保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

「下手でも完璧じゃなくてもOK!」工作から広がる遊びの世界〈後編〉

ほいくる編集部
掲載日:2015/03/08

最後に

活動を通して挑戦したいことや、広げていきたい世界はありますか?

工作する事を通して、普段の生活や子育てが違った角度から見え、「本当は面白いんだな」「意外と楽しいんだな」と思えるようなワークショップやイベントなどを企画していきたいです。


日常って辛い事やイライラする事もあるけど、楽しい事は作り出せる。自分自身の作品制作でもこういった気づきが出来るようにしていきたいです。

育児に限らず、目の前にある生活の中から「素敵なこと、幸せなこと」をすくい取る面白さを表現していきたい。閉塞感のある時代だからこそ、面白おかしく茶化したり、見ていて痛快であるような活動をしたいと思います。

お二人の活動や工作の世界を、これからHoiClue♪でもお届けしていきたいなぁ!と思っています。


3月の写真展も楽しみです!



吉田麻理子:育児とくらしの工作家


*吉田麻理子:育児とくらしの工作家。長男の誕生を機に2012年から工作生活を始める。日々の生活をべんりに・たのしく・おもしろくするものを、身近な素材で週に1つ作っている。特に写真や粘土、布を使った工作が得意。小さな子どもを持つママ向けのワークショップも行う。フルタイムの会社員でもある。


ブログ→http://pottiri12.tumblr.com/

佐藤蕗:おもちゃ作家/イラストレーター/デザイナー


*佐藤蕗:おもちゃ作家/イラストレーター/デザイナー。多摩美術大学卒業後、建築設計関係の仕事をしていたが、第一子の誕生を機に育児を重点に置きながらフリーランスで活動中。2014年から吉田麻理子とユニット「工作の日」を組み活動の幅を広げている。これまでのおもちゃ作りをまとめた「親子で笑顔になれる“魔法の手作りおもちゃ”レシピ」を2014年宝島社より発売。


ブログ→http://fuki.petit.cc/

雨宮みなみ:こども法人キッズカラー代表


*雨宮みなみ:こども法人キッズカラー代表。中中学生時の職業体験で保育の楽しさに魅了され、保育士になる事だけを目指し20歳で保育園に就職。保育の現場で感じた保育士の不安や負担を楽しさに繋げたい、という想いから2010年に会社を設立。2014年に第一子を出産。麻理子さんに教えてもらった手作り絵本を1歳の誕生日までに作ろうと計画中。

「工作の日」による写真展「3歳カメラマン」(3/9〜)の情報はこちら。


http://kousakunohi.tumblr.com/post/110210420845/3

(文/撮影/編集:中川真弓)