【自然遊び】鮮やかな緑に!ワカメの色変化!〜素材/生ワカメ〜
使う素材は…「生ワカメ 」です。
エピソード
私が住んでいる鎌倉では、3月頃になると漁師さんたちが、ワカメの収穫をします。
取りたての生のワカメは茶褐色。
そのワカメを大鍋に沸かした熱湯にざぶんと浸けると、鮮やかな緑色にパッと変わります!
漁師さんたちはこのワカメを干して、乾燥ワカメにして販売しています。
今回は、分けていただいたワカメを使って、色変化の実験をしてみました。
茹で立てのワカメがまた、美味しいんですよ…!
生ワカメはスーパーや鮮魚店などで入手可能です。
ぜひ探してみてください。
材料
生ワカメ
使うもの
・ナイフやキッチンばさみ
・鍋
・水
・トングや菜箸
遊び方
1. これが、ワカメの全体像です!折り畳んでありますが、一番下が根っこ、その上がメカブ、その上にいつもワカメとして売られている葉の部分があります。
2. 根っこを取り外し、メカブとワカメに分けました。
3. お湯を沸かして、メカブから茹でていきます。
4. 半分お湯に浸けると…
浸けた部分だけ、鮮やかな緑に!
5. 全体をお湯にボチャン!
美味しそうな緑に変化しました!
6. 次は、ワカメの部分を茹でていきます。
7. こちらも先端からお湯に浸けてみました。
メカブと同様、浸けた部分が緑色に!
8. 色が変わったら、お湯からあげましょう。
9. お湯からあげたメカブとワカメです。
触ってみても、違いがありますよ。
メカブはヌメヌメ、ワカメはツルツルとしています。
ポイント!
ワカメの色が加熱すると変化するのは、ワカメの持っている赤い色素(フコキサンチン)が、熱によって橙色に変化し、緑の色素(クロロフィル)の色が現れるためです。
実験に使ったワカメとメカブは、そのまま食べても美味しいです。
お醤油につけたり、お味噌汁に入れるのもオススメです。
また、カリカリの状態になるまで干した茹でワカメは、市販されている「乾燥ワカメ」同様に保存することができます。