【絵本×あそび】かんじる時間〜絵本/おばあちゃんの時計〜
時間ってなんだろう?時計がなかったらどうやって時間がわかるの?
そんな不思議をおばあちゃんがゆっくり教えてくれる絵本。
おばあちゃんの家にあった、チクタク動くふりこ時計も作ってみよう!
あそびの元となった絵本のタイトル
作:ジェラルディン マッコーリーン
絵:スティーブン ランバート 訳:まつかわ まゆみ
出版社:評論社
出版社からの内容紹介
おばあちゃんちには、こわれたふりこ時計しかない。
でも、おばあちゃんは、時計ならいっぱいあるよっていう。
その時計って…?
すぎてゆく秒や分や時間、かさなる週、月、年…。
時計の中になんかおさまりきれない、ゆたかな“時”のすばらしさを伝える、美しくさわやかな絵本。
どんな絵本?
・おばあちゃんの家にあるのは動かないふりこ時計だけ。一体どうやって時間がわかるの…?と続きが気になる絵本。読み進めていくと謎が解けていくのがおもしろい。
・朝の時間、昼の時間、夜の時間…1日の時間の変化をいろいろな視点で発見できるようになきっかけになるかも。
・1秒、1分、1時間…月曜日、火曜日、水曜日…、移り変わる季節など、時間の流れについて知るきっかけに繋がる絵本。
・やわらかな絵でのびのび描かれた動物や風景、季節の移り変わる様子は眺めているだけで気持ちがよくなってしまいそう。
絵本からの発展あそび
<その1>考えてみよう!1日の時間
絵本のなかでおばあちゃんが教えてくれたいろいろな時間のはかり方。
みんなはどうやって1日の時間を感じているのかな?
パンの焼けるにおいがするから朝、お腹がぐーってなったからお昼、◯◯のテレビ番組が始まったら夜8時…など1日のできごとと時間を話し合ってみよう!
<その2>作ってみよう!チクタクふりこ時計♪
おばあちゃんの家にある大きなふりこ時計。
身近な廃材を使って、ふりこがチクタク動く時計を作ってみよう!
用意するもの
・ティッシュの空き箱
・画用紙(折り紙でもOK)
・ストロー
・はさみ
・のり
・セロハンテープ
・ペンなど描くもの
作り方
1、ティッシュの空き箱の取り口周りを四角く切り取る。
2、1を覆うように画用紙を貼る(時計の本体になるよ)。
3、2のティッシュの空き箱の短い方の側面に、ストローが通る穴を開け、ストローを通す。
4、画用紙を切り抜いて大きな丸と小さな丸を作り、小さな丸は箱の中のストローの先に貼る。
5、大きな丸には時計の文字盤を描く。
6、5の時計を箱の上部に貼ったらふりこ時計のできあがり!
飛び出たストローの先を持って、左右に揺らせばふりこが動くよ♪
(ふりこ時計の針は穴を空けてモールを通せば動かすことができるように!)
ポイント!
・1日のできごとから幅を広げて、月曜日から日曜日まで1週間のできごとについて話してみたり、春から冬までの季節のできごとについて話し合ってみても楽しい。
・ふりこに合わせながら「チクタクチクタク…ボーン!」など声を出してあそぶと、盛り上がって楽しそう♪
・時の記念日を通して時間に触れるきっかけ絵本としてもオススメ。
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