嫌いな食べ物を残してしまう子どもへの対応、あなたの園ではどうしてる?
たくさんの保育士さんの意見や考え方が知れる、アンケートシリーズ。
今回のテーマは、子どもたちの嫌いな食べ物について。
「嫌いな食べ物を残してしまう子どもへの対応、あなたの園ではどうしてる?」
「嫌いな食べ物も食べさせる(食べさせない)その理由は?」
アンケート結果と併せて、「食」が楽しくなりそうな食育実験やクッキングをご紹介!
(実施期間:2016年9月1日〜9月7日)
嫌いな食べ物を残してしまう子どもへの対応、あなたの園ではどうしてる?
「少しでいいから食べさせる」という対応が大半。
次いで、「自分で決めた分は食べさせる」という結果に。
中には、「家での対応を聞いて、園ではどうすれいいから親と話し合っておく」という対応の園も。
園によって様々な対応があり、一口に「食べさせる(食べさせない)」と言っても、その理由は実に様々であることもわかりました。
嫌いな食べ物も食べさせる(食べさせない)その理由は?
どちらかというと「食べさせる」側の意見や考え
一番多かった意見が、
・さまざまな味に触れてほしい
というもの。
「食べる」=「味を知る」という経験。
いろんな食べ物の味や食感を経験してほしいという思いから、嫌いな食べ物も食べさせているようです。
次いで、
・嫌いな食べ物に“挑戦”してほしい
・食べることができた“達成感”を感じてほしい
という意見。
その他に、
・食の好き嫌いは人の好き嫌いと共通すると言われて自分が育ったため
・命の大切さを伝えるため
・食わず嫌いの子も多いので、食べてみて実は美味しいんだ!という経験をしてほしい
・健康や栄養面を考えて
といった考えが寄せられました。
どちらかというと「食べさせない」側の意見や考え
・食べることは頑張ることではない
・無理して食べても、意味がない
・無理して食べることで、嫌な経験として残る気がする
など、食事の時間を楽しいものにしたい思いからの意見が多数!
その他に、
・年齢を重ねると、食べられるようになるものもあるから
・自分がされたら嫌だから
などといった意見も。
「食べる」を「楽しむ」
嫌いな食べ物も「食べさせる」or「食べさせない」
どちらにも共通していたのは、決して無理強いはしないということ。
子どもの意思も尊重し、いつ、どれくらい挑戦するかは、目の前の子どもと視線を合わせて考える。
今回のアンケートを通して、「食」に対する保育士さんの様々な思いや考えに触れることができました。
食育にもつながる!?クッキング
ほいくるでは、食育にもつながる!?食材との触れ合いや、様々な体験・発見を通して楽しめるクッキングも多数紹介しています。
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次回のアンケートもお楽しみに♪