遊び方が決まっていない、遊びが広がる保育遊具『Baum』ってなあに?
HoiClueが開発に携わった遊具、第2弾『Baum』が長い時を経てついに完成しました…!
遊び方が決まっていない遊具とは…?
その全貌を初公開&ご紹介したいと思います!
『Baum』ってなぁに?
その名前のとおり、バウムクーヘンのような形をした遊具。
にじのカケラのようでもあり、ちょっとした橋のようでもあり…?
山になっている部分を上向きにしても、下向きにしても、ドミノのように並べたり輪っかのように並べても、どんな使い方や遊び方をしてもOK!
これが、『Baum』です。
みなさんだったら、どんな風に使って、どんな楽しみ方をしますか?
座ったり、立って乗っかったり、またいだり、つなげたり、重ねたり、飛び越えたり、何か他のものと組み合わせたり…
『Baum』の使い方に決まりはありません。
子どもたちの想像やひらめき次第で楽しみ方がいくらでも広がる、園用の遊具です。
子どもの意見を大事にした遊具をつくりたい
『Baum』は、保育環境具を製造・販売しているマスセット株式会社さんと、HoiClueの出会いから生まれた遊具の“第2弾”です。
マスセットのみなさん。左から、畠山さん、佐久間さん、山口さん。
「子どもの意見を大事にした遊具をつくりたい…!」と意気投合してタッグを組み、第一弾の『わくわくワールド』に続いて、今回の『Baum』が生まれました!
ポイントは、“大人が評価しにくいもの”
前回に続きこだわったのは、大人側に答えがないものをつくること。
大人側に答えがあることで、「こうしたらいいんじゃない?」「こんな風に使ってね」といった、うまく遊ぶための助言をしてしまったり、「上手だね」「できたね」といった大人の“評価”に繋がってしまったらもったいない…
そうではなくて、「へぇ!そんなこと思いついたの!?」というように、大人とこどもがフラットな関係であれるような遊具を目指しました。
実際に子どもに委ねてみると…
「なるほど…!」「そんな風に楽しむのか〜」と大人側にも発見があるような遊びが生まれ、そして広がっていきます。
形を交互に並べて、クネクネ道に。
ユラユラしながらおしゃべり。
2つ組み合わせて乗ってみる…
サークルになった…!
サークルのなかに、ボールを入れるゲームが始まる。
協力してバランスをとりながら、トンネル作り。
トンネルができたところから、他のものと組み合わせて遊びが展開していった…!
スタートガイド
『Baum』とあわせて、こんなスタートガイドも作りました。
子どもが実際に遊んでいるうち生まれた楽しみ方の一部をイラスト化したものも、ガイドに掲載しています。
初めての遊具でイメージがつきにくいという方は、参考程度にこちらも楽しんでもらえたらと思っています。
(説明書ではないので、あくまでもより楽しむための大人のヒントとして…!)
子どもから広がる遊び
大人が子どもに与えるものや、上手に使うもの、ではなく、遊び方が決まっていないからこそ、
「こうやったら、どうなるだろう?」
「こうしてみたいなぁ。どうやったらできるかなぁ。」
と広がる遊び。
もしかしたら、最初はどう遊ぼうかと戸惑う子もいるかもしれませんが、どんな楽しみ方ができるのか、まずはとにかく子ども自身が触れたり、いろいろと試したりしながら遊んでみることをおすすめしています。
『Baum』と仲良くなればなるほど、私たち大人には思いつきもしなかった遊びや、意外な使い方が限りなく生まれていくはず…!
みなさんの目の前にいる子どもたちからは、どんな遊びが広がっていくでしょう。
子どもたちの想像やヒラメキから広がる遊びの世界を、いっしょに覗いてみませんか?
購入方法について
Baumの販売は園のお近くの代理店さまからご購入いただく形となります。
下記カタログやWebサイトより、お求めいただけます。
・マスセット総合カタログ
・株式会社誠文社(カタログ、Webカタログ)
・株式会社都村製作所(Web掲載)
第1弾の『わくわくワールド』はこちら!
大人も子どもも初めて出会う遊具。遊び方が決まっていない、『わくわくワールド』ってなあに?
急に言われても何のことやら…という方がほとんどだと思いますので、今日はその全貌を、初公開&ご紹介していきたいと思います!
「わくわくワールド」から生まれたあそび〜使い方が決まっていない遊具、子どもたちはどうやって遊ぶ…?〜
遊び方が決まっていない「わくわくワールド」。
実際に子どもに委ねてみたら、一体どんな遊びが広がるのか…
今回は、モニターとして参加してくれた園の子どもたちのようすをご紹介します!