「わくわくワールド」から生まれたあそび〜使い方が決まっていない遊具、子どもたちはどうやって遊ぶ…?〜
入ったり、のぞいたり、くぐったり、飛び越えたり、乗ったり、見立ててみたり…
遊び方が決まっていない「わくわくワールド」(※詳細はこちら)。
実際に子どもに委ねてみたら、一体どんな遊びが広がるのか…
今回は、モニターとして参加してくれた園の子どもたちのようすをご紹介します!
満3歳の子どもたちが遊んでみたら、こうなった…!
こちらは、満3歳の子どもたちのようす。
すぐにくぐって遊び始めて…
そのうち、縦に使いはじめた!
他の子の枠に入ってきしゃぽっぽごっこが始まったり…
枠をベットにしたり、ブロック、腕輪、食べ物…それぞれの見立て遊びに。
3歳の子どもたちが遊んでみたらこうなった…!
横向きに立てて「写真しよう」枠内に並んでポーズをとり、それを、他の子が小さい枠をカメラに見立てて「カシャ」と撮る。
大きい枠の中にサイズ順に入れていく。
他にも、中くらいの枠を立てて「いらっしゃいませ~」としたり、枠内に入り手を広げて「ひこうき!」と走りまわったり。
こちらは、一人の子が枠を組み立てて車を作って遊んでいると、他の子も「わたしも乗せて」と一緒に遊びを展開。
4歳の子どもたちが遊んでみたらこうなった…!
こちらは、年中さんの子どもたちのようす。
新しさに興味を示して、すぐに手に取ったり中に入ったり、トンネルにしたり…
こんな組み合わせ方も。
ドアのようにして「こんにちは」「おはようございます」挨拶を交わし、繰り返し通る。
「ふね」
「ブーン!」くるま
「しんかんせんつくろう!」「いいね~!」
5歳の子どもたちが遊んでみたら、こうなった…!
こちらは、5歳の子どもたちがそれぞれにたのしんでいるようす。
遊びを止めて興味を示し、それぞれがわくを見て遊び方を考え始める。
ブロックでつくったコマと合わせて遊び始める子も。
「ぼく、線上歩行したーい。」
“わくわく”の上を線上歩行(モンテッソーリ教育にある、線のうえを足を丁寧に運んで歩く活動)
「これバリアだよ」
「青の中に入ったらバリア」
「青の中が島だよ」
「落ちたらサメに食べられるよ」
最初の、遊具の置き方にもいろいろと工夫が…
枠のサイズ感(均等にサイズが違っていること)の先入観を避ける(子どもの気づきに期待する)ため、不揃いに重ねた置き方。
均等なサイズ感をアピールできる置き方。
外で遊んでみたら、こうなった…!
並べて上を歩く。
ゴールだけ離し、ジャンプしてゴール!
とんで倒すゲームも。
一番小さい枠を地面に立て、サッカーのようにゴール代わりにして遊んだり、ボールを当てて倒そうとしたり…
実際の子どもたちの声
・「やわらかいね」「でっか」「なんだこれー」「フープみたい」
・「せんせい、またあそべる?」「なんでしかくなんだろ」「やわらかくておもしろい」
・「おもしろかったー」「せんせい、あれいつするとー?」「あおいやつ、またしたい」
・片づけるよ~の声に「えー、まだあそびたいー」「あーおもしろかったー!!」「よごれたけどいいの?」
保育者の気付き、感想など
こどもの様子について
・最初は、どうやって遊ぶのー?と、初めて見る玩具に遊び方が分からず戸惑っていましたが、手に取ってみるとやわらかい素材に安心したのか、手に取って遊び始めました。
ごっこ遊びの中に取り入れたり、四角の中をくぐったり、ジャンプをしたり、友だちとお話をし、協力しながら様々なものに見立てて遊ぶ姿が見られました。(幼稚園・3歳児)
・子ども達に自由に遊べるように提示したことで、子ども一人ひとりの発想の豊かさを発見することができました。それとは反対に、遊び方が明確でないと遊べない子どもも多数いました。
最初は幼児の方が発想豊かかな?と予想していましたが、年齢に関係なく、未就学児・就学児ともにどんどん遊びを展開させる子、どのように遊んだらいいのか戸惑う子、まったく関心を示さない子と分かれていました。(児童デイサービス事業所・2〜13歳)
・遊びを止めるまで、よろこんで遊び続けていた。(幼稚園・満3歳〜5歳児)
・仕切ろうとする子、自分のしたいことを通す子、まとめようとする子など新しい姿が見られた。(保育園4歳児)
・外の遊びとなると、室内では見られないアクティブな遊びが広がり、これまでで一番夢中になって遊んでいたように思う。(保育園・3〜5歳児)
・子どもが見せる反応は興味深く、支援している大人側も一緒に遊びを考え、発見することができました。
大人にとっても「こんな使い方をしてみよう」「設定遊びの中で○○として使ってみよう」と型にはまりがちな活動に変化を加えることができ、子どもたちより大人の方が得たものが多かったと感じます。(児童デイサービス事業所・2〜13歳)
ブロックについて
・四角い形を保ちながらも柔らかく、安全。シンプルな形の組み合わせ、大きさの変化が美しい。枠を組み立てるための脚のパーツが、子どもの発想でブロックになった。
・遊び方の自由度が高く、「わくわくワールド」のみで使用するだけでなく他の玩具と組み合わせての使用や、設定遊びの中でも使え、活動の幅が広がりました。また、枠だけでなく枠を立てる足になるパーツがあったのも良かったです。
・園にあるフープはプラスチック製のものや硬いゴム製のもので、活発なあそびでこどもが扱うには危険性があったが、この“わくわく”は子どもたちが持って走り回ってもそこまでの危険性を感じなかった。
・水に浮くので、プールの時期にまた遊ばせてみたい!
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今回モニターとしてご協力してくださった皆さま
学校法人青山学園 はずみやこ幼稚園 さま
学校法人 明照幼稚園 さま
宗教法人笛田神社立 御幸保育園 さま
特定非営利活動法人はなうた 児童デイサービス事業所はみんぐfunいわない さま
北海道キリスト教学園 認定こども園北見のぞみ幼稚園さま
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たくさんの写真やご意見、ご感想、ありがとうございました!
今回、子どもたちが遊んだ「わくわくワールド」については、こちら(大人も子どもも初めて出会う遊具。遊び方が決まっていない、『わくわくワールド』ってなあに?)で詳しくご紹介しています。
もっと知りたい!という方がいましたら、ぜひ合わせてご覧ください。
購入方法について
「わくわくワールド」の販売は園のお近くの代理店さまからご購入いただく形となります。
下記カタログやWebサイトより、お求めいただけます。
・すずき出版カタログ
・チャイルド社Webサイト(2021年2月末まで)
・マスセット総合カタログ