ふわふわオバケ〜“こわれて、なおして”を楽しむ遊び〜
ぜひ遊んでみてください♪
今回は、“こわれることも前向きにとらえる”という、工作のポイントとご一緒にご紹介します。
材料
・新聞紙
使うもの
・クレヨンまたはカラーペン
・セロハンテープ
遊び方
1、新聞紙でペットボトルなどの底を包み、ふくらみの型をつける。
2、ふくらんだ部分におばけの顔をかく。
3、新聞紙を丸めて棒をつ作る。
4、新聞紙を細長くやぶり、指でつまんでさらに細くする。
細くなったらねじって紐にする。
5、あやつり棒と紐をテープでとめる。紐の先をおばけの頭に貼る。
6、おばけの型をもういちどつける。
作っているうちに、おばけの体がひらいてくるので、もう一度型をつけて、できあがり。
遊び方
ふわふわと空を漂わせて遊ぼう。
新聞紙で足をつけて、「くらげ」や「タコ」にしても楽しい。
色画用紙で顔や手を作るのもおすすめ。
ヒデちゃんの工作ポイント!
こどもと工作…“こわれる”ことも前向きに!
こどもたちは、今回のような新聞紙、空き箱や廃材など、身近な素材で作ることが大好きです。そして、作ったもので遊ぶことも大好きです。
しかし、夢中になって遊んでいると、作品が「こわれてしまう」こともありますよね。そんな時に、こどもたちはどうするのか。
「こわれちゃったよー、もうやだ。」とがっかりふてくされるのか。
それとも「こわれたら直せばいい!私なら直せる!」となおしたり、補強するのか。
造形活動に失敗やこわれることはつきものですから。
こどもたちの作品がこわれないように、 大人が先回りして教えるよりも、こわれた時に、自分で直したり、 工夫することを大切にしてほしいなと思っています。「 こわれても直せる!」と自分を信じて、 前向きにとらえられる経験は、 こどもたちの小さな自信の一つになることでしょう。
みなさんも活動中、こどもの作品がこわれてしまったときは、「こわれたら、なおせばいいんだよ!自分でなおせるのも工作のいいところ!なおしたら、もっともっとパワーアップするからね!」
なんて声をかけながら、つくって、あそんで、こわれて、なおして、またあそぶ。
そんな気楽なサイクルで、想像と表現の面白さを満喫してもらえたらと思います。