【工作コラム】立てて飾れる!ポップアップのかわいいひな壇〜素材/色画用紙〜
使う素材は…「色画用紙」です。
エピソード
子どもたちが保育園に通っていたとき、毎年お雛さまの製作物を作って、持って帰ってきました。立体のお雛さま工作もかわいいけれど、平面のものはシーズンオフのとき、収納場所に困らない。
どちらにも良さがありました。
もしかしたら、ポップアップで立体に飾れて、平らにしてしまえる、お雛さま工作があったらよいかも?!と思い、考えたのがこちらの工作です。
準備に少し作業が必要ですが、本格的で、とてもかわいいミニチュアひな壇ができ上がりますよ。
材料
■ポップアップ
・色画用紙A 【 縦12.5cm×横35cm】
…枠に使用したい色にしてください。
(※B4サイズ(25.7cm×36.4cm)の色画用紙を、半分に切って使用すると簡単です。縦幅が数ミリ大きいのは気にせずOK。横幅が長い分は、作り方「1」の、右端ののりしろを1cm→2.4cmに変更します。)
・色画用紙B 【縦10cm×横10cm】
…角を丸く切っておきます。線を引くガイドにするため、何色でもOK。
■ひな壇・雛人形
・赤の色画用紙C 【縦5cm×横15cm 】2枚
・千代紙 7.5cm四方のもの 5枚
・色画用紙(肌色・黄色・黒)
使うもの
・鉛筆
・定規
・カッター(大人が使用してください)
・のり
・ペン
・両面テープ
作り方
ポップアップ(枠)
1. 色画用紙Aに、端から4cm・13cm・4cm・13cm・1cmの幅で写真のように線を引きます(写真では太線ですが、鉛筆で薄く引くと目立ちません)。
線に沿って定規をあて、カッターの刃の裏でスーッと線を引きます。これできれいに折れるようになります。
一番右はのりしろです。
2. 色画用紙Bを、画用紙Aの左から2番目・幅13cmの枠の中心に置き、外側をなぞります。
3. 「2」の線に沿ってカッターで切り抜くと、ポップアップの窓ができました。
ここまでの作業は、大人が行ってください。
4. 色画用紙Aを「1」で引いた線に沿って折ります。
5. のりしろにのりをつけ、写真のように枠を完成させます。
ひな人形
6. ひな人形を作ります。千代紙を半分に折ります。
7. 下の角を少し折り、のりづけします。
8. 裏返しにして、左と右の角を写真のように貼って、ひな人形の体を作ります。こちらものりづけし、浮かないようにします。
9. 画用紙で作った顔を付けて、ひな人形の完成!
10. 同じように、お内裏さまも作りましょう。
11. 三人官女を作ります。先ほど「7」で少し折ったところを、今度はもう少し大きく折り、小さな体にします。
12. お顔を付けて、三人官女完成です!
いよいよ組み立て・仕上げ
13. 色画用紙Cの両端1cmを折ります。ここがのりしろになります。
のりしろの外側に両面テープを貼ります。
14. 「13」にひな人形を貼ります。
15. 三人官女を貼った色画用紙Cを、枠の下・窓側に、貼ります。
16. 正面から見ると、このようになっています。
17. お雛さまとお内裏さまを貼った色画用紙Cを、枠の中央に、三人官女より後ろになるように、貼ります。
18. ひな壇の、完成です!
19. 上段と下段が交互になっていて、立体感が楽しめます。
ポイント!
持ち帰る時や、家庭で保存するときは、折り畳んで平らにしてコンパクトにすることもできます。