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3月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2023/03/01
3月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

幼稚園の3月の月案指導計画(月案)、4歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2023年冬号ふろく「2022年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・1年間、「基礎・基本」を大切に、さまざまなことにチャレンジしてきた。これまでの生活経験やさまざまな活動、遊びへの取り組みから、自信を持って行動しようとする姿が見られた。

・自分の感じたことや思いを持ち、イメージをふくらませながらさまざまな素材を使って描いたり、工夫して作ったりする楽しさを味わって遊ぶ姿が見られた。

・さまざまな友達とふれあう中で自分の力を十分に出し、自信を持って生活を送る姿が見られた。また、友達や保育者と一緒に過ごす生活を楽しみ、喜び合う姿も少しずつ見られるようになってきた。

今月のねらい

・自分なりの目的を持ち、友達とともに試したり工夫したりしながら、最後まで取り組む。

・進級することへの喜びや期待を持ち、けじめのある生活を送る。

クラス作りのポイント

・クラスで過ごした1年間をふりかえり、楽しかったことや成長したことを実感できるようにする。ひとりずつ発表する機会を作り、クラスの友達と共有できるようにする。生活の中で仲間とのつながりを感じながら、一緒に過ごす楽しさや自分たちで遊びを進める楽しさを味わえるようにする。クラスのために自分のできることをすすんで行うなど、園生活の仕方がわかり、自分たちで生活を作っていこうと自信を持って行動できるよう援助していく。

・クラスのみんなと一緒に遊びや生活をする中で、自分を出せるようになってきている。クラスの友達やほかのクラスの友達、やりたい遊びや活動で出会うさまざまな友達と一緒に、集団の中でいろいろな経験を積み重ね、遊ぶ楽しさが感じられるように声をかけ、記録に残す。

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