しぜんの国保育園 園長美和さんのわっしょい日記Ⅲ(第十回)「もちもちの心」
1月5日、今日から保育始めです。山を上って園に向かう道すがら、今日からまたよろしくね、という気持ちで木々に声をかけて歩く。前日、明日から保育園だから早く寝るね、と家族に宣言したら、息子に「うれしそう、楽しみなんだね」と言われる。今日からまた、いろいろあるけど楽しい日々が始まる。いろいろある、を越えられるのは仲間がいること、そして保護者のみなさんと対話できる関係があるからこそ。本当にありがたい。
今日もこどもたちとごはんを食べた。献立は、わかめごはん、かきたま汁、秋鮭のバター焼き、ひじき煮。どれも口にするとほっとする味。おいしい。となりにいるゆうちゃんもいっちゃんもいっぱい食べていた。お正月の話をする。「おにくパーティーした」「トランプした」「歯がぬけた」。新年をむかえ、みんなぬくぬくしているように見える。もちもちの心。
昼礼では、0歳児のあっちゃんが新年を迎え、歩けるようになっていた!との報告。共有事項と周知と共に、各フロアの子どもたちの姿をみんなでわかちあい「今年も朗らかに保育ができたらいいね」と話す。保育の話、子どもの話を今年もたくさんしたい。いつも真剣に時に和やかに「子どもを中心」に話をしたい。
ー このコラムは『しぜんの国保育園 園長美和さんのわっしょい日記Ⅲ』の連載第十回です。
園長美和さんのわっしょい日記
しぜんの国保育園の暮らしについて、園長という視点から綴られているコラム連載。“タイトルの「わっしょい」はさまざまあるようですが、語源である「和を背負う」という意味と、なんだか口に出すとうれしい気持ちになるところから名付けました。悩み揺れながら感じる日々の小さなあれこれを綴っていきたいです。”(園長美和さんより)
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齋藤美和(さいとうみわ)