保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

春の草花をプリントして、イースターエッグを作ってみよう〜素材/たまご〜

吉田麻理子
掲載日:2025/03/26
春の草花をプリントして、イースターエッグを作ってみよう〜素材/たまご〜
春の草花をたまごにぺたぺたとくっつけて、素朴なかわいさのイースターエッグを作ってみましょう。
草花の形がきれいにプリントされている様子に、思わず見入ってしまいます!

使う素材は…「たまご」です。

エピソード

イースターとは、キリスト教の祝日である「復活祭」。イエス・キリストの復活を祝う日です。その日付は毎年変動し「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と定められていて、2025年は4月20日がイースターにあたるそうです。

クリスマスやハロウィンと比べると、まだ馴染みのないイベントですが、アミューズメントパークや商業施設のイベントなどで、見かけることが増えてきました。
イースターといえば、カラフルに色づけられたり、可愛い模様がプリントされた「たまご」。

今回は身近にある材料を使い、春の植物の形をプリントして、素朴でかわいいイースターエッグを作る方法をご紹介します。

材料

  • 小麦粉
    (でんぷんのり作りに使用しますが、コーンスターチか片栗粉でも代用できます)
  • プリントしたい草花
  • たまご
  • 紅茶

※卵アレルギーや小麦アレルギーのお子さんがいないか必ずご確認ください。


使うもの

  • 木綿の布(約20cm×20cmにカットしたもの・たまごの数分用意する)
  • 凧糸

  • ※火を使う工程は安全面に配慮し、子どもの姿に合わせて大人が行ってください。


作り方

でんぷんのりを作る

1.  まず、でんぷんのりを作ります。小麦粉小さじ1に、水小さじ2を加え、よく混ぜたら、レンジで600w・10秒温めます。

2.  温めたらよく混ぜ、もう一度レンジで600w・10秒温めます。

3.  この状態で混ぜると、最初サラサラだった小麦粉水が、もっちりとした状態になっています。これで、でんぷんのりが出来上がりました。

草花を卵に貼る

4.  次に、子どもたちと園庭や野原で、春の草花を摘みに行きましょう。
私は、たんぽぽ・かたばみ・ふき・カラスノエンドウ・菜の花を摘んできました。

5.  摘んできた草花の片面に、指ででんぷんのりを塗ります。少し細かい作業ですが、大人より子どもたちの小さな指の方が、塗りやすいかもしれません。

6.  でんぷんのりを塗った面をたまごにつけると、ペタッとくっつきます!

7.  全ての草花を、たまごにくっつけました。

8.  草花が取れないように、布で包みます。
たまごに沿うように包んだら凧糸で結び、布がピンと張るよう、引っ張ります。

9. 全て包み終わりました。

紅茶で煮込んで色付けする

10.  紅茶を濃いめに煮出し、沸騰したらたまごを入れ、弱火で20分ほど煮ます。紅茶にたまごがひたひたに浸るよう、水分を調整してください。

11.  茹で上がったら、ザルなどにあげ、冷まします。

12.  冷めたら凧糸を切り、布を外してみましょう。草花は簡単に剥がれるので、子どもたちにそっと外してもらってください。ふきを外してみると…

13.  ふきの形が、きれいにプリントできていました!

14.  他の草花も外してみました。可愛らしいイースターエッグの出来上がりです。

今回ご紹介したイースターエッグは中身が入っているので、長期間飾ったり、たまごを隠して見つける「エッグハント」をしたりするのは衛生的に難しいかもしれませんが、作ること自体や、少しの間飾ったり持ち帰ったりして楽しめたらと思います。

ポイント