れたか測ります。11gでした。
8. だいたい半量の6gの砂糖を加えます。
9. 小鍋に移し、弱火にかけながら、木べらで桑の実に砂糖を絡ませます。
10. だんだん実から水分が出て…
11. しみ出た水分がまわりに広がり、全体がフツフツと沸騰してきます。
12. そうなれば、レモン汁を適量入れます。
今回はティースプーン1杯分を入れました。
このまま再度沸騰したら、火を止め完成です。
13. 熱いうちに、瓶に移しましょう。少量ですが、とってもおいしい桑の実ジャムが出来上がりました!
これをスプーンに乗せて…
バニラアイスに乗せていただきました!
アイスとももちろん相性は良いのですが、桑の実ジャムそのものの甘みを楽しみたい時は、パンに塗る・無糖のヨーグルトにかける、などの食べ方がおすすめです。
ポイント
- 特別保護地区や、私有地など、植物を採取してはいけない場所もあります。桑の実を採取する時は、事前にその場所のルールを調べましょう。
- 火を使う工程は安全面に配慮し、子どもの姿に合わせて大人が行ってください。
- 桑の木には毛虫がいる場合があるので、実を収穫する際には葉の裏をチェックするなど気をつけてください。
桑の木の毛虫について詳しくはこちらをご覧ください。[北海道立総合研究機構 クワゴマダラヒトリ] - クワの実でもアレルギー症状が出ることが稀にあるようです。アレルギーを起こしやすいお子さんへの配慮をお願いします。