雪の日の発見〜雪に隠れているのはなんだろう?〜
準備するものは、暖かい服装、長靴やスノーシューズ、そして、感性溢れたワクワクした気持ちです!
エピソード
ある日の保育中、その日の夜の天気が雪予報になったのを見た後、2歳児クラスの子どもたちとこんな会話をしました。
保育者:「今日の夜雪が降るかもしれないって。雪が降ったら何しようか?」
子ども:「お外であそぶ!」
「おさんぽいこう!」
次の日、子どもたちの希望通り、散歩で雪の道を歩いてみることにしました。
遊び方
1. 暖かい格好、滑りづらい靴を履いてでかけます。
2. いつもの道をゆっくり、足元に気をつけながら歩いていきましょう!
花壇や、茂みの近くで足を止めじっくり観察してみると、子どもたちから自然と色々な発見の言葉が出でくるかもしれません。
3. 雪は、地面だけでなく子どもたちの目線の上にも積もっています。
子どもたちが自分たちで気がつくかもしれませんが、乳児クラスの場合は発見を楽しめるようさり気なく声をかけてみても良いかもしれません。
子どもたちの発見のようす
花壇の花を見て
「あ、!ちょっとみえてる〜!」
「おはなだよ!み〜つけた!」
「ぼうし かぶってるみたいだね〜」
じっと花を見ていたAくんは「ちょっとおもたいかも…」と言って、花びらに乗った雪を手で払っていました。
別の場所に行くと、段々と子どもたちの視線は上の方にも広がり…
「みてみて!ここにもみつけた!おおきいきにも どっさり!オレンジがきれい〜!」
紅葉の木の上にも雪が積もっています。
「みつけたー!いっぱい しろい おはなだよ!」
そう言ったのはBくん。葉っぱが落ちた枝と枝の間に雪が積もり、眺めているうちに本当に白い花がたくさん咲いているように見えてきました。
「こっちも ゆきのおはなが さいちゃってる!」
先程のBくんの「しろいおはな」の発見が他の子にも広がって、違う「しろいおはな」を見つけたCちゃん。
お互いに刺激し合いながら、視野や発見が広がっていく時間がなんとも言えない楽しい時間です。
「あれ??だれかのあしあと おはながさいてる〜!! おはな み〜つけた!」
子どもたちの目線は、色んな所へ・・・。
足跡に咲いた花も発見!
雪が積もった日に、いつもと同じようでちょっと違う道を子どもたちと歩いてみると、いつもとちょっと違う発見で溢れていました。