染め紙で張り子のランプを作ろう!〜美育文化ポケット『おすすめぞうけい』より〜#07
染め紙(技法遊び)とあわせてご紹介します。
(※おすすめぞうけいは、2025年4月時点で100以上あります)
おすすめの活動年齢(めやす)
5歳児
用意するもの
- 障子紙
- 絵の具
- 木工用接着剤
- 水
- バケツ
- 風船
- 光源となるライト
※安全のため長時間ライトをつけるのは避けましょう。
また、張り子を完成させるのが難しい場合は、保育者が程よい援助を。
作り方
1、まずは障子紙を折って、水で薄く溶いた絵の具に浸す「染め紙」を作ります。(詳しくはこちら)


2、次に乾いた染め紙を、水で溶いた木工用接着剤につけて、膨らませた風船に貼っていきます。
※「張り子*」の技法を使い、中が空洞の丸い立体を作ります。

3、十分に乾かしたら(夏場で約1週間)、中の風船を取り出します。
空洞の部分に100円ショップなどで売っている卓上ライト、 もしくはペンダントライトを入れると、すてきなオリジナル照明のできあがりです!!

部屋を暗くすると、染め紙の淡い色味が浮かび上がり、幻想的な空間に!

*張り子…張り子(はりこ)とは、竹や木などで組んだ枠、または粘土や風船などで作った型に紙などを貼りつけ、成形する造形技法のひとつ。
染め紙(技法遊び)
約25cm四方に切った障子紙を用意します。さまざまな折り方で最終的に三角形(アレンジした多角形でも可)にし、その角を水で溶いた絵の具に1秒から数秒浸します。その後、開いてみると模様ができているという技法遊びです。折る形や使う色、浸す秒数などで無限のパターンが楽しめます。
この際、半紙を使うと開くときやや困難なので、障子紙や厚手の和紙を選びましょう!

もっと知りたい方へ

今回の活動は、造形・美術教育雑誌 『美育文化ポケット』23号よりご紹介しました。
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美育文化ポケット『おすすめぞうけい』
造形・美術教育雑誌 『美育文化ポケット』よりお届けしている『おすすめぞうけい』。子どもに寄り添いながら“つくる”という一つの表現活動を共に楽しみ、味わい、大切にしていくためのヒントや学びがたっぷり詰まっています。
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