【2022年度版】1月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>
掲載日:2023/01/04

幼稚園の1月の月案指導計画(月案)、5歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2023年冬号ふろく「2022年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・2学期に経験した遊びや冬休みに経験したことを友達との遊びに取り入れ、自分の経験を言葉で伝えながら、友達と一緒に遊びを進めていく様子が見られる。【社会生活との関わり】【言葉による伝え合い】
・カルタやすごろくなどの正月遊びを通して文字や数に興味を持ち、友達と一緒にくり返し楽しむ姿が見られる。【数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚】
今月のねらい
・遊びの中で自分なりの課題を持ち、くり返し取り組んでやり遂げていき、さらに次の課題を持つようになる。
・冬の自然現象に関心を持ち、発見したり、友達と一緒に試したりすることを楽しむ。
クラス作りのポイント
・正月遊びをきっかけに、数や文字への興味を広げ、身近な環境の中にある数字や文字の役割に気づいたり、友達との遊びに取り入れたりすることができるよう、子どもたちの興味をもとに、数量や図形、標識や文字などに関する学級の環境を整えておく。
・遊びの中で、一人ひとりが自分なりの課題を持って取り組む姿を把握し、くり返し挑戦する姿を認めていく。また、友達の取り組みを支えるまわりの子どもたちの姿を学級全体に広めながら、個々の挑戦と学級全体の意識をつなげ、それぞれの子どもが課題をやり遂げた喜びに学級のみんなで共感できるようにしていく。