じっくり味わう不思議なおにぎり〜発見いろいろ!食べ比べクッキング〜
にぎったり、中身を詰めたりするだけの普通のおにぎりじゃないよ!
ギュッとおいしさが詰まったおにぎりのひみつとは!!?
新年度のクッキングにもおすすめの、体験を通して大切なことを感じたり発見を得られるクッキング♪
材料(お米4合分)
★普通のおにぎり
・米:2合
・水:400cc
・塩:0.1g
★だしおにぎり
・米:2合
・水:200cc
・塩:0.1g
(だし)
・水:1ℓ
・昆布:5g
・かつおぶし:15g
作り方
今回は、普通のおにぎりとだしで炊くおにぎりの、2種類を作ります◎
1、お米を研ぐ
研ぎ方の詳細はこちら◎
⇛えだまめごはん~お米の炊き方と夏やさいのコラボごはん☆~
2、だし汁を作る
(1)昆布の表面をふきんでさっとふき水に浸しておく。
(2)中火にかけ昆布のうまみを引き出す。昆布の周りに泡がついてきたら昆布を取り出す。
(3)そこに鰹節を入れ、自然に鰹節が沈むのを待つ。
(4)鰹節が沈んだらザル等を使って鰹節をこす。
3、お米を炊く
1で研ぎ終わったお米に、
・普通のおにぎりには水と塩を入れる。
・だしのおにぎりには、2で作っただし汁と塩を入れる。
それぞれに炊飯器(もしくは土鍋など)で炊く。
4、おにぎりを握る♪
ごはんが炊けたら、それぞれラップにくるんで好きな形に握る。
コロコロ丸めたり、三角にしてみたり。
好きな形で作れる環境にすると、大人が考えるおにぎりの形ではないおにぎりができたりするので楽しいですね♪
(でもこれは食べ物なので、遊ぶ物ではないということを伝える事も大切ですね。)
5、普通のおにぎりと、だしのおにぎり、2種類作ったらできあがり!
のりを巻いたり、顔を作ったり、マスキングテープでとめて遠足気分で食べたり。
食べる時は、2つのおにぎりの色や匂い、味をじっくり観察したり比べられるようにしてみて、感想を聞いてみよう♪
★ポイント★
好きな具材を入れたおにぎりを作るのも楽しいですが、今回は、普段の給食や家での食事のおいしさに隠された「だし」について知り、感じられるような内容にしてみました!
みんなで給食を食べながら、どこにどんなだしが使われているのか考えながら味わってみたり、給食の先生に聞きに行き、園全体で食育に取り組んでいく事も大切ですね。
おまけ☆きちんと理解しておきたい衛生面の、子どもにもわかりやすい理由
・エプロンや三角巾、マスクをするのはなぜ?
三角巾は、髪の毛や、髪の毛についたゴミやホコリなどが食べ物に入らないためにします。
エプロンも同じ。洋服についた汚れやホコリが食べ物に入らないようにするためにするんだよ。
マスクは、ツバが飛んで食べ物に入らないためにします。
汚れやホコリは、目には見えなくてもついていたりすので、エプロン・三角巾はきっちりしよう!
・爪を短く切るのはなぜ?
爪が伸びていると、爪のなかにゴミやほこりなどの汚れが入りやすくなります。
その手で食べ物を触ってしまったらどうなるかな…?
汚れのついた食べ物を食べてしまったら…汚れの中にいる悪い菌も体の中に入ってしまうね。
だから、爪は短くして、手洗いでは指の間や爪の隙間まできちんとするんだね。
・手洗いをしたら…
せっかく爪切りをして、手を洗っても、落ちたものや床を触ったり髪の毛を触ったり、トイレに行ってしまったら…?
クッキングの前にはきちんとトイレを済ませておいて、手洗い後はできるだけ手をキレイに保てる環境にしよう!
(テーブルも予め消毒しておきましょう。)
楽しいクッキングのために、子どもたちがそれぞれ自分で理解し意識して準備できるといいですね♪