さつまいものツルでリースを作ろう〜素材/さつまいものツル〜
使う素材は…「さつまいものツル」です。
エピソード
今年は畑でさつまいもを育てました。
芋掘りの後、たくさんのさつまいものツルが残ります。
普段はそのまま積み重ねておいて、堆肥にするツルですが、このツルで何か素敵なものができないかな?と考えリースを作ってみました。
身近にある草花と組み合わせるだけで、素敵なリースが出来上がります。
材料
- サツマイモのツル(2m程度のもの。芋掘り直後のものでも、数日おいて乾かしたものでもOK。)
- 飾りの葉や実(モミ・スギなどの常緑樹、どんぐり・松ぼっくりなどの木の実がおすすめ)
※アレルギーや肌が敏感なお子さんへの配慮をお願いします。
使うもの
- ハサミ
- 木工ボンド
- 針金
- 軍手
作り方
1. サツマイモを育てたら、こんなに沢山ツルができました!
2. 芋掘りをしたら、ツルの下には美味しそうなサツマイモができていました。
3. まず、リースの土台をつくります。土台を作るには、2mほどの長さのツルが必要です。なるべく長いツルを用意します。
芋掘りをしてすぐのツルを使用する場合は、白いペタペタする液体「ヤラピン」が出てきます。手についても大丈夫ですが、軍手を使用するか、手についた場合はぬるま湯と石鹸で洗い流しましょう。
数日置いて乾かすと、ヤラピンは出づらくなります。今回は芋掘りから3日後のツルを使用しました。
4. 中心の太い茎のみをリースに使います。葉っぱは手で引っ張り、茎から外します。
5. 茎の先の葉っぱは、ハサミでカットします。
6. 茎のみになりました。
7. この茎を、直径20cmくらいの円になるように、輪をつくります。
8. 3重くらいの輪にします。
9. 残りの茎は、この輪の周りを螺旋状に、くるくると巻きつけていきます。
10. 残った茎が5cmくらいになったら、隙間に差し込みます。
11. 手で形を整えます。これでリースの土台の出来上がりです。
12. リースの土台に飾るものを集めましょう。
飾りにつけたい葉っぱや、木の実を集めに、子どもたちとお散歩に出かけると楽しいですよ。
私は家のまわりで、ローズマリーとイブキの葉、どんぐりと観賞用とうがらしの実を集めてきました。
子どもたちの身近にある素材(モール・リボン・綿・花紙など)を並べて、どんなものを飾ったらいいか、子どもと一緒に考えても楽しそうです。
13. どんぐりは帽子と実が外れて落ちていることも多いです。そんな時は木工ボンドで、帽子と実を接着すると、帽子つきで飾ることができます。
14. 土台の好きな場所に、集めた飾りをつけましょう。葉っぱは土台の隙間に差し込みます。
15. 付けづらい場合は、針金などで巻きつけても良いでしょう。
葉っぱが付いたら、木の実を好きな場所に置き、木工ボンドで接着します。
16. ボンドが乾いたら、完成!さつまいものツルから、かわいいリースが出来上がりました。
ポイント
- 紅葉した落ち葉や、綿やリボンなどを飾りとしてつけるのもおすすめです。
- 生の植物を使った飾りは、数日から数週間たつと、 乾燥してカラカラになったり、 枝から葉っぱが落ちたりなど変化が見られます。そのまま飾って変化を観察するのも良いですし、 枯れた部分の飾りを新しいものに付け替えて、 楽しむのもおすすめです。
- さつまいものヤラピンについて、詳しくは[日本いも類研究会/おいもQ&A]をご覧ください。