第8話 卒園式〜『がんばれ！パオ子先生』みんなでつくっていくマンガ連載〜

絵本『くまのがっこう』などの作者である絵本作家・あいはらひろゆきさんと、画家のちゅうがんじたかむさんによる絵本ユニット「たあ先生」が贈る、“みんなでつくっていくマンガ企画”連載『がんばれ！パオ子先生』！

第8話は「卒園式」。
さて、今回のパオ子先生は…？

Contents

主人公のパオ子先生って…？

パオ子先生

22歳独身。おっちょこちょい。情にもろくて、さびしがり屋。
子どものことなら自分のことを放ってでも世話を焼く、熱い保育士。
恋多き乙女で、イケメンに片思いをして何度も痛い目にあっている。
好きな食べ物はバナナ。

第8話「卒園式」

みんなのエピソード募集中

『がんばれ！パオ子先生』は、みなさんから寄せられたエピソードをもとに、たあ先生（あいはらひろゆきさん＆ちゅうがんじたかむさん）といっしょにつくっていくマンガ。

第8話は、ユーザーさんからのこんなエピソードから、アイデアをいただきました。

わたしが1年目のときに年長の担任をしていた時のことです。
いよいよ明日が卒園式。最後のクラスだよりも完成してもうあとは見送るだけ。だけどなんだか少しかぜっぽい。一応病院に行くことに。
そこで病院に行くとインフルエンザの検査を受けることになり、まさかの結果が。
「インフルエンザですね」と、言われその診察室で号泣。明日初めて担任した子たちを送り出す卒園式なのに。

急いで園長先生に「明日式だけでも出たらダメですか？」と泣きながらの電話。もちろん「ダメ」と言われ、とことん落ち込んだ。自分の体調管理の悪さが原因で最後に見送れないなんて苦しすぎて悔しすぎてひたすら泣いた。

卒園式当日、具合が悪くても時計を見て「今式がはじまったかな…」とウズウズして全然寝れない。
そんな時ピンポーンと家のチャイムが鳴った。
先生たちみんなが私の家の前にいた。
「月曜日もう一度卒園式にしよう！」って先生方が手を振って笑ってる。そしてポストの中には子どもたちからの手紙。
「げつようび10時から卒園式をします。」涙が止まらなかった。

自分のせいでたくさんの人に迷惑をかけたのに、こんなにもたくさんの人が私のために考えて卒園式をもう一度してくれるなんて。こんな幸せなことはなかった。1年目の卒園式は一生忘れない。
（ちぃ先生からのエピソード）

ちぃ先生、どうもありがとうございました！

こんなふうに、子どもたちとのこと、保護者とのこと、保育者同士のこと、小さな笑い話から、想いのあるストーリーまで、パオ子先生の毎日につながるようなエピソードを募集しています。
保育者さんだけでなく、学生さんや保護者のみなさんからもぜひ！

お気軽に、こちらのフォームからお寄せください♪
また、ご意見・感想もお待ちしています！

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