【実験あそび】トイレットペーパーとティッシュペーパー、溶けやすさの実験!〜素材/トイレットペーパー〜
使う素材は…「トイレットペーパー」です。
エピソード
先日、娘と商業施設のトイレで
「トイレットペーパー以外のものは流さないでください」
との注意書きを見かけました。
娘「ママ、もしトイレットペーパー以外のものを流したら、どうなっちゃうの?」
私「トイレが詰まっちゃうと思うよ。」
娘「ティッシュペーパーもだめ?」
私「あー…どうなんだろう…?」
そういえば、トイレットペーパーが切れてしまったときに、応急でティッシュペーパーを使ったりすることもあるけれど、きちんと水に溶けているのかしら…?
だんだん気になってきて、今回はそれぞれのペーパーを、水に溶かす実験をしてみました。
材料
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・ペットボトル 2本
・水
・割りばし
遊び方
1. 同じくらいの大きさの、ティッシュペーパー(左)とトイレットペーパー(右)を用意します。
2. 水を入れたペットボトルに、それぞれを入れます。
3. 左がティッシュペーパー、右がトイレットペーパーです。
水に入れた直後は、あまり様子が変わりませんね。
4. 5分後…水を含んで、どちらも膨らんできました。
5. 割りばしを使って、クルクルとかき混ぜてみましょう。
まずはトイレットペーパーから。
おお、どんどんホロホロと、細かくなっていきます!
6. 続いてティッシュペーパーは…少しほぐれてはいるものの、割りばしをクルクル回すと、まわりにまとわりついてしまいます。
7. 2つ並べてみます。
トイレットペーパーの方が、細かくほぐれていますね。
8. さらに5分後、もう一度トイレットペーパーの方をくるくる…更にほぐれていきます。
娘「うわぁ、きれ〜い!」
確かに、なんだかスノードームのようで、意外な美しさ…!
9. 一方、ティッシュペーパーは…
こちらはほぐれず、やはり割りばしにまとわりついてきます。
10. 2つを比べてみると…差は歴然です!
11. さらに2時間後、もう一度かき混ぜてみると、ティッシュペーパーの様子はほぼ変わらず。
一方トイレットペーパーは細かい繊維が浮遊し、水が白濁していました。
やはり、トイレに流すのは、すぐにほぐれる「トイレットぺーパー」が良いようです。
ポイント!
トイレットペーパーは、実は砂糖や塩のように水に「溶けている」のではなく、水の中で繊維がほどけて「バラバラになっている」ようです。
今回はそんな様子を観察できました。
トイレットペーパーは、短い繊維を使っているためほぐれやすい。
一方ティッシュペーパーは、長い繊維で作られ、更に紙の強度を上げるための薬品を使っているため、ほぐれにくいのだそうです。
以下の情報を参考にさせていただきました。