さつまいもの色づくり〜色の混ざり合いを楽しむ絵の具遊び〜
芋掘り、焼き芋、さつまいも料理など…。子どもたちも色々な場面でさつまいもに出会うのでは?
今回は、さつまいもの“色”に注目して、赤と青の絵の具でさつまいも色を作ってみました。
それぞれ微妙に色が違うので、実際にさつまいもを見ながら色を作っていきます。
子どもたちと芋掘りを終えたあとなどに、お気に入りのさつまいもを選んで、自分が思うさつまいもの色を作るのがおすすめです。
材料
- さつまいも
- 画用紙
使いうもの
- 絵の具
- パレット
- 筆
- 水
- カップ
色を作ってみよう!
1. お気に入りのさつまいもを選ぶ。
2. パレットに絵の具をのせて、空いている部分に少量ずつ移し、色を作る。
(今回は赤と青の絵の具を使用しました。)
少しずつ混ぜていき・・・
3. できた色を、画用紙にのせる。
なかなか濃いいい色。
できた色を、近くに置いたさつまいもと見比べ、色や水を加えて調整していく。
4. 先程作った色に、少し青や赤を足してみるとどうなるだろう?
青みが強くなったり・・・
ほんのり青みを感じる赤になったり・・・
新しくできた色も混ぜ合わせたりしているうちに、パレットの中でどんどん色が変わっていき、ぶどうジュースのような色にも…。
でもこれって自分のお気に入りのさつまいもの色かな?
水の配分だけでも、色味が変わって見えてくるのもおもしろい!
さつまいもを描いてみよう
さつまいもの色が決まったら、お気に入りのさつまいもをよく観察して、触ったり、匂いをかいだりいろいろな感覚を使いながら絵を描いてみよう!
模様はどんな感じ?
さつまいもの先っぽはどんな形?
見やすいところに、置いて描いていく。
傷や模様、さつまいもについている泥なども,
じっくり見ながら描いてみる。
乾かすと色の濃淡が出てきて、それもいい味に。
ポイント
-
ピッタリの色ができるまでは、少し時間がかかるかもしれません。色の変化をじっくり楽しむのがこの遊びの醍醐味なので、時間をたっぷり使えるようにすると良さそうです。
-
子どもたちが実際に色を作るときに、何度も色づくりや色の調整を試せるよう、パレットやお皿等をたくさん用意しておくのがおすすめです。
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年齢の低い子どもたちと楽しむときには、色づくりが難しい場合があります。子どもたちの姿に合わせて、幾つか色を作っておき、その中から自分で選んだり混ぜたりするといいかもしれません。
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さつまいもを描くときに、子どもたちが自分で掘ったさつまいもをじっくり見たり、触ったり、匂いをかいだり五感を使う時間を設けるのもまた楽しい時間です。
色を作っているようす
実際のようすはinstagramで見ることができるよ。
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ここからは、そのようすをお届けします。