保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

「下手でも完璧じゃなくてもOK!」工作から広がる遊びの世界〈後編〉

ほいくる編集部
掲載日:2015/03/08

育児とくらしの工作家 吉田麻理子さん&おもちゃ作家 佐藤蕗さんと、HoiClue♪を運営するキッズカラー代表の雨宮との対談記事。

後編は、工作から広がるあそびの世界についてさらにわくわくするお話が広がります(前編はこちら)。

工作について

工作を始めたきっかけは何ですか?

小さい頃からもの作りが好きだったので、秘密基地を作ったり夏休みの宿題を凝ってみたり、高校の文化祭で映画撮ったりしてました。


でも、社会人になって作るのをやめてしまったんです。


広告会社でバリバリの営業として働いていたけど、何か物足りなくて。


子どもが生まれて産休に入ったのをきっかけに、「生活の中で使える物を作りたい」という想いが強くなり、週に1つ工作をするようになりました。

自分の育児が辛くならないように始めました。ちょっとおもちゃで遊んでいて欲しいとか、一日中家に居てつまらないモヤモヤ感をおもちゃ作りで解消していたように思います。


作ったら子どもがウケて楽しそうに遊んでくれるから、その達成感で一日過ごせました。

軍手で作ったとりさん。息子さんが電車でぐずる時だけ登場させていた佐藤さんの代表作。
軍手で作ったとりさん。
息子さんが電車でぐずる時だけ登場させていた佐藤さんの代表作。

お二人の工作は子どもの喜ぶ姿が目に浮かぶものばかりですが、手作りおもちゃや遊びのアイデアが生まれるはどんな時ですか?

毎日つけているアイデアのノートを書いている時や、子どもが好きな素材を見つけた時、いつも使っているアイテムをより面白くしたいなぁと思った時に工作のアイデアが浮かびます。

子どもと遊んでいる時、様子を観察しながらアイデアが生まれます。


最近は息子と一緒に考える事が多くなりました。作ったおもちゃで想定外の使い方をするのを見て、そこから派生して違うアイデアが浮かぶこともあります。

いままでに作ったおもちゃってどれくらいあるんですか?

絵本などを入れて50個くらいかなぁ。

おもちゃと、お仕事で考えた遊び方を合わせて120個くらい。

すごい〜!