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手形・足形のカラフルアート 〜第1回 手の花、咲いた!~

新 幼児と保育
掲載日:2020/06/16
手形・足形のカラフルアート 〜第1回 手の花、咲いた!~

どんどん大きくなる時期だからこそ残したいのが、小さな手と足のスタンプです。
一人ひとり表情の異なるかわいらしい「あと」を、クラス分集めてダイナミックに飾りましょう。
小さく名前を書いておけば、台紙に貼って持ち帰ることもでき、ちょっとしたプレゼントにもなります。

第1回は「手の花、咲いた!」
かわいらしい手形の花が、花火のように咲きました。色や並べ方によって、葉っぱになったり、鳥やチョウになったり。
さまざまにアレンジするといっそう楽しめます。

(この記事は、増刊『0・1・2歳児の保育』2018夏 に掲載されたものです)

プラン・制作 天野耕太・季子

 
材料

・アクリル絵の具(ポスターカラーでも可)
・ストロー
・色画用紙
・台紙


使うもの

・バット
・はさみ
・セロハンテープ
・のり


作り方

1、大きめのバットに、しま模様に絵の具を出しておく。
上と下に暗い色、中間に明るい色のしま模様にすると色が混ざるのに時間がかかり、スタンプの色にさまざまなニュアンスが出る。
(今回の作品にはアクリル絵の具を使っているが、ポスターカラーなどでもよい。)

2、手に絵の具をつけて色画用紙に。
すぐに手を離さず、ゆっくりスタンプをすると細部まできれいに写る。

3、 手形を切り取り、花の形になるように並べて貼る。
茎は、ストローをテープで貼る。
葉っぱは、手形の緑色の部分を切り取って作る。

できあがり!



ポイント

手形の色にニュアンスが出るように、バットに絵の具を出すときはしま模様になるようにする。


教えてくれた人

天野 耕太さん・季子さん
耕太さんはスペインで曲芸を学び、日本全国をパフォーマーとして巡業する。
季子さんは美大で彫刻を学んだのち、現在は新潟県内の美術館で学芸員として勤務。
ふたりの著書『子どもと飾る 保育室アート 春夏秋冬』(小学館)好評発売中!



文/清水洋美 撮影/茶山 浩


この記事の出典  『新 幼児と保育』について

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