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リレー遊び〜かけっこからリレーへの過程を楽しむ2つの遊び〜

ほいくる編集部
更新日:2025/08/13 掲載日:2011/09/25
リレー遊び〜かけっこからリレーへの過程を楽しむ2つの遊び〜
走り方やバトンのつなぎ方など、細かな動きが難しいリレー。
この記事では、難しいポイントを抑えて、かけっこから自然とリレーの形につなげていける遊びを2つご紹介。

子どもたちの様子に合わせて、遊びを通して楽しんでみよう!

その1〜バトンをつなぐ導入あそび〜

かけっことリレーの違いってなんだろう?
初めてリレーする子にもってこいのリレー遊び。

用意するもの

  • カラーコーン
  • バトン(1つ)

遊び方

1、縦1列に並ぶ。

2、バトンを持っている子だけが走れる事をみんなで確認する。

3、先頭から一人ずつ順番に、バトンを持ち、コーンをグルッと回って帰ってくる。

リレー遊びの説明のイラスト


4、帰ってきたら、列の先頭にいる友だちにバトンを渡し、列の一番後ろに並ぶ。

5、一人一回走るだけでなく、何度も走るエンドレス形式で行う。

ポイント

トラックから始めず、コーンかけっこの1〜5と合わせてするとバトンをつなぐ「つながり感」を理解しやすくなる。
リレー遊びの説明のイラスト

  • 最初から大人数で始めるのではなく、4〜5人のグループから始めるとよりつながり感を理解し、走る楽しさを感じられる。
  • 次に走る子がわかりにくい場合は先フープを用意し、次にはしる先頭の子が中に立つようにする方法も。

あそびの展開ポイント

  • つながり感、一体感が出てきたら人数を増やしていき、チーム対抗の勝ち負け遊びに移行する。
  • バトンを変える(ぬいぐるみ、ボールなど)
  • 走るコースを変化させる。

その2〜チーム対抗のリレー遊び〜

トラックが走れるようになり、バトンの受け渡しができるようになったら…。いよいよチーム対抗戦。初めは遊び感覚で楽しんでみよう!

用意するもの

  • カラーコーン
  • バトン(チーム分)

遊び方

1、チーム(大人数)に分かれ、帽子などで色分けする。

2、自分のチームのバトンを受け取り、自分のチームの友達に渡す事をみんなで確認する。

3、勝ち負け遊びにうつる。

ポイント

  • トラックの競争では、バトンの受け渡しの際に、走り終えた子と別のチームの走り出す子との衝突してしまう場合が考えられる。それを防ぐためにては、早く返ってきたチームの次のバトンの受取り手の子をインコースに立たせるようにする。