フェルトと毛糸のひな人形〜あたたかみのあるひな飾り〜
子どもたちと伝統的なひな飾りを観察してから作ってみると、子どもたちの視点ならではのオリジナルの作品ができそうです!
材料
・トイレットペーパーの芯…2本
・毛糸のポンポン…男雛、女雛の顔用2つ
※ポンポンの作り方はこちら
・フェルト…好きな色2色くらい(大きさは【準備】で紹介)
・毛糸…女雛のリボン用
・ペットボトルキャップ…2個
使うもの
・はさみ
・ボンド(今回は布用ボンドを使用)
・セロテープ
準備
フェルトをそれぞれのパーツに合わせて切る。
フェルトの大きさ
【男雛】
・15cm×15cm...1枚
・4.5cm×15cm...2枚
・2cm×15cm(別の色)...2枚
・冠1枚、笏1枚
【女雛】
・15cm×15cm...1枚
・4.5cm×15cm...2枚
・2cm×15cm(別の色)...2枚
・冠1枚、扇1枚
作り方
1. まず雛人形の体を作る。
こちらは男雛。
トイレットペーパーの芯に四角いフェルトの角を巻きつけ、セロハンテープでとめる。
巻き終わりをボンドでとめる。
2. 着物の袖を作る。
細長い2本のフェルトを、写真のように少しはみ出るように貼り合わせ、二つ折りにしてとめる。
本物のひな飾りを見ながら、どんな風に着物が重なっているかな?と子どもたちと話しながら作っていくのも楽しそうです。
3. 1の体の部分に貼る。
これを、2つ作る。
今回は男雛は肩が張るようにフェルトの長い部分が上に、女雛は逆に長い部分が下になるように作りました。
4. 男雛は、ポンポンに冠を付け、体に貼り合わせる。
余ったフェルトや、子どもたちが自分で考えた素材で笏を貼ってみても!
5. 女雛は、ポンポンに冠をつけ、毛糸のリボンで飾りつけをして体に貼り合わせる。
フェルトや、好きな素材で女雛の冠を作ってもいいかもしれません。
着物に扇を貼る。
女雛と男雛のできあがり。
アレンジ
①ポンポンを余分に作って、ペットボトルキャップに乗せるとぼんぼりに早変わり!
②子どもたちとひな飾りを観察して出てきた気づきやアイデアを製作に活かして…
・千代紙をフェルトとフェルトの間に挟んで着物の模様に見立てる。
・金色の折り紙を使って冠や扇を作ってみる。
・ビーズや手芸糸をフェルトに貼って着物の模様にする。
・フェルトや折り紙などを使って顔のパーツを作る。
など、子どもたちの感性やアイデアをもとに、自由にオリジナルの雛人形を作っても楽しそうです。
ポイント
・フェルトが切りづらいときには、ハサミの奥の方を使うと切れるので、子どもたちと準備しても楽しめそうです。
・年齢の小さい子の場合は、あらかじめ切っておく、または千代紙や折り紙を使用して作ってみても良いかもしれません。
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