気になるみんなの“就活・転職”事情〜アンケート結果から読み解く保育士さんのホンネ〜
ちょっと特殊な保育業界の就活。
自分に合う園に出会い、そこで働くことが難しく、転職を考えたり働き方に悩みを抱えている人も少なくないのではないかと思います。
さらに、園の体系や子どもと関わる仕事が多様化している今、みなさんはどうやって情報を収集しながら、自分に合う園や働き方を探しているのでしょう…?
みなさんから届いたアンケート回答を元に、読み解いていきたいと思います!
Webサイトからの情報収集
就職・転職を考えた時に、どこで情報を探す?
圧倒的に多かったのは、「求人会社のWebサイト内」。続いて、「知人の口コミ」「就職・転職フェアなどの合同説明会」が多い結果となりました。
インターネット上でたくさんの情報が溢れている今、“知人の口コミ”という声が多いのが印象的ですが、やはりリアルな内情を知りたい!という状況が多いのでしょうか?
(思い返せば、わたしも知人の口コミをけっこう参考にしていました…!)
優先する内容で変わる、相談方法
就職・転職先について、どんな形だと相談しやすい?
対面とSNSという、ギャップのある相談方法が並んでいるのがおもしろい結果に。
その理由は?
「対面」と回答した人の理由
・率直な話ができるため
・的確な答えが返ってくるため
・話しをすることで希望の条件を伝えやすいため
・実際に対面して話したり、声を聞くことで働きやすい環境かどうかの判断材料になるため
「SNS」と回答した人の理由
・送受信が見やすいため
・便利だから
「メール」と回答した人の理由
・メールだと時間を気にせず相談できて、考えをまとめてから応対しやすいため
・時間を気にせず思いついた時に連絡できるため
「電話」と回答した人の理由
・詳しい内容をすぐに聞けるため
・気軽に相談しやすいため
実際に顔を合わせて相談した方が、自分に合った情報を収集できるという人もいれば、メールの方がきちんと自分の考えをまとめたり整理して相談できる、という人も。
(SNSを通した相談の魅力は、手軽さや気軽のようですね。使ってみたことがないので、個人的にはどのように相談するのか体験してみたいところです)
就活や転職に関するホンネ
就活するなかでの不安や課題
20代後半・保育士
30代後半・保育士
20代後半・保育士
表面的なことだけでなく働き方や保育や行事のあり方等もっとわかりやすいといい
30代後半・保育士
続ける?転職する?
20代後半・保育士
20代後半・保育士
アンケート結果から見える2つのこと
園に通う子どもたちにとって、毎日日中の時間を共に過ごす保育者は、とても大きな存在。
そんな保育者がコロコロと頻繁に入れ替わってしまったら…子どもたちは不安定になってしまうのではないかと、そんな心配も膨らみます。
でもだからといって、笑顔をなくすほどまで無理して頑張り続けることが良いとも思えません。
いかに、自分に合う園(長く関われる園)と出会えるかが、保育者自身にとっても子どもたちにとっても良い環境に繋がるのだということ。
でも現状は、なかなかそういった就職、転職が難しい難しい状況にあるということ。
そんなことを感じたアンケートとなりました。
「こんな情報をもっと載せてほしい」「討論会をしたい」といった声も寄せられたので、HoiClue(ほいくる)を通して今後も引き続き、”自分に合う園の見つけ方”や、”いろいろな働き方(転職の仕方)”などにフォーカスした記事や企画をお届けしていきたいと思います。
定期的に公開していきますので、どうぞお楽しみに。
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