シダーローズ(まつぼっくり)をさがしてみよう!〜秋冬にたのしむ戸外遊び、自然遊び〜
まつぼっくりのようで、まつぼっくりではない…?でもやっぱりまつぼっくりのような…
気になるその正体について、観察&調べてみました。
見つけた場所
今回は、こんな木の下で見つけました。
木の下にはバラバラと、花びらのようなマイタケのような、まつぼっくりの片鱗がたくさん。
まつぼっくりも落ちていたのですが、こんなに大きくて立派…!
まつぼっくりと、片鱗と、バラのような形をした自然物(シダーローズ?)が落ちていることを考えると、まつぼっくりが分解されたのかな…?
観察してみる
まつぼっくりが、ちょうど自然とボロボロくずれている様子を見ることができました。
バラのような形をした自然物は、このまつぼっくりの先端の一部分のようです。
まつぼっくりの先端。
まつぼっくりの軸の部分。
なるほど…こうなっているのか…!
植物のふしぎや自然のすごさのようなものを感じます。
調べてみた
調べてみると、このバラのような形をした自然物は「ヒマラヤ杉」のまつぼっくりの一部で、バラの花のように見えることから「シダーローズ」と呼ばれているようです。
まつぼっくりが成熟して、種を落とした後にパラパラと鱗片が散っていき、このシダーローズも地面に落ちるのだそう。
ちなみに今回は2月に見つけましたが、12月〜1月が拾いやすい時期のようです。
(参考文献: http://www.forest-akita.jp/data/2017-jumoku/101-himaraya/himaraya.html)
シダーローズを目の前に子どもたちは…
・とにかく拾い集める
・くずれる(分かれる)様子を観察する、試してみる
・軸の部分を剣に見立てて戦いごっこ
などして楽しんでいました。
身近な秋の自然、まだまだ知らないことが多くありそうです。