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さつまいものツルでリースを作ろう〜素材/さつまいものツル〜

吉田麻理子
掲載日:2024/12/18
さつまいものツルでリースを作ろう〜素材/さつまいものツル〜
芋掘りで出たさつまいものツルを使って、クリスマスの飾りにぴったりのリースを作ってみましょう。園庭で育てた植物や、お散歩で集めた葉っぱや木の実を飾れば、かわいいリースができますよ。

使う素材は…「さつまいものツル」です。

エピソード

今年は畑でさつまいもを育てました。
芋掘りの後、たくさんのさつまいものツルが残ります。

普段はそのまま積み重ねておいて、堆肥にするツルですが、このツルで何か素敵なものができないかな?と考えリースを作ってみました。

身近にある草花と組み合わせるだけで、素敵なリースが出来上がります。

材料

  • サツマイモのツル(2m程度のもの。芋掘り直後のものでも、数日おいて乾かしたものでもOK。)
  • 飾りの葉や実(モミ・スギなどの常緑樹、どんぐり・松ぼっくりなどの木の実がおすすめ)

※アレルギーや肌が敏感なお子さんへの配慮をお願いします。


使うもの

  • ハサミ
  • 木工ボンド
  • 針金
  • 軍手


作り方

1.  サツマイモを育てたら、こんなに沢山ツルができました!

2.  芋掘りをしたら、ツルの下には美味しそうなサツマイモができていました。

3.  まず、リースの土台をつくります。土台を作るには、2mほどの長さのツルが必要です。なるべく長いツルを用意します。
芋掘りをしてすぐのツルを使用する場合は、白いペタペタする液体「ヤラピン」が出てきます。手についても大丈夫ですが、軍手を使用するか、手についた場合はぬるま湯と石鹸で洗い流しましょう。
数日置いて乾かすと、ヤラピンは出づらくなります。今回は芋掘りから3日後のツルを使用しました。

4.  中心の太い茎のみをリースに使います。葉っぱは手で引っ張り、茎から外します。

5.  茎の先の葉っぱは、ハサミでカットします。

6.  茎のみになりました。

7.  この茎を、直径20cmくらいの円になるように、輪をつくります。

8.  3重くらいの輪にします。

9.  残りの茎は、この輪の周りを螺旋状に、くるくると巻きつけていきます。

10.  残った茎が5cmくらいになったら、隙間に差し込みます。

11.  手で形を整えます。これでリースの土台の出来上がりです。

12.  リースの土台に飾るものを集めましょう。
飾りにつけたい葉っぱや、木の実を集めに、子どもたちとお散歩に出かけると楽しいですよ。
私は家のまわりで、ローズマリーとイブキの葉、どんぐりと観賞用とうがらしの実を集めてきました。
子どもたちの身近にある素材(モール・リボン・綿・花紙など)を並べて、どんなものを飾ったらいいか、子どもと一緒に考えても楽しそうです。

13.  どんぐりは帽子と実が外れて落ちていることも多いです。そんな時は木工ボンドで、帽子と実を接着すると、帽子つきで飾ることができます。

14.  土台の好きな場所に、集めた飾りをつけましょう。葉っぱは土台の隙間に差し込みます。

15.  付けづらい場合は、針金などで巻きつけても良いでしょう。
葉っぱが付いたら、木の実を好きな場所に置き、木工ボンドで接着します。

16.  ボンドが乾いたら、完成!さつまいものツルから、かわいいリースが出来上がりました。

ポイント

  • 紅葉した落ち葉や、綿やリボンなどを飾りとしてつけるのもおすすめです。
  • 生の植物を使った飾りは、数日から数週間たつと、 乾燥してカラカラになったり、 枝から葉っぱが落ちたりなど変化が見られます。そのまま飾って変化を観察するのも良いですし、 枯れた部分の飾りを新しいものに付け替えて、 楽しむのもおすすめです。
  • さつまいものヤラピンについて、詳しくは[日本いも類研究会/おいもQ&A]をご覧ください。