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こどもの目線で、見つめてみよう〜リトルプレス『こどもこなた』より ながしまひろみさん「みずあそび」ほか〜

タケハラ マサコ
掲載日:2021/07/19
こどもの目線で、見つめてみよう〜リトルプレス『こどもこなた』より ながしまひろみさん「みずあそび」ほか〜

こんにちは、HoiClue編集部タケハラです。

雨が多いとお日さまが恋しく、ジリジリうだるような暑さが続いては雨を求めて…
堂々巡りになりがちですがが、梅雨が明け、やっぱりカンカン照る太陽と青空を見上げると気持ちが明るくなります。

前回、2020年11月にHoiClueが制作・発行したリトルプレス『こどもこなた』について紹介させていただきました。(記事はこちら
右表紙、左表紙、どちらから開いても楽しめる、そんなちょっとした遊びゴコロを込めた『こどもこなた』。
今回は、左開きからはじまる子どもたちの世界をご案内します。
是非ご一緒に、のぞいてみてください。

 

HoiClue初のリトルプレス『こどもこなた』とは

『こどもこなた』

制作・発行/こども法人キッズカラー
サイズ・ページ/B5判 32ページ
価格/1,320円

ご購入はこちら

【内容】

・まぁいっか暮らしは、子ども日和。〜りんごの木子どもクラブ 柴田愛子さん ロングインタビュー

・こどもと一緒に出会いたい(インタビュー/絵本作家tupera tuperaさん、プレイワーカー関戸博樹さん ほか)

・のぞいてみよう、彼らの世界。
 コドモコトノハ「もうすぐっていつ?」(コラム/保育者 青山誠さん)
 カメラを持って出かけてみたら(写真/「うみのこ」のこどもたち)
 あそび跡(写真・文/雨宮みなみ)

・コドモガラクタラボ〜こどもの“やってみたい!”をたのしむ場所

・あのひとのことば(インタビュー/汐見稔幸さん、大豆生田啓友さん ほか)

・こどもから生まれたあそび(工作アーティスト吉田麻理子さん)

・子どもと、絵本と、そこにいる大人と。ー 福音館書店「こどものとも」編集長 関根里江さん✕HoiClue代表 雨宮みなみ対談ー

・みずあそび(描き下ろしまんが 作/ながしまひろみさん)

『こどもこなた』は、右表紙から開いて読み始めることも、左表紙から開いて楽しむこともできるようにつくりました。

子どもを一つの方向から見るのではなく、私たち大人が自由にやわらかに様々な角度から見つめたり感じたりできるようになれたらいいなぁ…

そんな思いがベースとなって、右から、左から、それぞれ違う角度の企画で、子どもへアプローチすることにしたのです。

右からはじまるコンテンツのテーマは「こどもの世界を、のぞいてみよう」。
左からはじまるコンテンツのテーマは「こどもの目線で、見つめてみよう」。


2つのテーマ、似ているようで…実はちょっとちがうんですよ。

「こどもの世界を、のぞいてみよう」は、私たちが“大人”として、どんなふうにしたら子どもの世界に近づき、彼らが見ているものや感じていることを共にできるか、を意識してみました。


『こどもこなた』右開きはじまりより

左開きから始まる「こどもの目線で、見つめてみよう」のコンテンツで軸にしたのは、私たち大人が、自分が子どもだったときの記憶や感覚をたどりながら、子どもの視点(見方)に近づいて、ものごとを見つめてみる、感じてみること。

端的にいうと、一度自分自身も子どもに戻ってみる…!ような感覚を、大切にしました。


『こどもこなた』左開き はじまりより


左開きの巻頭は、人気イラストレーターながしまひろみさんのオリジナルマンガ

左表紙を開いて最初に始まるのは、マンガ「みずあそび」。
イラストレーター・マンガ家としてご活躍中のながしまひろみさんが描き下ろしてくれました。

子どもを主人公にしたまんがを数多く描かれている、ながしまさん。
読んでいると、自分自身の子どもの頃のできごとや、心の奥底に刻まれているワクワクドキドキ、喜びや切なさといった当時の気持ちが、ふっとよみがえってきます。


「みずあそび」(作:ながしまひろみ)

「みずあそび」に登場するのは、大人の「じゅんちゃん」と、小さな女の子「めいちゃん」。
夏のある日、手をつないで歩いていると、めいちゃんが突然、じゅんちゃんに言いました。

「みずのおしろ つくりたい」

水のお城?
水は固まらないし、氷にしても溶けちゃうし。
冷静に考えてみても、“お城”は難しい…。

でも、めいちゃんはいうのです。

「みずのおしろ つくろうよ〜」

めいちゃん、そしてじゅんちゃん。
果たして“みずのおしろ”つくれるのでしょうか…?

私たち大人に、子どもの心を思い出させてくれる。
というよりもむしろ、“子どもとおんなじになってみる”感覚に気づかせてくれる。
そんなながしまさんの「みずあそび」、ぜひお楽しみいただきたいです!

ほかにも、HoiClueでも連載中の工作アーティスト・吉田麻理子さんが紹介する「子どもから生まれた遊び」や、福音館書店「こどものとも」編集長・関根里江さんとHoiClue編集長・アメミヤとの対談「子どもと、絵本と、そこにいる大人と。」など、さまざまな企画をご用意しました。


子どもと、絵本と、そこにいる大人と。ー 福音館書店「こどものとも」編集長 関根里江さん✕HoiClue代表 雨宮みなみ対談ー

自分が子どもの頃に読んだ絵本を、あの頃の自分と同じようにキラキラしたまなざしで楽しむ今の子どもたちの姿を目の当たりにしたとき、絵本のもつチカラに感動することがあります。

関根さんは、人間としての土台が形成される子ども時代に出会う絵本の役割や、記憶に残る作品を生み出していく作り手のみなさんの仕事や思いについて、たっぷりと語ってくださいました。

***

…まだまだ、『こどもこなた』には思わずみなさんにご紹介したくなってしまうおすすめの内容がいっぱい…!
なのですが、このあたりにしておこうと思います(苦笑)。

お付き合いいただき、どうもありがとうございました。

ちょっとした時間に、ふと手にとって、自分の中の“子ども性”を感じてみたり、子どもたちの世界をのぞいたり想像してみたり。
気が向いた時にパラパラと開いて、子どもを感じるきっかけになってくれたら。

これからも『こどもこなた』が、みなさんにとってそんな一冊であれたら、うれしいです。



最後に…ちょっとお伝えしたいこと。

『こどもこなた』は全32ページ、価格は1,320円のリトルプレス。
お値段としては、少々高い印象を受ける方もいるかもしれません…。

この本は、企画編集からデザイン、印刷、みなさんのもとにお届けする発送作業まで、ほいくるサイトの運営と並行し、数少ないほいくるスタッフで行なっています。

自費出版、数量限定でつくりお届けしているため、どうしても一冊あたりの単価が高くなってしまいましたが、拙い部分がありながらも、遊び心を持ち、心を込めてつくりました。

10周年を迎えたほいくるとともに、『こどもこなた』も末長く、みなさんの側に置いていただけたら幸せです。


HoiClueオンラインストアで販売中!

ほいくるストアからお求めいただけます。
良かったらぜひ、のぞいてみてくださいね。

『こどもこなた』ご購入はこちら

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