てんじつき さわるえほん さわってたのしいレリーフブック さかな / ほいくる編集部の本棚より

ほいくる編集部が保育者のみなさんにオススメしたい一冊。
今回は『さわってたのしいレリーフブック さかな』をご紹介します。
『さわってたのしいレリーフブック』シリーズの一冊となっている本書。
「このさかなって、こんな形なんだ!」など、見たり触ったり、さまざまな感触を通していろいろなさかなを知ることができる新感覚の図鑑。本物を触っているようなイメージが湧き、ワクワクする一冊です。
この書籍について

てんじつき さわるえほん さわってたのしいレリーフブック さかな
著・デザイン:村山純子
出版社:小学館
こんな人におすすめ
- 目が見える、見えないどちらの子どもも楽しめる絵本を探している人
- 視覚だけでなく、感触で楽しむ絵本を探している人
- バリアフリー図書を充実させたい、インクルーシブな保育の充実を考えている人
点字つき絵本とは?
点字に加え、盛り上げ印刷によって、視覚障害がある子もそうでない子も、絵やおはなしを楽しめるように作られている絵本のこと。
文字の下には点字が印刷され、絵の部分にはそれぞれの形や模様の凹凸があり、触って感じて楽しめるようになっています。
目が見えない子、見える子どちらの子どもも触って楽しめるようになっているのがとても興味深い絵本です。
参考リンク:テルミについてはこちら
参考リンク:点字つき絵本の出版と普及を考える会についてはこちら
ほいくる編集部のおすすめポイント
触ることから情報を得る楽しさ
この絵本は、表紙から触って楽しむことができます。盛り上げ印刷の部分を、指でさわりながら魚の形や体の特徴を体感できる図鑑です。1つのさかなにいろいろな盛り上がり方が施されているので、さかなの形をなぞって触るだけで、細かな模様やさかなのエラ、尾びれ、背びれなどについて感覚的に知ることができます。子どもたちがページをめくるごとに、どんどん触りたい気持ちが広がっていきそうです。
文字が読めない小さな子や、感覚が鋭敏な乳児期の子どもたちが、一人でじっくり楽しめるように、保育室に置いておくのもおすすめです。
まずは目で見て、こんな形なんだなと確認した後で、目を閉じて触ってみると、感覚が研ぎ澄まされ、はじめに触っていた感覚とは違う感覚になり、2倍も3倍も楽しめそうです。
触ってみよう!
ミノカサゴ。本物は毒を持っていて、素手では触れません。
でも、この本なら…

毒のトゲがある背びれだって触れちゃう!
背びれはこんなふうに分かれているんだと感じたり、子どもが鱗というものを知らなくても、鱗の感触が伝わってきたりと不思議で新しい発見がたくさんあります。

説明の文章の下には文字に対応した点字が印刷されているので、視覚障害のある親子も読み聞かせを楽しむことができます。
触った感覚を言葉にし合い「どんな動きをするかな?」「生きているさかなはぬるっとするのかな?」など、子どもたちといろいろなイメージを広げて話していくのも楽しそうです。

点字つきさわる絵本には、他にも、「おかしのどうぶつえん」「さわるめいろ」などもあり、全盲の方をはじめ、弱視の子、目の見える子を含め未就学の子どもから大人まで楽しむことができます。
さわってたのしいレリーフブック おかしのどうぶつえん

さわるめいろ

出版社からの内容紹介
盛り上げ印刷をさわって魚の形を楽しむ、新しいタイプの図鑑。さまざまな魚を指でたどり、体やうろこ、とげなど、あっと驚く形を楽しみます。収録されているのは、ホホジロザメやシーラカンス、タツノオトシゴ、トビウオ、ハコフグなど、特徴的な形の魚をはじめとする海の魚20種。それぞれが点字の解説文と一緒に紹介されます。目の見える子と見えない子が、一緒に楽しめる図鑑です。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
目の見える子と見えない子が一緒に楽しめる、「てんじつきさわるえほん」です。シリーズ既刊の『さわるめいろ』シリーズ(全3巻)、『どちらがおおい?かぞえるえほん』『おかしのどうぶつえん』『テルミのめいろ』とあわせてお楽しみください。
書籍名:てんじつき さわるえほん さわってたのしいレリーフブック さかな
著・デザイン:村山純子
出版社:小学館
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