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良いお父さんの条件は、いつも笑っていること!19歳でパパになった西村創一朗さんが語る父親論<前編>

ほいくる編集部
掲載日:2016/04/04
良いお父さんの条件は、いつも笑っていること!19歳でパパになった西村創一朗さんが語る父親論<前編>


男は外に働きに出て、女が家を守る。
これ、いつの時代の話でしょう?今の時代はお父さんも積極的に育児に参加することが当たり前になっています。参加?いや、日常の一部ですね。

今回、話を聞いた西村創一朗さんもその一人。実は彼、19歳で結婚し、20歳になる直前の19歳で長男が誕生。学生時代にパパになるという、晩婚化が進む現代では極めて珍しい存在なのです。

現在は大手人材総合会社で採用担当兼新規事業企画として働く傍ら、お父さんが育児に取り組むというスタンダードを作るために別の活動にも取り組んでいます。

最近、第三子も誕生し、公私ともに順調な西村さん。まだ27歳ですがパパ歴はもうすぐ8年。そんなベテランパパの西村さんに、いいお父さんの条件を語ってもらっています。

19歳で結婚し、パパに。子育てが楽しかったのは、義父と義母がいたから。


雨宮みなみ

実際に今、お仕事をしながら子育てにも積極的に参加しているとお聞きしています。お子さんを授かる前と授かった後で、子どもに対するイメージって何か変わりましたか?

西村創一朗

そんなに大きな変化はなくって。というのも僕は小学校1年生ぐらいから、「将来いいパパになりたい」とかずっと思ってたんですよ。小学1年生で思うって、だいぶ変わってると思うんですけど(笑)。

雨宮みなみ

たしかに(笑)。

西村創一朗

で、僕が結婚したのは19歳、大学2年生の時。20歳になる直前に長男を授かりました。なので、僕の成人式の写真、子供が肩車して出てくるんですけど。

雨宮みなみ

だいぶ早いですよね、19歳でパパになるって。

西村創一朗

まぁ、元々子どもがすごく好きでしたし。可愛いっていう思いは変わらなかったですから、そんなに大変っていう感覚はなかったんですよ。

雨宮みなみ

正直、最初の方って大変じゃなかったんですか?正直でいいですよ?

西村創一朗

奥さんの実家にいたので。僕と妻の2人だったら、きっと思い詰めてギクシャクしていたかもしれませんけど。とにかく溜まったら話を聞いてくれるお義母さんがいましたし、子どもから見たらおじいちゃんとおばあちゃんがいるのも大きかったですね。

雨宮みなみ

周りの反応ってどうでした?西村さんの結婚について。

西村創一朗

周りの反応は、とにかく驚きですよね。妻のご家族も最初は大反対でしたし。大学の友達とか中高時代の友達とも、ただただ、驚き。「あいつ大丈夫?」みたいな(笑)。


だって当時、大学1年生で。しかもハナから大学辞めようとしていたので、「あいつ、人生どうなっちゃうの?」みたいな感じで、みんなおせっかいながらに心配をしてくれましたし。とにかく、「学生で結婚?しかも子どもも?!」という反応が、圧倒的に多かったですね。