身近な樹木の生き方観察12か月(季節の生きもの事典2 )/ほいくる編集部の本棚より
ほいくる編集部が保育者のみなさんにおすすめしたい一冊。
今回は『身近な樹木の生き方観察12か月(季節の生きもの事典2)』をご紹介します。
『季節の生きもの事典』シリーズの2冊目となっているこの書籍。著者の植物観察家・植物生態写真家の鈴木純さんならではの視点で、街路樹や近隣の公園に植えられている「木」の美しさ・不思議さ・おもしろさに気づかせてくれる一冊です。子どもたちとの何気ない散歩が、いつもよりずっと楽しくなりそうです。
この書籍について
身近な樹木の生き方観察12か月(季節の生きもの事典2)
著:鈴木 純
出版社:文一総合出版
こんな人におすすめ
- 保育の中で自然とのかかわりのヒントを探したい人
- 子どもと散歩道で新しい発見をしたい人
- 春夏秋冬、季節ごとの自然の変化をもっと楽しみたい人
ほいくる編集部のおすすめポイント
近くの木が、新たな発見の場所になる
書籍の中で、著者である植物観察家の鈴木さんがこんな言葉を綴っています。
“僕は樹木が好きです。いちばんの理由は、「いつもそこにいてくれるから」です。”
樹木を愛する鈴木さんの言葉を読むと、特別な場所に行かなくても、自分の家の周りや保育園の近くにも、変わらずにずっといる樹木に目が向くようになるかもしれません。
毎日何気なく眺めているだけでも、「葉の大きさが変わってきたかな?」「蕾が膨らんできた!」「こんな虫が寄ってきた!」など、さまざまな変化に気づけるようになり、いつもの道が新しく見えてきそうです。
大人も子どもも楽しめる“樹木の事典”
書籍冒頭に樹木や植物について、いくつかの問いが書かれていて、大人も子どもも「あれどうなんだろう?」と思うような視点に触れることができます。
・これは草?これは樹木?
・どこを見ればいいの?
・竹は草?樹木?
・背の高い木はどうやって観察する?
(書籍冒頭 「草と樹木の違いってなに?」より)
書籍を開くと、木の特徴が分かるたくさんの写真とともに、樹木や花について丁寧でわかりやすい文章で解説されています。文章すべてにふりがながふられていて、子どもたちが自分自身で樹木について知って、実際に見つけたいな!と思えるような作りになっています。似ている樹木の花の見分け方や、ちょっとした植物の情報も書かれているので、読んだそばから外に観察に出かけていきたくなりそうです。
木を楽しむ12か月
著者の鈴木さんは、樹木には目立つ花や目立たない花があること、実を付ける準備が少しずつ進むようすを観察できること、種子が風に舞って旅立つ時期があること、静かな冬ならではの動きがあることなど、花盛りや紅葉だけではない樹木の観察の魅力について丁寧に語っています。近くにある木をいつも見られるからこそ、四季のいろいろな変化を子どもたちと一緒に楽しむことができそうです。
また、身近なところにある街路樹はほとんどの場合誰かが植えたものですが「なぜここにあるんだろう?」「この辺は〇〇の木が多いけどどうしてだろう?」など考えながら歩くと、子どもたちとのいつもの散歩道や、自分が暮らす街で新しい楽しさに出会えるかもしれません。
出版社からの内容紹介
身近な樹木の「知りたいこと」が山積みのぼくは、日々近所で過ごしているだけで幸せです。
街路樹や庭木、公園の植栽木を取り上げ、1か月ごとに「葉っぱと花を一気に出す樹木」「変わった形の花」「鳥に食べられる木の実」「冬の樹木は、どう過ごしてる?」などの観察テーマを掘り下げ、生態写真をたくさん使って観察の方法や発見したことを紹介。壁新聞のようなデザインで、身近な樹木を題材に発見と疑問を楽しむ一冊。
書籍名:身近な樹木の生き方観察12か月(季節の生きもの事典2)
著:鈴木 純
出版社:文一総合出版
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