2つの棒を子どもに手渡してみたら、どうなる?〜「11」周年に寄せてのスタッフトーク〜
「11」にちなんで、2つの棒をつかって楽しめる遊びを考えてみたらどうだろう?というアイデアが出てきました。
それならば子どもに「11」を手渡してみよう!という話になり、実際に試してみた様子をレポートしたいと思います…!
いろいろな、2つの棒を子どもに手渡してみたら…
こちらは、1才の双子姉妹。
手渡したのは、「廃材の木の棒」。
それぞれに手渡してみると…頭をコンコン。
一人が棒を取り…
泣く(笑)。
両手で逆さに持って、床にトントン。
足にもチョンチョン。
5分程度で興味は他へと移ったのでした。
続いて、こちらは3才女の子。
手渡したのは、「2本のモール」。
いろんな遊びが生まれたのですが、そのなかから「おやすみからおはようごっこ」「夜と朝の対決」をご紹介したいと思います。
おやすみからおはようごっこ
何かできないかモールをいじっているうちに、青い星が完成(大人作)。
「よる」と名付けられる。
“朝”もつくって、とのことで赤いモールを丸めて太陽らしきものを作って渡す。
子ども:(星を手で持ちながら)「よる よー おやすみ。」
大人:「おやすみ、ぐう」
子ども:太陽を手にとって「ピピピピ、あさ です。あさ です。」
大人:「ふわああ、おはよー」
この、ずっとあいさつをし続ける、おやすみからおはようごっこは定期的に開催されています。
夜と朝の対決
段ボールの傾斜を利用した、夜と朝のすべりだい。
そのうち、対決に。
夜、負ける。
この後、玩具のパーツと決勝戦まで続いたのでした。
さて、続いては5才の女の子。
手渡したのは「2本のラップの芯」。
てんぐ!
ひげ。
かみのけ。
ただのさんかく。
ただのばつ。
たいこ。
のる。
そしてその後は、のって、進む…!
と、まるでモノボケのようにどんどん出てくる…!
ここで紹介しているのは実際に出てきた遊びのほんの一部なのですが、今回ご紹介するのはここまで。
さて、さいごは6才男の子。
手渡したのは、「ストロー2本」。
すると、はさみが登場。
それぞれのストローに切り込みを入れます。
1本は少しだけ。
もう1本は、さいごまで切り込みを入れました。
1つのストローのなかに、もう1つのストローを差し込んで…
(実際にやりながら、差し込めるかどうか確認)
「いっぽんだとおもったら…」
「2ほんでしたー!」
という“まほうてじな”が生まれたのでした。
ということで、特にオチはないのですが…
「11周年」→「11」→「2つの棒」というところから、実際に子どもたちと遊んでみたら、色々とたのしかった私たちです。
変わりゆく状況や溢れる情報のなかで、「何が正しいか」「どうあるべきか」を考えることはもちろん大事だけれど、それらに捉われすぎることなく、これからもこんな風に、“子どもの隣”で、“あそび心”を携えながら、楽しく、しっかりと、12年目の一歩も踏み出していきたいと思っています。
これからのHoiClueも、どうぞよろしくお願いします。
よければぜひ、こちらも読んでいただけたらうれしいです。
これまでの「ありがとう」とこれからも「よろしくお願いします」の気持ちを込めて…!
12年目の「ありがとう!」&「よろしくおねがいします!」〜8月8日 ほいくるの日に寄せて〜
2021年は、サイトを公開して11周年。
また気持ちを新たに、“20年”に向けた一歩を踏み出していきたいと思っています。
11年のあれこれを振り返りながら、HoiClue12年目の抱負をお届けします!