【自然遊び】てんとう虫の羽化を観察してみよう!〜幼虫からサナギ、羽化まで〜
今回の主役は…「てんとう虫のサナギ」です。
エピソード
最近の娘の日課は、 近所の広場のてんとう虫の群れを観察することです。
先日、サナギを見ながら「サナギからてんとう虫が出てくるところが見たいな…!」と。
お〜、確かに。どうやって出てくるんだろうね?
そこで「サナギになりそうな幼虫」を見つけて持ち帰ったところ、無事サナギになりました。
そちらの羽化はまだなのですが…
もう一匹、サナギの状態で一緒に持ち帰ったてんとう虫は、無事に羽化!
ということで、てんとう虫の幼虫→サナギ→ 羽化の様子を写真でお伝えします!
材料
・サナギになりそうなてんとう虫の幼虫
または
・てんとう虫のサナギ
使うもの
・虫かご
・段ボール
・テープ
遊び方
1. 葉っぱの上で丸まり、動かなくなっている幼虫を発見。
これが「サナギになりそうな幼虫」です。
ここから観察することもできます。
2. 葉っぱが乾燥して丸まるのを防ぐため、 虫かごに入れた段ボールにテープで、葉っぱの周りを固定します。
3. しばらく置いておくと…幼虫の時の皮を脱ぎ捨て、 鮮やかな黄色のサナギが現れます!
美しい!
4. だんだん黄色一色のサナギに、模様が現れ…
5. オレンジと黒の模様になります。
この状態のものが、野外で一番見つけやすいです。
このようなサナギを葉っぱごと見つけてきて、2. のように段ボールに固定して観察するのが、一番簡単な方法です。
6. サナギの状態で一週間経つと…てんとう虫の成虫が出てきます。
なんと、最初は「黄色」!
(※こちらは、虫博士の友人の写真をお借りしました)
7. だんだんと、オレンジ色に変化してきます。
8. 羽が固まると、活動を始めます。
このあたりで逃がしてやりました。
いつも見かける「赤い」てんとう虫と比べると、色が違いますね!
ポイント!
てんとう虫は幼虫も成虫もエサは「アブラムシ」。
継続的なエサの提供が難しい場合は、羽化のあと放してあげましょう。