ハトのあれこれ〜身近な野鳥について知ろう!〜
ポッポーと鳴く、私たちにと〜っても身近な鳥、ハト。
そんなハトの特徴や種類、ちょっとした豆知識など…
子どもたちに話したくなる、ハトのあれこれをご紹介。
ハトってどんな鳥?
胸の部分が大きく、体に比べて頭が小さいよ。
世界中にいるハトの種類はなんと約300種類と言われているそう!
キジに似た美しい羽模様をしているよ。
もともと外国のカワラバトで、伝令や食用として改良された種が逃げて野生化したもの。
模様がバラバラなのもそのためだよ。
どんな柄がいるか、自分の好きな柄のハトを探してみるのも楽しいかも?
夏から秋にかけて、ミネラルを補給するために海岸に海水を飲みに来る姿が見られるよ。
もちろん水を飲むことも欠かせない!
ハトの水の飲み方は、他の鳥たちと違ってちょっぴり特別。
普通の鳥はくちばしで水をすくったあと上を向いて飲むけれど、ハトはくちばしを水につけて吸うから、下を向いたまま水を飲めるよ。
実はハトは地面に落ちている砂や小石を食べているって知っていたかな?
ハトには歯がないので、砂や石を歯の代わりにしてお腹の中の食べ物を噛んでいるよ。
「ピジョンミルク」という、母乳のような栄養満点のミルクでヒナを育てるよ。
ピジョンミルクはなんと、オスもメスも出せるんだって!
実はケガをしているのではなくて、日光浴をしているんだって。
歩きながらエサを探しているんだって。
人間のように眼球を動かして景色をみることができないハトは、首を振って景色を安定させるよ。
「帰巣本能」という、お家に帰る本能が備わっていて、なんと1000㎞以上も離れた知らない場所へ帰ることもできるんだって!
その能力を利用したのが伝書鳩。
駅や神社などにいるハトたちの、V字に翼を広げて飛ぶカッコイイ姿にも注目してみてね。
ハトといえばポッポーやクルックーとなくイメージが強いけれど、どうしてカッコウなのだろう?
実は鳩時計のとりはハトじゃなくてカッコウというとりだったんだって!
日本ではカッコウ=閑古鳥といってさみしいイメージがあるからハトに変えられたらしいよ。
実はハトと人の関係は実はとっても古くて、なんと約1万年も前から人はハトを飼っていたといわれているよ。
ところが日本では昔、ハトに平和のイメージはなかったんだって。
日本では、ハトは「八幡(はちまん)さま」という神様のお使いとされていて、その八幡さまは武士の神様。
だから昔はハトは平和の象徴じゃなくて、戦の神様のイメージが強かったそう。
鎌倉にある鶴岡八幡宮の「八」の字も2羽のハトで描かれているよ。
日本でハトに平和の象徴のイメージがついたのは、戦後、海外の文化が入ってきてからになるんだって。
世界中にいるハトの種類はなんと約300種類と言われているそう!
ハトの種類
大きく分けて3種類の、日本のハトをご紹介!キジバト
どこからともなく聞こえてくるデデッポポーという声の正体はこのハト。キジに似た美しい羽模様をしているよ。
ドバト
駅前などでよく群れているのはこのハト。もともと外国のカワラバトで、伝令や食用として改良された種が逃げて野生化したもの。
模様がバラバラなのもそのためだよ。
どんな柄がいるか、自分の好きな柄のハトを探してみるのも楽しいかも?
アオバト
森に住む、緑色のとってもきれいなハト。夏から秋にかけて、ミネラルを補給するために海岸に海水を飲みに来る姿が見られるよ。
ハトの豆知識
何を食べるの?
ハトは植物の種や豆、お米を食べるよ。もちろん水を飲むことも欠かせない!
ハトの水の飲み方は、他の鳥たちと違ってちょっぴり特別。
普通の鳥はくちばしで水をすくったあと上を向いて飲むけれど、ハトはくちばしを水につけて吸うから、下を向いたまま水を飲めるよ。
ハトは石を食べる!?
道にいるハトをよ〜く見ていると、ハトが一生懸命地面をつついていることが…実はハトは地面に落ちている砂や小石を食べているって知っていたかな?
ハトには歯がないので、砂や石を歯の代わりにしてお腹の中の食べ物を噛んでいるよ。
ハトは何個卵を産む?
ハトが一度に産む卵の数は2個。「ピジョンミルク」という、母乳のような栄養満点のミルクでヒナを育てるよ。
ピジョンミルクはなんと、オスもメスも出せるんだって!
座っているハトは何をしているの?
ときどき見かける、地べたに座って尾や羽を広げているハト。実はケガをしているのではなくて、日光浴をしているんだって。
どんな風に歩くの?
ハトは足を交互に出して、首を振りながら歩くよ。歩きながらエサを探しているんだって。
人間のように眼球を動かして景色をみることができないハトは、首を振って景色を安定させるよ。
ハトはお手紙を運ぶ?!
ハトは飛ぶのがとっても上手。「帰巣本能」という、お家に帰る本能が備わっていて、なんと1000㎞以上も離れた知らない場所へ帰ることもできるんだって!
その能力を利用したのが伝書鳩。
駅や神社などにいるハトたちの、V字に翼を広げて飛ぶカッコイイ姿にも注目してみてね。
鳩時計はどうして「カッコウ」?
時間になると、時計の窓からカッコウ、カッコウ♪と鳩が飛び出す鳩時計。ハトといえばポッポーやクルックーとなくイメージが強いけれど、どうしてカッコウなのだろう?
実は鳩時計のとりはハトじゃなくてカッコウというとりだったんだって!
日本ではカッコウ=閑古鳥といってさみしいイメージがあるからハトに変えられたらしいよ。
ハトの歴史
ハトは一体いつごろからいたか、知っているかな?実はハトと人の関係は実はとっても古くて、なんと約1万年も前から人はハトを飼っていたといわれているよ。
ハト×言い伝え
ハトは平和の象徴?
ハトは平和の象徴として言われているよ。ところが日本では昔、ハトに平和のイメージはなかったんだって。
日本では、ハトは「八幡(はちまん)さま」という神様のお使いとされていて、その八幡さまは武士の神様。
だから昔はハトは平和の象徴じゃなくて、戦の神様のイメージが強かったそう。
鎌倉にある鶴岡八幡宮の「八」の字も2羽のハトで描かれているよ。
日本でハトに平和の象徴のイメージがついたのは、戦後、海外の文化が入ってきてからになるんだって。